新・スパロボ学園 超外伝 ~騎士ガンダム SEED (5)~

蒸し暑くなってきましたね、管理人です

余計な出費がでて(´・ω・`)な感じなのですが、とりあえず身体は何とかなったから・・・替えられる物でも無いし
身体のスペアなんて本当に無いですからね


MG ユニコーンガンダムは、コツコツ作ってます
しかし、パーツが凄いわ・・・
足先作るだけで10個以上使ってるよw
そのうち、作成過程を載せようかとは思ってます
だってまだ、上半身しか正しく作れてないんですもんw
さあて、第5話です
これで、SEED主人公3人の、それぞれの方向性が決まった形になります

皆さんは、キラ・アスラン・シンのどの歩みに注目されるでしょうか

あと、謎は謎として、あんまり引っ張らないで、さっぱり終わらせようかとは思ってます
だから、外伝の謎が先に本編で明らかになる、って事にもなりかねないですが、それは実際の外伝でもありがちなんで、いいかなーとは思ってます・・・
外伝やってくださってる方々には「おい」ってな感じですがw


☆あらすじ☆
私立スパロボ学園
それは、スパロボに存在するあらゆるキャラクターが、学園生活という舞台を通じて、好き勝手するための空間である!


スパロボ学園高等部所属、神名綾人の風邪によって起きた時空の乱れにより、騎士ガンダムの世界に存在するはずの無い、『SEED』の時代が生まれてしまった
オーブ王宮に飛ばされたキラ、プラント大陸に飛ばされたアスラン、そして彼らを探しに来たスパロボ学園捜索隊
それぞれの思惑が交錯する中、世界の運命をかけた探索が各所で行われていた


オーブの外れにある、孤児院ミネルバ
そこは導師であるデュランダルと、その妻であるタリアが経営している、傍目には普通の孤児院である
その庭から響く声
「えいやっ、とぉ!」
レジェンドが操っている、宙を舞う的に向かって、インパルスが懸命に木製の剣を当てて、それを叩き落としている
「頑張れ、インパルス!あと3つだよ!」
「よぉっし!」
背後の草原に座るルナザクの応援を背に、インパルスは狙い澄まして、残り三つを続けざまに地面へと叩きつけた
「すごいなぁ、インパルス。急にやる気上がっちゃって、僕の方が追い付かないよ」
予想以上のスピードで的を全滅させられてしまい、レジェンドは自分の腕も上げなければならない、とぼやいている
「インパルス、まだ続けるの?」
もう疲れたんだけど、と言うレジェンドに対して、インパルスはまだ元気いっぱいである
「あったり前だろ!俺がちゃんと修行して力を付けないと、ここを護っていけないんだから」
「む~、仕方ないなぁ。じゃぁ、新しい的を取ってくるから、ちょっと待っててよ」
ぱたぱたっと孤児院の方に駆けていく彼を見送り、インパルスはふうとため息をつきながらも、剣を振るう練習を怠らない
「・・・ねぇ、シン。新聞、見た?」
「ストライク、のことかよ」
見計らったように話かけてくるルナ。シンは素振りを止めない

こちらに跳ばされて数日してからのこと
彼らがガイアガンダムなどと邂逅した戦いについて、広報新聞が回ってきて大まかな内容を伝えてきた
そこに書かれていた世界の現状から、自分たちが置かれている状況をある程度理解した二人だが、それ以外に気になったこともあった。それが、新聞に姿を書かれていた、ストライク卿の姿であった

「アレってやっぱり、キラ・ヤマトなのかなぁ」
「分かんないよ・・・分かるわけないだろ。俺達、王宮になんか行けそうも無いし」
この世界でのインパルスとルナザクは、特定の集団に所属する兵士というわけでは無く、あくまで孤児院ミネルバ内で戦士を目指しているだけの、ちょっとだけ背伸びした一般市民であった
そんな自分たちが、政府関係者がいるであろう場所に、そう簡単に近づける立場で有るはずは無いのは、すぐに想像の付く話しだ
それに、それとなく確認した感じでは、デュランダルもタリアも"こちらの世界"の人物であり、学園とは関係が無さそうだ
だから、姿形がよく知る者であったとして、それが自分たちに所縁の有る者かどうか、判別が付くはずも無い
だいたい、この時点で行方不明者を正確に把握できているのは、多分ビアン校長だけであったろう
「なんでそんなに興味なさそうなのよ。知り合い探して、還ろうって素振りも無いし」
「・・・還ろうって、考えてない」
シンの言葉に、ルナマリアは驚いて跳ね起きた
「ど、どういう意味よそれ!?」
「っていうか、還る方法を考えるより前に、目の前の問題を解決しときたい」
そこまで言うと、インパルスは素振りを止めて考え込むような顔をした
「ここには、マユが居る・・・」
「あ・・・」
彼女は真実の意味での、シン・アスカの妹では無い。この時空が発生したことで、インパルスという存在に対して現れた者だ。だから、その彼女の生を護ると言うことが、彼にとってどれほどの意味を持つかは分からない
それでも、そこに拘りを持つ気持ちは、ルナにはよく分かる
「それに、レイだって、議長だって、グラディス艦長だっている」
それらはシン達の目の前で、無念の思いを残して死んでいった人たちだ
けれども今この場に限っては、そう言ったしがらみからは抜け出て、幸せそうに見える。それが現実世界でのいざこざに似た、妙な三つ巴の戦争で潰されるのは避けたい
「せめて、せめてでいい、ここに居るみんなが安心して生きていける、そう言う世界になるのを見届けるまでは、俺は学園に還る気になれない」
インパルスがそこまで言ったとき、孤児院の方が少し騒がしくなったのに、ルナマリアがふと気づいた
「なんだろ。議長と誰かやり合ってるみたい」
「やな感じだな。戻って様子見ようぜ」

どうやら役人らしい数名の者とやり合っていたデュランダルは、帰って行く彼らの背を見送りながら深いため息をついた
「あなた・・・」
「すまないな、タリア。だが私はこの持論が、必ず人々を幸せにできると、そいういう感覚があるのだ」
心配そうに寄り添うタリアの方を、デュランダルは申し訳なさそうに見ながら、それでも譲れない物があると言った
「人には役割がある。その役割をはじめから解明し、道を指し示す力は、コーディ族という種を生み出した時点で、既に私たちの手にあるはずなのだ。その力を使えば、無用な争いは抑えられる」
孤児院ミネルバは普通のそれと違い、ある特殊な人種を受け入れている側面があった
「そうすれば、レジェンドのような悲劇は、繰り返さなくてすむのだよ」
「導師様・・・」
心配そうに見上げるレジェンドの頭を、デュランダルは愛でるように撫でる
彼が心配していること。それはデュランダルが地方を回って探し当てた、コーディ族の"半端物"と呼ばれている子供達であった
例えば彼が例に挙げたレジェンドは、ガンダム族の再現としてはよくできているが、アーク王国から追放された
何故なら作り主が、人とガンダム族が全く半分同士再現されなければ意味が無い、などと妙な拘りを持ったのだが、レジェンドは残念ながら人間族の要素が弱いばかりか、人の姿を取ると寿命が縮むほどのストレスを感じてしまうのである
そう言った存在を憂慮していたデュランダルは、持論によって救えるであろう子を集めていた
「けれど、このままでは貴方の身の上が危ないわ」
だがその発言内容は、オーブ王国内でも少々煙たがられているようだ
「ああ、その心配はある。だから、少し控えていたつもりだったが」
持論を貫き通したは良いものの、彼が謀殺されるような事態になれば、ここに集めた子供達の先行きは、明日をも知れない身となってしまうだろう
「やはり・・・拾うか捨てるか、決断せねばならないのだろうか」
「貴方が目指すものは分かるわ。でも、私や子供達のことも、考えて欲しいの」
何かに思い悩んでいる様子のデュランダルと、懇願するように寄り添うタリアを、庭から戻ってきたインパルスがドアの影から見ている
(そっか・・・議長はこの世界でも、デスティニープランにこだわってるのか)
それは彼にとって、何だか複雑な思いであった
「おやインパルスにルナ、お前達も戻っていたのか」
二人に気づいたデュランダルは、二人にこっちにおいでと手招きをする
「導師様、えと、大丈夫なんですか」
「心配かけたねインパルス。まぁ今回は注意だけだから、これ以上のことは無いだろう」
優しく微笑むデュランダルの顔が、インパルスの中に居るシンにとっては、余計に痛々しく胸をつく
「人が幸せに生きていくための方策、ただそれを論じているだけなのに・・・世の中はそう簡単に一つにはまとまらないものだね」
確かにそれはそうだ
しかし、このデュランダルは、言葉を本気で言っているのだろうか
それともやはりスパロボで言われたとおり、支配欲・顕示欲を隠すための偽装なのだろうか

「けれど、導師様の言うことを、ただ表面だけ見て追い出そうとするオーブは、短絡的だと言うことも考えられます」
彼の主張は彼自身を頂点とした、宗教的または選民主張的に捉えられたのは、この世界でも同じのようだった
それ故に彼は、プラントでも有能な学者であったにもかかわらず、ザラ議長から危険視されてしまい、研究を行うという名目で逃げるようにあの地を離れざるを得なかった
そうしてしばらく彷徨った後、オーブに流れ着いた由縁がある
しかし、オーブの中であったとしても、彼の主張が容易に受け入れられるはずも無く、考えを改めるか然もなくばこの地を去るか、毎日のように迫られているのが実情である
そんなオーブの対応に、レジェンドは憤っているようだ
(・・・このやり取りも、事態を重く見せるための芝居なのか、それとも・・・)
現実でのデュランダルとレイは、互いに"役割"を理解して暗に芝居を打っていたであろうことは、今ではシンも分かっているつもりだった
とはいえ、弱者の立場に立つ者は同情を誘いやすく、悲劇の矢面に立つ者へは賞賛を集めやすい
(だから、俺はあの時、決断できなかった)
結局、彼らが自分に悲劇を打ち明けている目的は、自分という"デスティニーガンダムの乗り手"、酷く乱暴な言い方をすればあのガンダムの"部品"を、確保しておくための方策だったのは、一面では真実だろう
(けれど・・・)
そうだ、姿形が自らの知るそれであっても、この世界で同じとは限らない
「でも導師様、こういうことになる理由は・・・」
インパルスはそう言うと、じっとデュランダルを見上げる
「インパルス?」
どうしたんだろう、とキョトンとしているルナ
「俺は、導師様の言うお話しに、ちょっと足りないことがあるんだと思うんです」
「・・・ん?」
少し目を細めるデュランダル
そして、やや慌て気味なルナマリア
(ちょ、ちょっとシン・・・それって)
彼は、ここでデュランダルを論破し始める気なのだろうか
それは大胆だが不味い。だが、それを上手く誤魔化す方法も見つからない
ルナマリアの背筋に寒いものが走る
「人の役割は決まってる。それは良いんですけど」
(うぇ、シン!?)
デスティニープランを巡って、あれほどいろいろあったというのに、ここでそれを肯定する発言をするとは
ルナマリアは本気で慌てて、インパルスの腕をぐいっと引いて部屋を出ようとするが、インパルスは頑として動かない
(・・・俺は、議長の主張は、今でも間違ってなかった、って思ってる・・・)
けれど、とインパルスの中のシンは、一人呟いてから、言葉を続ける
「けど、その役割を言いつけて、はい頑張ってねと言うのじゃあ、それはただのあてがいぶちでしかないじゃないですか」
向いている仕事、就くべき役割が判明したところで、そこに何の意味があるのか分からなければ、人という意志を持つ者をパズルの枠にはめているのも同然であろう
だから、キラやアスランだけで無く、カミーユにアムロ、万丈やロジャー達にも、人を枠にはめて支配するつもりか、と言われてしまったのだ
「俺はそこに、自分が就いた仕事で、世界がどうやって幸せになって、誰にどう利益がもたらされるのか・・・そういうビジョンが加わるべきじゃ無いかと、思うんです」
完全に因果を解明して、運命を組み立てるのは無理かも知れない
しかし、ある人が一つの物事を完遂したとき、目の前に現れる成果が次の誰かに受け継がれ、そこからさらに次というものが現れる。その連鎖をある程度予測して、だから共に歩もう、と言うことはできるのでは無いだろうか
スフィアの持ち主となり、それ故に望まぬ"運命"を背負ったセツコであっても、その先に得たいと思うモノが待っていると信じ続けたから、人ならぬ未来が迫る中でも生きようとしていた
そんな彼女を見守って、そして未来とは何かを考えたシン
スパロボ学園という、無限の可能性を持つ世界で学んだ成果
それを使って、デュランダルの想いを今度こそ遂げさせたい
そう思うのだ

「インパルス、導師様に意見なんて、失礼だよ」
レジェンドの叱責は、インパルスも予想はしていた。だが
「・・・そうか、ビジョン、か」
激高するかと思われたデュランダルであったが、彼はインパルスの言葉を良く噛み砕こうとするように、そう繰り返した
「確かに、私一人が未来を見据えていても、大衆の末端までがそれの意味を理解していなければ、アーク王国の烏合の衆にさえ劣るかもしれん」
いつもは孤児達のよき父のような顔をしている彼だが、この時ばかりは元来の政治家且つ学者の、鋭い眼光を持つ表情に変わっていた
「うん、まぁ、そうなんですけど。なんていうのかなぁ、家族にしても街にしても国家にしても、それってみんな人の意志の集まりじゃないですか」
人の心や想いの集まるところにある力
それをシンは何度も何度も見せつけられた
だがそれを、理論や科学で説明することは、今のところ不可能である
「けれども、導師様の言うそのお話で、こういう複雑に絡み合った何かを、意図的に分かりやすくほぐして広めることができれば、一番良いですよね」
そういうことなら、自分は絶対にデュランダルに付いていく、何があっても
彼は心の底からそう願うのだ。この世界での、マユの、デュランダルの、レイの、タリアの未来に幸あれと
「ならば私はなおさら、所在を明らかにせねばならない・・・メサイアの塔の場所の」
「デュランダル、貴方・・・それをまだ、諦めていなかったの?」
「メサイアの塔?」
名前からして、あの要塞メサイアであろう事は想像に難くない
「それは、導師様が昔から探していた、運命を明らかにする力のある塔だ、と言われている場所だよ」
レジェンドが言うには、その場所にはスダ・ドアカワールドの昔より蓄積された、生きとし生けるものの記録があり、それを解析することができた者は、あらゆる運命を解き明かすことができるという
(やっぱり、メサイアはこの世界にもある・・・)
まさかそこに、ネオ・ジェネシスまであっては困るが
「あくまで伝説の類よ・・・捜すと言っても、当ても無いというのに、貴方は」
「いや・・・タリア、お前には悪かったが、私は塔の研究を少しずつ進めていたのだ」
生きていかなければならないという現実と、自らの目指す理想の合間にあって、デュランダルは古文書を読みふけって、メサイアの塔に関する情報を集めていたのだった
「その結果、どうも"月の沈む大地"・・・つまり、西の砂漠を越えたところに、その塔はあるようなのだ」
リオン・カージの西は、過去の戦いのせいか不毛の大地が多く、果てに向かった先には大きな砂漠があると言われている
だが、かつてのスダ・ドアカワールド時代には繁栄した地もあり、それらの遺跡もまたその場所に集中している(以前出て来たトロイアの遺跡も、西北にある)
「あの塔の伝説が真なら、私はこの命を代償としても、あの子らの未来を切り開きたい」
少なくともそのデュランダルの言葉は、真摯で決意の篭もっているものに思えた
「・・・どうしても、行くというのね」
「すまない。だが今回は・・・ここに残っていてもいい」
今までの放浪でデュランダルは、拾った子らも含めて長い旅を営んでいた
だが、今回は訳が違う
棲まうところを見つけるのでは無い。最悪、当てない放浪となる可能性の方が高いのだ
「・・・もう、貴方のそういうのに付き合うのは、慣れているわ」
一息入れた後、タリアは半ば呆れたような表情でそう言った
「しかし」
「インパルスも言ったでしょう、人の想いが集まるのが重要だと。私たちは、みんな貴方を中心に集まってきたの。貴方が夢を捜すなら、共にその結果を見届けないと、意味が無いのよ」
「・・・苦労をかける」
「そんな貴方を愛したのだもの、仕方ないわ」
そんなタリアを深く抱きしめてから、デュランダルはインパルス・ルナ・レジェンドを見やった
「お前達も、異論は無いのか」
「導師様が仰るなら、僕は何も言うことはありません」
その言動は、まさしくレイ・ザ・バレルのように聞こえた
「俺は言い出しっぺですから」
その分付き合うのは当たり前だ、とインパルスは元気に返事してみせる
「・・・はい」
ルナは躊躇いがちに返事をしてみせる
「そうか・・・では、密かに隠しておいた武装を、お前達に預けよう。旅の安全に力を貸して欲しい。私が見いだした中で、戦闘に向いているのは、お前達だけだったからね」
孤児院の奥へと歩き始める導師の後ろを、レジェンドを先頭に歩き出す三人
「ゴメンな、ルナ」
インパルスはふとそう言った
「でも、今なら引き返せる。ここに残って、あのストライクと接触してみて、お前だけでも還る方法を」
「はい!そこでストップ」
見上げたルナザクの顔は、もうこの際どうにでもなれ、とでも言うような妙な諦めの表情が浮かんでいた
「特攻好きのアンタを、後ろから射撃でフォローできるのは、アタシしかいないでしょ。背中を預ける相手に、還れはないんじゃない?」
言われてしばらくポカンとしていたインパルスだが、ぷっと思わず笑ってしまった
「射撃下手のくせに、よく言うぜ」
「うっさいわね!余計なお世話よ」
ぎゃあぎゃあやり合っている二人の前で、デュランダルが重い扉を開ける
そこには、二振りの剣と弩弓が一つ、そして杖が一本仕舞われていた
「私がプラントを出る前、兵舎から秘密裏に持ち出したものだ。お前達なら使いこなせるだろう」
そのために修行させていたのだから、と彼は付け加えた
三人はそれに近づくと、それぞれが自然に必要な武装を手にしていた

インパルスは秘剣エクスカリバーを装備した
見習い戦士インパルスは、剣士インパルスとなった
ルナザクは弩弓ウィザードを装備した
見習い戦士ルナザクは、射手ルナザクになった
レジェンドは双頭の蛇の杖を装備した
見習い僧侶レジェンドは、法術士レジェンドになった

その日の夜、孤児院ミネルバの一同は、人目を憚るように馬車に分乗し、オーブを離れた
「お兄ちゃん・・・」
不安そうなマユの肩を、インパルスはぎゅっと抱いてやる
「大丈夫だ、マユ・・・俺が、護ってやる」
今度こそ、お前を幸せな道に進ませてやるんだ
インパルスの中に居るシンは、そう自分自身に誓っていた
ガタガタと音を立てていく馬車を、草むらから眺めていた一団があった
「・・・ふ~、とりあえずやり過ごしたかね」
彼らが行ったのを見て、ブラスタ(@クロウ)が顔を上げる
「やることは決まったってのに、相変わらず人目を憚らなきゃならないなんて、面倒くさいの」
ドラグナー アイン(@ケーン)が言うのも分かる話だが
「俺達の当面の相手は、ドンパチやってる連中だけだかんな」
マジンガーZ(@甲児)の言う事に、アシュセイバー(@アホセル)が同意する
「一般市民の皆さんには、なるべく接触しないに越したことないんだな、これが」
『そうですの。あっちこっちで、こちらの素性を話して回ったら、逆効果も良いところですの』
確かにロウには『目立つように行動しろ』と言われたが、一般市民にそう言う話をしてしまい、そこから噂が立とうものなら、アーク王国の連中なんかは市民を締め上げ、情報を得ようとするだろう。容易に想像が付く
「んで~?とりあえずどっち行くのさ」
「アーク王国のうち、辺境の砦をいくつか回る。遺跡もそうだが、そういったところには、中枢部からはぶられた連中がたむろしてて、燻ってるって話だ」
そう言った者達と接触し、王国内のバランスを崩させることも、一つの作戦である
「よ~し、じゃあ夕闇に隠れて、レッツゴー!」
陽気なレントンを先頭に、一同が歩き始めたとき
「・・・ん?」
ふと気になる物があったのか、アクエリオン(@メイン・アポロ)が馬車が行った方を振り返る
「どうしたアポロ。なんかいたのか」
バルキリー(@アルト)が気づいて声をかける
「いや・・・なんか知ったようなニオイがしたんだが・・・気のせいかぁ?」
この時シンもルナも、まして直感の塊のようなアポロも、互いがすれ違ったことに全く気づかなかったのだった・・・
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テーマ : スーパーロボット大戦 - ジャンル : ゲーム

2011/06/22 20:02 | 偽騎士ガンダムSEED本編COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

騎士ガンダムSEED ASTRAY

ナレーター「タイトルはASTRAYなのに、メインは宇宙世紀の面々です……業務連絡終了」


ミユ「天の声も大変ね」
ルース「……」


アーク王国 サイド3の樹海

マット「こりゃまた、凄い樹海だな」
ユーグ「遥か昔、ジオン族の世界を崩壊させたのはバーザムナイトガンダムだが、後年になって神の力により進化したスペリオルドラゴンの姿になった……その力によりジーグ.ジオンは倒れ残骸がこの地に落ち、この禍々しい森が出来たそうだ」
フォルト「元彼女の入れ知恵ですか」
ユーグ「……そんな所だ」
マット「一説によればムーア界にいたモンスターの魂もあるからな……」

森林をかき分けて進むユーグ達。エイガーが妖鳥ドップを見て信号弾を上げると残党ジオン族の騎士が森林の奥から見えた。

ゲラード「おお、エイガーか……」
エイガー「お久しぶりです……ゲラード騎士長」
フォルト「って!闇夜のフェリル騎士団の……エイガー知り合いなのか!!」
エイガー「知り合いも何も一年戦争時に何度か刃と弾丸打ちあった仲だ……あの時は本国騎士団は殲滅させる気満々だったけど俺の砲術で混乱させて逃がしたのさ」

一年戦争とは残党ジオン族を滅ぼすべき先のアーク王の命令により始った戦争である。闇夜のフェルリル騎士団は中でも知将ゲラード.シュマイザーにより数多くのアーク騎士や兵士を葬ったので有名である。

ゲラード「大変な事が起きた……レンチェフが“地を焼く壺”を持ちだした」
エイガー「……なっ!」
ゲラード「ケン.ビーターシュタットが先行して追いかけている……」
マット「ケンが……エイガー、レンチェフはジムの姿をしているのだな?」
エイガー「そうだ、あいつは一度くたばっているがジムの身体に憑依している……」
フォルド「……厄介な事になったなぁ」
ゲラード「すまない、本来は大人しくする筈なのに」
ミユ「いいえ、ブルーコスモスやティターンズの台頭を許してしまった私達の責任でもあります。恐らくこの隠れ里を焼き払うつもりです」
フォルド「所で地を焼く壺って……」
エイガー「帰化魔導弾(帰化爆弾ですね)……一度爆発させればこの森を焼き払い大地を焦がす」
ゲラード「……主犯格は分かっている。魔騎士アクトザクになるマレット.サンギーヌだ」
フォルド「なっ!あいつか!」
エイガー「知っているのか?」
フォルド「サラブレット騎士団も一年戦争に参加し、グラナダ砦から出て来る連中を叩いていた。その中に脚が早いザクがいたんだ……ルースの魔導キャノン砲の魔導光線をカスって退散……」
ルース「俺はその後の魔導タンクの暴発で大怪我したんだ」
ゲラード「なるほど、顔の傷はその時の……射線上に誘き寄せた訳か」
フォルド「……え?」
ルース「こいつが射線上に来ないかヒヤヒヤしましたからね」
グラード「……因縁がある訳か」
シェリー「ユーグ隊長……」
ユーグ「ジーラインスタンダートアーマー……シェリー!!!君はどうして、ここに……」
シェリー「……隊長、私の本当の名で呼ばないのですね」

エイガー「なっ、いきなりシリアス」
フォルド「……前触れ無しかい!」
ルース「どうも昔の女と見た」
ミユ、ノエル「「師匠~~どうしましょう」」


・ゲラード.シュマイザー騎士団長

闇夜のフェルリン騎士団の団長を務める知将。MSへの変身能力を有してないが指揮官能力に優れ夜戦を得意とし、数多くのアーク王国の騎士や兵士を葬った。一年戦争後は隠れ里をベースに生活しており傭兵やモンスター退治の指揮をしている。

・闘騎士レンチェフ

闇夜のフェルリル騎士団の闘騎士……一年戦争時には魔獣騎士グフへ変身能力を有していたがエイガーにより討ちとれるも、傍にあったジムの体に憑依し闇堕ジムへとなっている。フェルリル騎士団から姿を消していた……。


・シェリー.アリスン

元ファントム.スイープ騎士団の騎士だが残党ジオン軍のインビシブル.ナイツ騎士団のスパイ“タチアナ.デーア”が本名。騎士G07の最終調整も携わっており、騎士G07が目覚めないのも彼女の呪いと見ている。現在は精霊騎士ジーライン.スタンダートアーマーと共に行動している。


外伝一家

・ガンダムAGEは終わったと言う奴はブライドさんのビンタでも喰らいやがれ byナレーター

アスナ「ジ.オリジンがアニメ化です」
ジョージ「ガンダムAGEと被らないのかね?」
ジョニー「恐らくOVA化だな……GAの単行本で二桁に到達しているからな……」
アスナ「と言う事で、ジ.オリジンから代表して“本物の”シャア.アズナブルさんです」
ジョニー「???」
シャア「実は私が本人なんです……まさか自分と瓜二つの彼がキャスバル.レム.ダイクンとは思いもしませんでした……そして士官学校に合格したのが間違いでした」
リーガ「って言う事は」
シャア「ジオンの諜報部は私をキャスバムと思って暗殺したんです、まあその後のシャアの伝説は知っての通り……」
ジョニー「……結構恨んでます?」
シャア「はい」
ジョージ「せめて、脳みそが残っていればまだ活躍出来たと思うぞ」



No:2923 2011/06/22 22:42 | YF-19k(kyousuke) #vOF08ZPo URL [ 編集 ]

外伝は大丈夫です

むしろ、あるすさんの設定を借りて、スパロボ組に介入するかもしれませんw

シンの周りの人は、考えると哀しい方ばっかりですね。だから余計に不憫^^;
個人的にはステラにも救済が欲しいところです。スパロボZ前作でのステラ生存ルートは本当にシンが主人公ぽかったしw
次話を楽しみにしています。こちらも出来たらまた送りますね^^
長文失礼しました。

No:2924 2011/06/23 18:35 | 想鳶流 #s1IOzH.I URL [ 編集 ]

設定のシェアリングは大歓迎

騎士ガンダム物語SEED、ストーリー&設定作成、参加者絶賛募集中w

YF-19Kさん>
そのサイド3の樹海、設定もらったッ!!(ぇ
いやー、こんな良い考えがあったなんて・・・アンタは天才だ!!
>闇夜のフェンリル隊
某ガンゲーでは何度かお世話になってますな
レンチェフ、まだ成仏しとらんかったんかいw

ところでYF-19Kさん、スターゲイザーさんとストライクノワールさんの話、続き考えてくださいませんかね(おい


想鳶流さん>
>あるすさんの設定を借りて、スパロボ組に介入するかも
ああ、もう全然オッケーです!
そう言うシェアリングってものすごくイイです
それの中心に自分が居れたら、もっと幸せw
>シンの周りの人は、考えると哀しい方ばっかり
ステラももう少ししたら出てくる予定です・・・が
はてさてどうなりますことやら

No:2925 2011/06/24 00:02 | あるす #- URL [ 編集 ]

あるすさん>

返信どうもです。

<サイド3の樹海

どうぞっ!

<レンチェフ

“ガンダムレガジー”第三巻では残党軍になっていてジムで頑張ってます。ガンダムレガジーは夏元氏が手掛けたコミカライズキャラ総出演してます……。

マイ「“超弩級プラズマビーム砲”……これってまだあったのかい!」
セレーネ「……」


<スターゲイザーとストライクノワールの続き

う~~ん、どうするべきか……。


No:2927 2011/06/24 00:55 | YF-19k(kyousuke) #vOF08ZPo URL [ 編集 ]

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