新・スパロボ学園 超外伝 ~騎士ガンダム SEED (4)~

やっと4話が整ったので掲載します
前回、ここまで書こうと思ってたんですな
我ながら半分こして良かった

いやぁ、自分が発起人なんだけど、他の皆様がせっかく創ってくださった設定も使うとなると、意外と大変ですなw
でもこれは、非常に良い意味でなんです
自分一人の妄想でやってるより、他の方が出してくださった話があると、幅を付けることができて助かるんです
おかげで設定で困ってたとこ、大分整理できたんですわ

しかし・・・こんなんで良かったッスか、YF-19Kさん


☆あらすじ☆
私立スパロボ学園
それは、スパロボに存在するあらゆるキャラクターが、学園生活という舞台を通じて、好き勝手するための空間である!


スパロボ学園高等部所属、神名綾人の風邪によって起きた時空の乱れにより、騎士ガンダムの世界に存在するはずの無い、『SEED』の時代が生まれてしまった
厄災をもたらすという"天を焼く剣"を巡り、様々な思惑が錯綜する中、スパロボ学園組とアスランは邂逅し合い、互いの意向を確認し合う。そして・・・


スパロボ学園組が、ユウブレンとヒメブレンの博打で飛んだ場所
それはオーブ王国にほど近い森の中であった
どうしてそうなったのか
オーブ周辺が諸島で構成されている、というのはこちらの世界でも同じであったことから、オーブをイメージした二人の感覚を受けとったブレンが、この場所を選んだようである

その森の中で茶を沸かすロウと、彼に拾ってもらったマジンガーZ(@甲児)達は、互いのことを何となく話し合っていた
ちなみに、このロウは学園にいるロウでは無いらしい
ついでに言うと、なんで学園組が最初ロウに気づかなかったかというと、学園のロウは本業(ジャンク屋)に熱中するあまり、学園にほとんど来やがらないので、影が薄いんである。説明終わり
「"天を焼く剣"の情報探しに、オーブへねぇ」
そう言うロウの言葉には、妙にやる気の無さが漂っていた
「まぁ確かに、ドンパチやってる三国の中じゃ、一番マトモッちゃマトモだけど、あんまりお薦めできないねぇ」
「・・・なんで?」
ドラグナー エイス(@ケーン)の返答に、ロウはやや面倒くさそうな目をし、ふうと深いため息をついた
「それもこれも、あそこの王女さ。中立だー、中立だーってウルサく言って、それ以上何もしようとしやがらねぇ。おかげで初っ端から戦争しても無いのに、結果的に巻き込まれてるって感じだぜ、あそこは」
それを聞いて、その場のスパロボ学園組は全員
(ああ、カガリのことだ)
(カガリらしいよね)
(カガリだから仕方ないか)

と、一斉に考えていた
そんなこともは露とも知らないロウは、続けざまに愚痴をこぼすように言う
「そんで、騎士修業に出されてた、っていう弟が一年前だかに帰ってきたらしいんだが、これがまた腕と口は立つけど上から目線で、しかも仕事したがらないんで頼りなくてな・・・」
それを聞いて、その場のスパロボ学園組は全員
(キラのことか)
(キラだね、どう聞いても)
(どこ行っても、どうしようもねぇ姉弟だなオイ)

と、一斉に考えていた
そしてそう思うと、確かにロウの気持ちも分からなくはなく、彼と一緒にため息を吐いてしまう自分たちに気づいたのであった
「ま、そんなこんなだからさ、いろいろと独自に動いてる連中もいるわけ。俺達ジャンク屋連合もそうさ。国に頼らずにどうにかできないか、ってワケよ」
そのためのアイテムがこれ、とロウは手元にあった剣をこれ見よがしに見せつける
「へぇ、なかなかの日本刀じゃないか。この世界には不似合いだが」
「おっ?おたくニホントウ知ってんの。最近打ち直したばっかりの、新品同様の得物さ」
相当の代物だなとそれを見やるゲッター(@ゲッターチーム)に、通だねぇと言うようにロウはにやりと笑う
「コイツは聖剣アストレイの一つ、"朱"のレッドフレーム」
そう言ってロウが刀を天にかざすと、なんとロウが武者ガンタムっぽい姿に変身したでは無いか!
「うわ!?お兄さん、コーディ族だったの?」
「いんや。これがこの剣の力のうち一つで、MS族に変身できるんだ。すげぇだろ」
妙に喜々としているのが、実にロウらしくはある
「凄いですね・・・ええと、聖剣アストレイ?」
「それについては、私がお話ししましょう」
ひょいっと顔を出してきたリーアムが、マジンガーZの持っていた歴史書を拝借し、ここここ、とページを開いて解説を始めた

かつて"天を焼く剣"を封じるため、天より来たる"白きもの"は
全てを終えた後、その身を朱・蒼・碧・金・幻の、五つの刀の形に分け姿を消した
これを受け取ったのは、後にオーブ王国を成す五氏族の先祖達
彼らはこれを自氏族の秘宝とし、象徴としてへリオポリス神殿へと封印して、後の時に備えることとした


以前の伝説に書かれていた「天からの光」とは、何者かの姿を象徴した物だったらしい、こいうことが、ここで明らかになった
「でもそいつ、なんでバラバラの剣になるなんて、そんな面倒くさいことしたんだろう?」
「そうだよね。そのままでいてくれたら、すぐにでも起きてもらえるのに」
ニルヴァーシュ(@レントン)とエウレカは、単純な思考でそう言ったのだが、リーアムは「とんでもない!」と大慌てな顔をした
「よく考えて下さい。危険なものと謳われている"天を焼く剣"を、封じることができてしまう"白きもの"が、そのまま存在したら・・・怖くないですか?
強大な物を、より強大な力で押さえつけた後の矛盾を、"白きもの"は充分自覚していたのだろう。しかし、自身を消滅させてしまえば、"天を焼く剣"に対抗する力も失われる
この大いなる矛盾のループに対する答えが、このような封印という結果だったのだろう、というのが、彼女の師匠の解読結果だという
「それにどうも"白きもの"は、別に善人というわけでも無いらしいんです」
それが証拠に、このアストレイシリーズは聖剣と言われながら、実際は単純な方向性の無い力の塊であり、預けられた者の方向性で如何様にもなりかねない、意外と困った代物という一面があるのだ
「とはいえ、コイツが揃えば、その"白きもの"が呼び出せる、ってのは確からしい」
だからロウ達ジャンク屋連合は、オーブ王国サハク家の思惑を重々承知しつつ、この剣のいくつかの行方を追っているのだ
「見ての通り"朱"は俺が、"蒼"は劾の野郎が持ってる。"金"はサハク家のお偉いさんが持ってるらしいがね」
"碧"に関してはサハク家でも行方が知れず、ロウの目下の目的はこれの探索なのだそうだ
「劾・・・"叢雲劾"、か」
ふとそう呟いたゲッター2の言葉に、ロウは驚いたような目を向ける
「知ってんのか?」
「ああ。と言っても知ってるのは、俺達の世界に居る劾だがな」
学園のロウと違って、劾はその実力もあって学園でも目立つ存在であった。特にゲッターチームは、スパロボWで競演したこともあり、互いをよく知る立場である
「ふーん。じゃぁ、アイツのスカしたところは、説明しなくてもわかるか」
その劾はというと、"白きもの"を呼び出す本来の方法が失われたため、その方策を探る依頼を受けて動いている、という話を聞いたという
「ま、そんなこんなんで、俺達も手をこまねいてるわけじゃないのさ」
なるほどね、とキングゲイナー(@ゲイナー)は頷いた後、気になることがあると言って発言を続けた
「それで、例の二人・・・というか二機?はどこに居るんです」
それはスターゲイザーに情報通として教えられている、あのメガゼータとGXのことだ
「うーん、具体的に今何処かはわからねぇな」
アイツらは奔放で、ジャンク屋連合でも扱いに困ってるんだよ、とロウは苦笑した
「とはいえ、特に古代のお宝を探すのにおいては、俺の知る中では天下一品だね
だからアイツらは実は、俺達の中でも重要任務に就いてるんだよ、とロウは先ほどの苦笑を覆い隠すほど、嬉しそうに笑った
「まぁ、と言うわけだからさぁ」
彼はそう言うと、がばっとバルキリー(@アルト)やアクエリオン(@あの三人)の肩を抱きこんだ
「オーブなんか放っておいて、俺らと組まねぇか?」
ほえ?とキョトンとしているのは、言われたスパロボ学園組の方だ
「よく考えてみろよ。アンタらが欲しい情報に関しては、俺達の方が何倍も知っている上、今でもそいつを追ってる。しかも、それでだって、正直人手が足りないぐらいさ」
同じ物を探す者同士、力を合わせないかと言うことらしい
「それで?ただ働きをさせるために、誘いをかけてるわけじゃないんだろう」
こういう場面で現金なブラスタ(@クロウ)は、ロウの思惑を探るようにそう声をかける
「もちろん、これは交渉ごとさ。俺だってその辺は弁えてる」
だが、実際の交渉話を前にして、尻凄みしているのはリーアムである
「・・・ちょ、ちょっとロウ。プロフェッサーとかに相談も無しで、どんどん話進めていいの?」
「いや、この判断においては、ロウは正しい」
キッパリと言い切ったのは、それまで情勢を見守っていたような魔導書"8"である
「ほえ?魔導書さんは、純粋に人手が増えるのが嬉しいのか、それとも俺達を高く評価して下さってるのか、どっちなんだ?」
「それはもちろん後者だ」
アシュセイバー(@アクセル)の的を得た質問に、それでも"8"はすらりと返答する
「君らの事情を聞く限り、派遣責任者はこちらに干渉する人数を、最小限に絞った。そうしておきながら最大効率を期待している。それは即ち、君達がその学校の中でも一騎当千であり、そう言った類の実力者だ、と言う裏返しだ。今我々は、切迫した状況に正直焦っているのが実情と言える。その中で、力を持つ者と協力し合えるのは、これ以上に無い安心感に繋がる」
正直、ビアン校長の選出に疑念を抱いていた一同だったが、"8"に言われるとなるほどそういうことか、そう言う見方もあるのか、と言う気持ちになるから不思議である
「でも、"8"が言うんなら、そいうことなんだろうな」
ドラグナー トレス(@ライト)が思っているのは、他のメンバーも一緒のことだ
「ほう?と言うことは、私もそちらの世界に居るのか」
「ああ。たまーに現れては、鋭いことをばしっと言って去っていくよ」
前述したとおりロウがアレなんで、"8"も自ずと影が薄かったりする
「でだ。もちろん、俺だってアンタらにただで働いて欲しい、なんて思っちゃいない」
代わりにと言うわけでは無いが、とロウは前置きをした上で
ジャンク屋連合は、スパロボ学園組が探している人物とおぼしき特徴を持つ者の情報を、出来る限り提供しようと持ちかけた
とはいえ彼らが、どのような形でこのリオン・カージに紛れ込み、困惑しているかは不明である
逆に言えばつい最近になって、態度がころりと変わったりだとか、そんな不審な行動を取っていることも考えられるので、それが特徴と言えるかも知れない
「条件としては悪くない。では我らは、何を探せば良いのだ?」
アクエリオンの中のシリウスがそう言う。考えられるのは、彼らの手伝いをして刀を探すことだろうか
「ま、それが出てくりゃ御の字だけど。俺としてはこのまま、"天を焼く剣"を探して欲しいんだよ・・・出来る限り、派手にね」
ロウは別に、スパロボ学園組なら"天を焼く剣"を簡単に見つけられる、と思って言っているのでは無い。むしろ見つからないに越したことは無い
しかし、特にアーク王国がアレを探しているのも、また事実である
「そこに、認識不能のアンタ達だ。アーク王国もプラントの連中も、優先してアンタらを狙ってくるだろうね」
相手の目的どころか、正体も分からない者達が、その辺をウロウロしているのは両陣営共に気味が悪いだろう
「そこで!アンタらが正しく"天を焼く剣"に辿り着く必要は無い。とにかく探しているように振る舞って、あっちこっちに出張って欲しいんだ。その間に俺らは、聖剣アストレイを集めるって寸法だ」
要するに囮・攪乱部隊として動いて欲しい、というのだ。その辺りは"8"の考えよりも、ロウの野性的な感から思いついた案である
「おいおい、結構無茶苦茶言ってないか?」
戦いの矢面に立たされる俺らの身にもなれよ、というような口調なドラグナー デュオ(@タップ)
「もちろん、補給の面でもバックアップはさせてもらうさ」
休憩場所については、これを見せれば良いさ、とロウは割り符を彼らに差し出した

ジャンク屋連合の割り符
各地に存在する、ジャンク屋連合同士の繋がりを示す証
この割り符を持っている者は、無二の仲間として認識される


「そうは言っても・・・」
アクエリオンの中のシルヴィアは心配そうだが、シリウスと隼人の方は大分納得したようだった
「なるほど、そのように名と体を売り出せば、こちらに飛ばされた者達の耳に入り、邂逅が早くなると言う効果も期待できよう」
「やや博打気味だが、一石二鳥ではあるな」
んじゃ、とロウは手を差し出した
「契約成立!ってね」
その頃オーブ王宮・・・
"天を焼く剣"を探して壊してしまえば良い、と言った騎士ストライク(@キラ)であったが、実際の方策は何も話していない
「それではストライク様、一個師団を付けて探索を・・・」
どうしようかと考えていた脇から、キサカがとんでもないことを言い出したので、ストライクは慌ててそれを止めた
「ダメ、ダメですよキサカさん!それじゃ、あの二国を刺激しちゃうじゃないですか」
言い方は悪いが、彼らの目を眩まし、脇から"天を焼く剣"を掠めとるのが、ストライクの作戦なのだ。そんな目立つ行動ができるはずが無い
「ではどうなさるのです?」
ストライクはむー、と考えた
昨日の戦いをみると、オーブが一方的に攻撃を受けているわけでは無く、さらに言うならオーブも圧倒されているわけでは無い。やり合っているのはあくまで、アーク王国とプラントであって、今現在は確かにオーブは、自国への流れ弾さえ抑えられればいいのだ
ならば
「僕が一人で行きましょう」
いきなりのどストレート発言に、キサカだけで無くカガリまで仰け反って驚いた
「ストライク様、いくら何でもそれは、無謀という物です!」
「でも、僕一人がこっそり動く分には、ザラ議長もアズラエルも気づかないでしょう?」
アサギの言うことを尤もと分かりつつ、ストライクはリスクテイクの観点から、単独行動の選択を譲ろうとしない
「なるほど、その選択は結構」
彼の後ろで突然声がした
ストライクがふと後ろを振り返ると、黒い身体のガンダム族がこちらを見ている
「傭兵ガンダムルシフェル・・・?軍議に呼んだ覚えはありませんよ」
エリカの咎めるような視線を、ハイハイというようにガンダムルシフェルは受け流す
「失礼、話が漏れ聞こえちまったもんでね」
彼はそう言うと、そのままつかつかストライクの方に歩み寄っていく
「いやいや、あのストライク卿がそのような選択をされるとは。傭兵という身の上ながら、潔いお話しに心を打たれました」
半ばお世辞が入っているような口調だが、その一方で彼の目線は食い入るようにストライクを見ているようで、迫られている方のストライクはちょっと構えてしまう
「しかし卿、一つお聞きしたいことがあります」
「・・・なんでしょう?」
その時のガンダムルシフェルは、とんでもなく真剣な眼差しであった
「強大な力は、時に人の心を惑わす物です」
それはどのような時代でも、どのような世界でも、普遍の法則だ
「ではいざ卿が"天を焼く剣"を見つけたとき、それを自身で振るわないと誰に保障できましょう?」
「ガンダムルシフェル、不敬であるぞ!」
黙って聞いていたキサカであったが、さすがの内容に憤って机を叩く
だが、ストライクの方はこれまた、驚くほど冷静であった
「いいえ、ルシフェルさんの言うことは尤もです」
そう言ってストライクはキサカを落ち着かせると、今度はルシフェルの方をじっと見た後ににこやかに笑った
「ならばそれを止めてくれる人が、側に居てくれれば良いんじゃ無いのでしょうか」
「・・・ほう?」
ルシフェルはストライクの意図を分かっていたが、あちらがハッキリ言うのを待っている様子である
「エリカさん、ルシフェルさんを今回の探索のために、僕に付けていただくのは構いませんか」
言われたエリカは、ちょっと口元をぴくりとつり上がらせる
「・・・なぜ、私にお聞きに」
「あれ、サハク家で雇ったんじゃ無いのですか?」
「ですから?」
「現状のオーブの戦力、サハク家にお任せしてよろしい状態と見ました。であれば、彼一人お借りしても、皆さんで護りきれる。違いますか」
あまりの図星発言、そして足元を見た言葉である
今までに無いストライクの言動に、さしものエリカも瞬時の対応を思い浮かべることができない。ある種、完敗である
「・・・ミナ様とギナ様に、お伝えします」
わざとらしく"ヤレヤレ"という顔をしているのは、当のルシフェルの方だ
「俺の雇われ料は高いですよ」
「軍議の只見料で相殺。それでは、いけませんか」
ストライクの言葉に、ハッハッハッハとルシフェルは小気味良く笑った
「今までの態度は、能ある鷹は爪を隠す、ということでしたかな?」
「さて、どうでしょう」
この世界に於ける自分の、今までの自堕落さの償いというわけでは無いが、やれることはきちんとやるというのは、スパロボ学園生徒であるならば、必ず自覚していることであったろう
と、その時
「いやあご立派!ストライク殿、俺も付いていきますよ!!」
どこかで聞いた声が背後でしたので、ストライクが後ろを振り返ると
「おお、砲兵長のEZ-8ではないか?」
そうキサカに呼ばれた、これまたガンダム族が一人、そこに立っていたのだが、彼が近づいてきた時ストライクはドキッとして、思わず身をよじった
(ア、アマダ先生!?)
(やっぱりキラか!いやー、やっと知り合いを見つけたぜ)
それはスパロボ学園熱血体育教師のシロー・アマダ先生であった
(マリュー先生だけじゃ無く、アマダ先生もこっちに・・・?)
(なんだ、ラミアス先生も居るのかよ・・・って、ホントだ)
軍議の場をこっそり見渡したシローことEZ-8は、そこに見慣れたマリューが入るのを見てさらにホッとしたようだった
「お前達・・・さっきから手を握りしめ合って、何をしてるんだ?」
安心したのでつい、お互い握手しちゃってた二人をカガリが見咎める
「あ!いやこれは、シロ・・・いや、EZ-8さんの心意気がもう、嬉しくて!!」
「あ~、俺も頑張れちゃうなーって、あはははは」
わざとらしく笑い合う二人を、カガリをはじめとした軍議のメンバーは、薄気味悪い目で見つめている
「キ・・・いえ、ストライク卿、私も連れて行ってもらっていいかしら?」
場を見計らって、マリューも一行に加わる意を表明する
「でもマリューさんは、普通の人間族ですから、危険では」
「力は無くても、ここで戦えるつもりよ」
そう言って彼女はストライクに、自身の頭を差してアピールしてみせる
「まぁいいではないか、ストライク卿。我らだけでは、戦い一辺倒で隠密活動になりますまい。むしろ、軍師は確実に必要」
ルシフェルが言うのも道理で、一歩引いて物を冷静に見ることができる人物は、確かにこのメンバーには必要かも知れない
こうした情勢を見守っていたカガリは、仕方ないというようにため息を吐いた
「そこまで言うなら、結果を出して帰ってくるんだろうな、ストライク?」
「当たり前だよ。カガリが安心する世界を、ちゃんと取り戻してくる」
「バ・・・バカ!そこまで話を大きくしなくていいッ!」
あまりにナチュラルにストライクがそう言うので、カガリは恥ずかしいやらなにやら、態度を決めかねて慌ててしまう
「ええい、いいから馬車と軍馬のアークエンジェルを持っていけ!」
さっさと行け!と手で彼らを追い払うようにしているカガリが、逆にストライクは可愛くさえ思えて笑っていた
(これで王宮を出る口実はできた。あとは・・・)
他に飛ばされている人が居ないか探す。そして連れて還らないと行けない
(学園のみんなが心配してるだろうなぁ。でも、どうやって還ったら良いだろう)
まさかその目と鼻の先に、レントンやゲイナー達が居るなど、その時キラは全く知る由も無かった

砲兵長 EZ-8
出展・・・機動戦士ガンダム 第08小隊
機械式のキャノン砲を抱えた歩兵長
見た目通りの遠距離選手なのだが、熱くなりやすい性格で、カッとなるとつい背負った剣で突進する癖もある
中にシローの魂が入り込んだせいで、その傾向はますます強くなっている


軍馬アークエンジェル
出展・・・機動戦士ガンダムSEED
ストライク達が乗る馬車を引く牝馬
良く訓練された馬で、どんな戦闘の中でも落ち着いて行動する
時にその脚で、MS族すら蹴り飛ばす脚力の持ち主である
ドミニオンという兄弟馬が居るらしい
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テーマ : スーパーロボット大戦 - ジャンル : ゲーム

2011/06/17 00:35 | 偽騎士ガンダムSEED本編COMMENT(5)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

面白くなってきましたね

なかなかの文章量で驚きました。すごいです。ここまで書くの大変だったんじゃないでしょうか^^;
てか、EZ-8さん、砲術士は後ろにいてくださいねw

こちらも続きを書いておりますが、下界に降りるのはもうちょっとかかるかも・・・(汗
できれば前回送った稚作の感想やらがありましたら、お教えください^^

No:2913 2011/06/17 10:56 | 想鳶流 #s1IOzH.I URL [ 編集 ]

あるすさん>

ありがとうございます、いやはや、私はこの手の文言って考えるの苦手なものなので……なのに設定魔なのかなぁ(笑)

 ちと考えて見たのですがアルガス騎士団はかつてのジオン族の本拠地で“戦死”した(?)かもしれないので新たに結成されたらって考えてみました。

・騎士ネティクス

騎士アレックスの子孫、アレックスが魔術により監禁されていたので家訓により魔術も使う様になる。主に戦闘補助系が中心であり、この分野に限っては法術騎士Hi-νと肩を並べるほど。どーいう訳か攻撃呪文はまったくダメ。


・重竜騎士Ex-S

闘士ダブルゼータの子孫であり、怪力ぶりは受け継がれている。一時強化魔法により重砲撃騎士ディープストライカーとなり、ドラゴンブレイカーと呼ばれるキャノン砲を持つ。他にもGクルーザーと呼ばれる飛龍形態に変化出来る事から飛べないネティクスを乗せる事が多く、初対面でよくドラゴンと勘違いされるのが悩み。酒を飲むと大トラ状態になる、これは契約している精霊アリスの影響と思われている。


精霊アリス

Ex-Sに大いなる力を与えている謎の精霊、嫌な事あるとEx-Sを介して酒を飲み大暴れする……普段は魔導書の中にいる。


・法術騎士Hi-ν

法術士ニューの子孫、法術士の才能もあるが本人は騎士として活躍したいらしい。法術全般と魔導アイテムに詳しい。

・剣士ゼータプラスC

剣士ゼータの子孫、飛龍形態ウェイブライダーの他にも一時強化形態“ハミングバード”により驚異的な飛行能力を得る事が出来る。愛馬はペガサスⅢだが本人は自分で飛んだほうが早いと言う事で、長距離行軍や儀礼の際しか乗らない。実は動物愛護家の噂もある。


・異端騎士ガンダムMk-Ⅴ

オーガスタ砦に所属する騎士、ジオン族の力を持つ事から異端扱いされ、最近はニューディサイズ騎士団に身を寄せている。


・妖精騎士 ル.シーニュ

騎士見習いアスナ.エルマリートが聖剣ル.シーニュによりMS化した姿。その動きは幻惑させるほど早く、大型シールドを時には武器として使う事もある。装甲が薄く肉弾戦に持ちこまれると弱点も……古のジオン族から伝わるナックルバスター(キャノン砲)参考にしたメガビームランチャーを使う。

アルガス騎士団と共に行動する事になる。


外伝一家

・お題、ガンダムAGEであり得る事をあげよ。

アスナ「笑○ですか」
ジョニー「……」

主人公に死亡フラグ

アスナ「あ~~ガンダムパイロットってよく両親が死ぬか殺されますからねぇ……」←彼女の母親は危機一髪な状態になった事もある。
フォルド「フリット(最終的に祖父)とアセム(最終的に父親)がなりそうだな」
ルース「いやいや……アセムがまず死亡して祖父なったフリットがガンダムパイロットになったキオ(最終的に孫)を見届けて死ぬとか……親キャラの死でドラマを盛り上げるのも常套手段だ」←そー言えば死にましたね。
ミナ「ふむ、ウズミ氏達の最後は身内とそれに関する人物に涙を誘って、なおかつ連合を泡吹かせたからな……こちらも期待しようではないか」

フリット「……」
アセム「……可能性が大きいな」

天の声(ナレーター)「因みに実現したら恐らくシリーズ史上初になります」

フリット、アセム「「ぉい!」」


仮面のキャラ

アスナ「シリーズのお約束ですね」
ミナ「ガンダムXが“コケた”のは仮面キャラが出なかったからだと言う噂もある」
アスナ「∀もそうでしたね、あれ“眼鏡”ですよね?」

ジョニー「ただガフランの設定が出てない以上はどうもこうも見当がつかないな」
ミユ「おもっきって友軍陣営に登場するとか」
ノエル「真っ赤なつの付ジェノアスに乗ってガンダムAGEを援護するとか……」

天の声「……そんなことしたらジオンファンが暴動しますよ」

ミユ、ノエル「「……リアルに周囲が困るだけだから、それにこれでガンダム打ち切りにならない」」

マット「コエっ」

天の声「いっそのことヒロインはどうでしょう、実現したら史上初と思われます」


・ミユ.タキザワ 機動戦士ガンダム 宇宙、閃光の果てに ガンダムレガジー

一年戦争時にはサラブレット隊のオペレーターとして活躍し戦後はジャブロー基地所属になっている。オーガスタ基地にてノエルとは女の意地も絡み、オーガスタ基地所属のMSとそのパイロットらも巻き込んで模擬戦になり、更に降格処分になったフォルドやエイガーが部下になったりとしている。グリプス戦役直前は正規軍士官である。


・ノエル.アンダーソン 機動戦士ガンダム戦記 ガンダムレガジー

オデッサ作戦直前にMS特殊部隊第三小隊に配属され、MS戦術議論はお墨付きである。上官のマットからも信任されている。戦後はオーガスタ基地で少尉になり、ミユとは女の意地も絡んで模擬戦(ぶっちゃけ、MS将棋である)をした事も……その後は仲良くなったようだ。


・ルース.カッセル 機動戦士ガンダム 宇宙 閃光の果てに ガンダムレガジー

 サラブレット隊ガンダム四号機のパイロット、戦闘機パイロットからの転向組であり、熱くなるフォルドを止める役割も……一方でガンダム四号機のメガビームランチャーの安定使用が出来ない苛立ちもあり、月面軌道上でジオン軍艦隊に使用した際に外部パックの限界臨界点を突破して爆発しコクピット内部が原型をとどめない程の大破した事から戦死している。

ただしコミカライズ版の三巻ではフォルドが外部パックをもぎ取り生存、ア.バオア.クー攻略戦に挑む事になる。

(因みにルースが戦死するとジオン公国のダルシア首相をグラナダへと届ける極秘任務になる)


・マット.ヒーリィ 機動戦士ガンダム戦記 ガンダムレガジー

 MS特殊部隊第三小隊の隊長。敵MSを完全に破壊せず撤退したり、闇雲に戦闘はしないタイプ。どうも士官候補生の時に開戦前の最後の休暇にオーストラリアでの出来事が影響している。

陸戦型ジムを使用していたがWBへの補給任務の際には陸戦型ガンダムを使用し、浮遊戦車(後にアッサムと判明)を倒している。最後まで陸戦型ガンダムを使用しており、オデッサ前後はケンが率いるMS特務遊撃隊との戦闘を幾度かしており、現段階では地上でゲルググとの戦闘した唯一(?)のガンダムパイロット。戦後は除隊し、オーストラリアに移住している。その後はケンに頼まれてメイを保護する為に動いていた。

No:2914 2011/06/17 19:44 | YF-19k(kyousuke) #vOF08ZPo URL [ 編集 ]

みんなで作品作り

想鳶流さん>
いやはや、第5話まではほぼ完成して脳内にあるんですが、もしかしたらそれも半分に分けなきゃ行けないかもw
>投稿していただいたお話し
導入としてはOKと思います
少し直すかも知れませんが、近々アップさせていただきますねー
続き待ってます!

YF-19Kさん>
設定魔でも良いんじゃ無いでしょうか
でも、ここまでこっちもネタ振りしたので、劾の話や他のフレームの話は、きっとYF-19Kさんが書いてくれるものと信じています(こらこら
>アルガス騎士団の子孫
彼らの力を受け継ぐ者は、実はダブルオー編でやろうと思ってます
ただ、この時代にも居ていいと思うので、設定としてはどんどん出してください

No:2915 2011/06/18 00:44 | あるす #- URL [ 編集 ]

あるすさん>

返信どうもです。

トンデモ無いネタ振りを……サーペントテールやトロヤの話は纏めてやるしかないかな……ただミラージュはギナが死んだ方が“騎士ガンダムに登場するモンスター騎士”ぽくなるので。




No:2916 2011/06/18 23:07 | YF-19k(kyousuke) #vOF08ZPo URL [ 編集 ]

むしろそこまでやって下さいw

ワタクシみたいに文章にする必要は無いんで、場面場面だけ書いていただければ良いかと
で、剣が揃ったところで本編に合流していただければw
メガゼータとGXは"天を焼く剣"関係で動かす予定です

No:2917 2011/06/19 01:21 | あるす #- URL [ 編集 ]

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