新・スパロボ学園 超外伝 ~騎士ガンダム SEED (15)~

月末月初は忙しくて、好きなことやる余裕もございません
デルタプラスをすっかり放置で、悲しい思いをしております・・・さっさと作り上げたいのに
そんな中、MGユニコーンガンダム フルアーマーが発売されるとかアンタ・・・
まだ映像化されてないのに出したりして、そのうちOVAのガンダムUCが出た頃、『OVA版』とかでリファインして出てくるんだろ?
それじゃぁ、HGもMGも足して、10種類以上別バージョンが存在する、ダブルオーライザー状態になるぜ・・・


さて、偽騎士ガンダムSEEDでございます

だんだん、掻くほどに1話の長さが半端なく長くなっていく・・・
10話の頃はまだ3分割とかできたんですが、ここまでくると変に区切ると話が中途半端になるので、もう一気に掲載するしか無い
逆に言うと、一話書くのにかかる時間がそれだけ長くなるわけで

そう言う意味では、皆さんの外伝は助かります(苦笑
想鳶流さんの作品は、次回掲載予定です


☆あらすじ☆
私立スパロボ学園
それは、スパロボに存在するあらゆるキャラクターが、学園生活という舞台を通じて、好き勝手するための空間である!


スパロボ学園高等部所属、神名綾人の風邪によって起きた時空の乱れにより、騎士ガンダムの世界に存在するはずの無い、『SEED』の時代が生まれてしまった
学園からこの世界に跳ばされたキラ達、そしてそれを探索しに来た甲児達は、それぞれ世界で起きている戦いを止めるために動き、新たな力を得るなどして合流する
そしてついに始まる、オーブVSプラントの戦い
さらに、そこへアーク王国の乱入が・・・


オーブ近海に現れたアーク王国の船団は、10や20では無かった
ただ兵を乗せている船だけでは無く、大砲を装備した船も多数見える
それは彼らの総力と言っても、過言で無かったかも知れない
一瞬、戦場に静寂が訪れた
これを抑止するべきか、避けるべきか。その判断が、戦場に居る全ての者の脳裏を過ぎったからだ
そんな中、船の砲撃が上空に向かって始まる
どうやらその矛先は、まずはプラントに向けられたようだ
「くっ、全員もっと上空へ一時退避!」
慌ててデュエルがそう指示を出すと、ジン達はワラワラと高空へ逃げ去っていく
というのも、アーク王国の大砲にも限界があり、プラントの大地近くになると射程外になって届かなくなるからだ
しかし、これはプラント側に有利なわけでも、無い。彼らは逆に、コーディ族縛りの結界が装備されたアーク王国の艦船に近づけないので、今度は動きようが無くなるからだ
つまり、蛇と蛙のにらめっこ状態である
「どうやら、いまのところアーク王国は、こっちに仕掛ける気は無いらしい」
様子を見て、アクエリオンマーズ(@シリウス)が呟く
それはドラグナー エイス(@ライト)も同意であった
「二兎を追う者は一兎をも得ず、ってのをアズラエルが分かってての行為、だといいけどね」
なにせ、彼らが雌雄を決するとしたら・・・結局のところ、オーブを介すしか無いのだから

「やあカガリ姫、久しぶり。ご機嫌麗しゅう」
ご満悦の笑顔で、アズラエルがオーブ王宮に通信を入れてくる
「・・・そちらも」
カガリはにこりともせずに答えた。彼があくまで"味方"として現れたわけでは無い、ということぐらい、彼女にだって分かっているからだ
そして、それを察せられていることを、アズラエルの方も承知していた
「まぁまぁ、そんな不機嫌そうにせずに。今日は特別に、いいモノを見せに来たんだからさ」
彼がそう口にしたのと同時に、上空のプラント兵達がバラバラと薙ぎ払われ、ある者は海へと放り投げられ、ある者はプラントの大地に叩きつけられる
「なにっ・・・!?」
バスターやデュエルが驚いたのも無理は無い。アーク王国は、こんな高空に攻撃を加えられる兵器を、いつの間に作ったのだ
だが、それらの騒動の起こった空間に、見慣れぬMS族が居た
「ハーッハッハッハッッハ!久しぶりの戦闘は、やはり面白いなぁ!!」
それは言うまでも無く、アズラエルに連れられてこの戦地に赴いてきた、あのターンXである
「ギンガナム!」
「あいつ・・・」
彼の復活を事前に聞いていたスパロボ学園組は、相手の強大さを知るが故に、迂闊に飛び出すこともできずについ身を固くしてしまう
だが、そんな相手の素性を、プラント側は知る由も無い。それより彼らは、別のことで驚いていた
「アーク王国のMS族かよ!?」
「なんで、アーク王国のヤツが飛んでこられるんだよ!」
そう。アーク王国には、高空を飛ぶことができるMS族は居ない。そのような存在が、国内の『精霊の樹』に何故か宿ることが無かったためだ。それがアーク王国の弱点であり、今の今までアズラエルが苦い思いをしていたことであった
付け加えて言うなら、そういったコーディ族を創り出せないわけではないのだが、アズラエルのコーディ族嫌いが影響して、それを避けざるを得なかったと言うこともある
この、『自分たちに絶対有利』な高空、という部分を犯されたプラント側は、完全に意表を突かれた形になり、一時混乱した状態になった。しかし
「だが、相手は一機に過ぎん!」
「まとめてかかれっ、反撃の隙を与えるな!!」
デュエル達は数で押せばと考えたのだろう。彼の言葉に合わせて、シグーもバビもわっとターンXに群がる
それに抵抗もせず、腕を組んで空中に制止していたターンX。相手が数に怯んだと見た大勢の兵が、油断してそのまま彼の元に突っ込んでいく
マジンガーZ(@甲児)達は、一瞬青ざめた
そんな数で攻めては、いきなりアレを使うのでは無いのかと
ところがターンXは構えを解いた瞬間、律儀に拳で兵士達を相手にしだしたではないか
「ええい、それでは小生の肩慣らしにもならんぞ。もっともっと、闘志を燃やしてかかってこんか!」
ターンXは戯れていた。復活して間もない身体から、溢れる闘気を持て余していた
まるで獣が力を小出しに人を食い荒らし、じわじわと相手に恐怖を植え付けているかのような、そんな光景だ
「ちょっとぉ御大将、遊んでないでさっさと、その"天を焼く剣"でばーっとやっちゃってくれない?」
アズラエルとしては、小うるさいコーディ族が目の前に居るだけで、イライラの原因になるわけで、例えそれらが次々と落下し、断末魔の叫びを上げていようと、決定的に気分を晴らすことにはならないのである
「そういうな狂王よ。こいつらの相手など、前座もいいところ。貴公の願いも、一瞬にして叶えられよう!むしろ本番は、あそこにある!!」
ターンXというかギンガナムには、オーブを護っているゲッター(@竜馬)達の存在が、よくわかっていた。一段落付けば、彼らと一戦交えるのは必須。そしてその時に激戦が起きるのは、互いがよく分かっていること
「貴様ぁ、俺達を玩具に遊んでいるのか!」
ターンXの言いように、デュエルが激高するのは無理も無い
「これ以上被害が増えるのは、よくないですよ」
「ブリッツの言うとおりだぜ。こいつは、まとめて叩いた方がいい」
3人のコーディ族は示し合わせると、それぞれがフォーメーションについてターンXを囲った。すなわち、バスターが肩の砲弾で牽制しつつ、デュエルが長剣を使って中距離攻撃をし、そこへブリッツが・・・だが
「少しはマシなヤツが居たかい。だがなぁ!」
ターンXは突然、何も見もしないで左腕を宙に振るう。そうして、そこから伸びた光の剣、つまりビームサーベルが、虚空からターンXを狙おうとしたブリッツを貫いた
「ぐ・・・はっ!?」
自身の忍術が完全に見切られ、そして思いもよらぬ大ダメージを受けたブリッツ
「ブ、ブリッツ!!」
「おやおや、本気の攻撃だったかぁ?だが残念、気配が丸出しだったぞ」
ターンXはブリッツを剣で刺し貫いたまま、まるで晒し者にするようにデュエル達にその姿を見せつける
「しかぁし、小生にこれだけ近づいたのは、賞賛に値する!故に、敬意を持ってトドメを刺させて頂こう。その名も!」
そうして、ターンXの右手が光ってうなりを上げる
「・・・ギンガナム、止めろっ!!」
思わずGXが叫んだ。だが、そんなことで彼が止まるはずは無かった
「シャイニングフィンガー!」
怪しく光り輝いたそれを、もろに叩き込まれたブリッツの肉体が、持つはずは無かった。彼の体はバラバラに切り裂かれ、欠片が虚しく宙に放り出されていく
「なっ・・・!」
「き、きさまぁぁぁぁ!!」
怒り心頭になるデュエル達だが、その力を見せつけられては、彼らとて接近に慎重にならざるを得ない
一方で、その光景を人一倍楽しんでいたのは、他でも無いアズラエルだ
「きゃっはっはっはっ、いいねぇ、今のはイイよ御大将!さいっこーのショーだ!!」
まるで子供のようにはしゃぎ、拍手喝采のアズラエル。その横に居るナタルが、何とも言いがたい表情で額を抑えているのは、察しの付くことだ
「ねぇ、見たでしょうカガリ姫?あのMS族が居れば、この戦争はもう終わったも同じ。だから、前々から言っていたように・・・」
その先は聞かなくても分かっている。アーク王国の傘下に入れ、というのは再三言われてきた
だが、それがどんな結果を生むか。カガリは悔しそうにグッと唇を噛んだ
(人民を取るか、プラントの誇りを取るか・・・どうしたらいい!)
そう言った状況の中で、スパロボ学園組に、これを黙って見ていることができない連中が居た
「くそ・・・ギンガナムを止めねぇと!」
思わず防衛線を飛び出して行こうとするマジンガーZを、アクエリオンマーズがガッと肩を掴んで止める
「なにすんだよ、シリウス!」
「落ち着け。今ここを安易に離れるのは、得策では無い」
「でもよ、プラントの連中がどうのってのはともかく!あんな殺人ショー、放っておけってのか!?」
甲児の中の正義の血が、ギンガナムの行いを許すはずは無い。だが、問題はそこでは無いとシリウスは彼を諫める
「甲児、アーク王国の者共が、我らの味方で無いのくらい判っているだろう。むしろ奴らは漁夫の利を狙っている」
ここで少しでもオーブの防衛戦が薄くなれば、彼らはそこをついて上陸してくるだろう
その後の行動は、プラントよりも素早くそして強力であろう。もちろん、それをドラグナー アイン(@ケーン)らも全力で止めには行く。だが、そこに今度はプラントが乱入しないとも限らない
「我らは、二つの矛先を同時に相手せねばならんのだ。そして三国の戦力の中で、オーブが一番手薄。たった一人でもこの場を抜けることは、死活問題に繋がる」
「ちっ・・・そんなのって!」
「それに・・・なんか変なのも出て来たぜ」
ドラグナー デュオが指さす先。そこではメガゼータ(@ジュドー)らが、見たことも無い漆黒のガンダム族らしき者と、小競り合いをしているではないか
「ああもう、こんなときになんだよ!!」
三つ巴どころか、四どもえにも五つどもえにもなりそうな状況に、手をこまねいている彼らの後ろ
先ほどまで、ブリッツを無残に失ったことで、慎重になって身構えていたデュエルだったが、その後も遊ぶようにバビ達を叩き落としているターンXの姿に、ついに彼の堪忍袋の緒が切れた
「もう許さんっ、貴様はオレが!!」
「デュエル、待て!!」
飛びかかるデュエル。慌ててその後ろを追いながら、援護射撃を始めるバスター
だが、そんな攻撃で、ターンXをどうにかできるはずも無い
彼らの運命は、絶望的に見えた
「やめろぉぉーっ!!」
そんな叫びと同時に、彼らの間に割って入った者が二体居た
その剣を左手と右手で、同時に受け止めたターンXは、それらをしげしげと見つめた後、感激したように笑い声を上げた
「これはこれは!"SEEDを持つ者"ではないか。こんな所で出逢うとはなぁ!」
そう。どうにかこの場に間に合った、ストライクフリーダム(@キラ)と、インフィニットジャスティス(@アスラン)である
「貴方という人は・・・こんなところでまで、戦いの色を広げて・・・!」
状況を楽しんでいるターンXに、ストライクは憤りを隠せずにいる
「おっと、勘違いしてもらっては困る。今回小生は、義によって行動しているのだぞ
「それは貴様の理屈だろうが!」
ギンガナムが本気で、アズラエルに義を感じているはずは無いのくらい、誰だって分かる話だ。それをわざわざ、そんなことを盾にしてくるのが、ジャスティスには腹立たしい
「なんだ、お前達は・・・」
戸惑っているデュエル達に、ストライクはそっと近づいて行く
「君達は下がって」
「なんだと?貴様、なにを・・・」
「あの人は、君達がどうこうできる相手じゃない」
そう言うストライクとて、一発で雌雄を決せる相手ですらないのだから

ところで、この乱入を面白く思わないのは、アズラエルである
「おや、あれって姫の弟君だったっけ。御大将の邪魔するって事は、僕たちに敵意ありって事でいいの?」
あからさまにこちらの揚げ足を取ってくるアズラエルに、そろそろカガリも我慢の限界に達しつつあった。思わず何事かを叫ぼうとした彼女より早く、ミナが相手との通信回路をぶっちりと切ってしまった
「これ以上、アレの戯れ言に付き合うのは、時間の無駄というもの」
遅かれ早かれ、アーク王国はこちらを力でねじ伏せるつもりなのだ。まぁ元々、舌戦ではカガリはザラ議長にさえ勝てないのだし、やるだけアホらしいのも確かだ
「儀式に戻りますよ、姫」
「その儀式、私達も協力させて下さいまし」
神殿に向かう彼女らに、マリューに連れられたラクスとミーアが声をかけた
「マリュー軍師、戻られたのか」
「おお、Ez-8殿もか!」
飛龍エグザスから飛び降りてきた二人に、キサカが慌てて駆けよってくる
「お二人とも、よくぞご無事で」
「はい。ご覧の通り、"天を焼く剣"奪取には失敗してしまいましたが・・・」
彼女は掻い摘んで、アーク王国内での出来事や、ストライクに宿っているという"希望の種"のことなどを、カガリ達に伝達した
「そうか・・・その奇跡の力が、あの暴力に対するカウンターとなればよいが」
そう言ったカガリは、エグザスを宥めているムウに気づいて、慌てて駆けよっていく
「もしや・・・ムウではないのか」
「な、なんと!生きて居られたのか!!」
キサカらも驚いて彼をしげしげと見てくる。確かにムウだが、この世界に於いては『本物』ではない。それをどう説明したものか、ムウ本人は顔を引きつらせつつ、笑って誤魔化す以外方法が思いつかない
話がごちゃごちゃになりそうなので、その辺はスルーしてラクスは話を続ける
「ロンド・ミナ・サハク様でらっしゃいますわね」
「そうだが、貴公は」
「私たちは、神鳥ミーティアの巫女でーす」
神妙なラクスに対し、イェイと可愛く決めてみせるミーアは、真剣なのかどうかちょっと怪しい
「私達の唄には封印を解き、眠れる者を呼び覚ます力があります」
「それを儀式に加えれば、普通より早く"白きもの"を呼び出せるんじゃ無いか、って寸法なの」
「・・・なるほど。やってみる価値はあるか」
ミナはしばらく考えてから、その案を承認した
「では、現場指揮はマリューに任せた」
「防衛隊の頭は、空はムウ、陸はEz-8で固める」
「とにかく、この八方ふさがりの状況を脱するのだ。みな頼むぞ」
珍しくそれぞれに役割をカガリが伝えると、自身の役割を果たすために全員が動き出した

「ありゃりゃ、通信切られちゃいましたね。でもまぁこれは、通告無視って事で仕掛けてもいいよね」
ニヤニヤ笑いながら、アズラエルはすいっと右手を挙げる。彼は全軍を動かす気だ
「王!そのように乱暴な・・・」
もう、言い分が滅茶苦茶である。もちろん要するに、アズラエルは戦争がやりたいだけなのだ。そんなことはナタルは重々承知であるが、それによって起きることにどれほどの価値があるのか
「価値なんてのは、これが終わったら決まることなんだよ。今は、戦争をやるって事が目的なの。わかる?」
こういう意味では、アズラエルはまさにギンガナムとベクトルが同じではあろう。だから、互いの目的のために利用し合っていても、わりと楽しんでギスギスせずにやれているのだ
「さぁ、じゃぁ皆さん、突撃~!」
アズラエルの声に合わせ、アーク王国の艦船が一斉にオーブに向けて動き出す
その陣頭に有るのは、傷の癒えたファントムペインの生き残り、ヴェルデであった
仲間を失った哀しみと憎しみに囚われた彼女は、進んで先鋒を買って出ていた
「行くよ!どんどん殺して、どんどん踏み潰してやるんだ!」
上空のプラント牽制のため、海岸は手薄だ
「急げ!味方は居るが、それだけには頼れんっ!!」
Ez-8が部下を連れて海岸に急ぐ。だが、そのままではアーク王国が辿り着くのが早そうだった
とそこへ、一陣の風と共に駆け込んだ何かが、大量の砲弾をアーク王国に向かって撃ち込んでいく
「な、なに!?」
「行かせるかよ、ここで沈めッ!」
ガゥオーク形態で水面を駆け抜けるバルキリー(@アルト)は、続けざまにミサイルを自身の身体から放っては、ヒットアンドアウェイの要領で戦場を引っかき回す
「全く便利な身体だよ。俺の気持ちが持てば、いくらでも弾が湧き出すなんてな!」
だがそのおかげで、補給を気にせずに戦うことができる
「くそ、なんて素早いヤツだ!!」
アーク王国も彼を撃ち落とそうと、砲弾で応戦するが捉えることができない
いつか授かった『トルネードのマント』が、こんなときに役だったようだ
「たった一機で、何を・・・」
ヴェルデがお決まりのセリフを言うが、もちろん助っ人は彼だけでは無い
今度は周辺の艦船に、上空から真っ逆さまに何者かが襲いかかり、その船体を真っ二つに切り裂いてしまう
「カットバックドロップターン、成功!」
また、周囲を氷りに囲まれて、動けなくなった者もある
「これで戦えないでしょう?無駄なことはしないで下さいよね」
ニルヴァーシュ(@レントン&エウレカ)とキングゲイナー(@ゲイナー)は、それぞれの得意技でアーク王国の足を止めにかかる
「・・・完全に、混戦になったな」
同じように援護に入ったルシフェルは、共に居たユウブレン(@伊佐未勇)に向かってため息混じりに呟いた
「まったく、ごちゃごちゃだ。どれから処理したって、事はよくなりゃあしない」
「あちらを落とせば、こちらが湧いてくる。モグラ叩きみたいなもんだ」
今、このとてつもなく混乱した状況を解消できるとしたら、それは上空に居る"天を焼く剣"をどうにかすること、ではないだろうか

その当の本人は、ストライクとジャスティスを同時に相手にしつつ、喜びを隠せずに笑っていた
「ハッハッハ!この世界は、この体はいいなあ、キラ・ヤマトォ!戦いを肌で感じられる!生きていることを実感できる!実にいい!!」
ターンXのコクピットに居て戦うのでは無く、自身の外皮が装甲その物であり、自身の拳が直接戦いの道具である。ギンガナムにとっての最高の緊張感ある舞台、高揚するのに充分なシチュエーションだ
「戦いを、遊びにするな!」
カッとなって飛びかかるストライクだが、そんな彼でさえもギンガナムにとって、舞台演出の道具の一つに過ぎなかった
しばらく剣を交えていた三人だが、そこに突然神鳥フリーダムの声が響く
『二人とも、避けて!』
咄嗟に飛び退いたストライクとジャスティス。次の瞬間、ターンXと二人の間に凄まじいエネルギーを纏った、光の矢が駆け巡った
それはプラントから発せられたもので、海に展開していたアーク王国の艦船を、その勢いで薙ぎ払っていく
「・・・ほぉう」
それに右腕を消し飛ばされたターンXは、光の根元であるプラントを、面白そうに眺めている
「これは、もしかしてアイツらの作ってた・・・!」
自分の手駒が撃沈されていくのを見て、アズラエルが忌々しそうに上空を見やる
「ジェネシスか!?」
「かも知れん。だが何故だ、まだ俺達が展開しているというのに!」
ジェネシス、と言う言葉を聞いて、ジャスティスの中のアスランは、ぞっとするモノを感じた
「父上は・・・一線を越えたかっ・・・」
このままでは程なくして、かつて第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦で起こったような、多数の犠牲を出した冷酷な砲撃や、味方を巻き込んだ一撃が放たれる事件が発生しうる
そのような『現実の反映』は、避けたいところだ
一線を越えた男の"息子"として、この惨事に幕引きをしなければならない
「アスラン・・・行って」
彼の責任感から来る感情の全てを察していたように、ストライクは彼にそう声をかけた
「だが、お前一人でヤツの相手など・・・」
吹き飛ばされた右腕を、ナノマシンの効果なのかしゅるんと回復させるターンX
少しはやりやすくなったかと思ったが、現実はそうも行かないらしい
「大丈夫・・・とは言えないけれど、あの人がジェネシスに興味を持ってしまって、プラントの中に乗り込んでしまうのは、止めないといけないでしょ?」
もしもプラントの中で大暴れしてしまえば、プラントの中に居るただの市民に大きな被害が出るのは言うまでも無いし、万が一プラントを破壊するなどしてしまえば、地上に恐ろしい被害が出る
「・・・すまない・・・死ぬなよ」
「もちろん。学園に帰るまで、諦めないよ」
親友の言葉を聞いたジャスティスは、彼に背を向けて一路プラントに駆け上がっていく
「小生の獲物を盗る気かい、アスラン・ザラァ!」
ストライクの読み通り、ジェネシスをその手で破壊したい、という衝動に駆られていたターンXは、一番乗りを盗られまいとジャスティスを追おうとする
「貴方の獲物は、今は僕のはずだ!」
その行く手に立ち塞がったストライクは、両手の聖剣ラケルタでターンXに斬りかかる
「はははっ、なんだ充分やる気じゃ無いか!?」
「貴方のためにやってるんじゃ無い!」
何でもかんでも、自身の都合よく事を解釈しようとするギンガナムの独善に、ストライクは言いしれぬ憤りを感じていた

プラント上空へとさしかかったジャスティスは、眼前に見慣れない姿のMS族が待っているのに気づいて、ふと動きを止めた
「お帰り、イージス君」
霧に覆われた大気の向こうから聞こえる声
姿は違うが、その声と言いようで、相手が何者かを、ジャスティスはすぐに察した
「・・・ラウ・ル・クルーゼ・・・!」
近づいてみると彼の姿は、ジンであった頃から変化していて、ゲイツのそれに近くなっていた
「ああ、この恰好かね。君にやられた傷が存外に酷くてね。身体をあちこち入れ替えざるを得なかったのさ」
先にも書いたとおり、この時代の医療技術があれば、MS族やコーディ族は身体の部分を入れ替えることで、大きな傷を修復することは可能である。またその応用で、自身の弱点部分を克服することもできなくはない。ただし、本当のモビルスーツとはワケが違うので、身体を切ったり貼ったりすれば、下手をすれば命を失いかねないのだが
それはよく分かったが、ジャスティスには少し気になることがあった
(ゲイツ・・・?この後の及んでか。もしここが本当に第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦の場なら、ヤツは・・・)
やや慎重になり様子を伺っているジャスティス
クルーゼもそれに気づいているのか居ないのか、敢えて自身から手は出さない
「おや、よくよく見れば、君も身体を入れ替えたのかな?」
「ああ・・・イージスは死んだからな。今ここに居る俺は、騎士インフィニットジャスティスだ!」
迷っている暇は無い。ヤツの後ろにはほぼ確実に、ジェネシスがある
ジャスティスは聖剣シュペールを構えると、問答無用とばかりにクルーゼに襲いかかる
「ほう。その騎士様が、プラントに何のご用かな?」
「みなまで言わせるか?ジェネシスを止める!」
ジャスティスの言葉に、クルーゼは僅かに反応した
「ジェネシス、どこでそれを知った?」
「貴様に話す義理は無い」
一度剣を交えた二人は、それぞれを弾き飛ばして距離を取る
そうして睨み合った後、クルーゼは突然可笑しそうにハハハと笑い声を上げた
何事かと訝しむジャスティス
「面白い、アレを止めると。できるならやってみるといい!」
クルーゼの声に合わせたように、霧の向こうからズシンズシンという巨大な何かが蠢く不気味な音が響いてくる。それは大気を揺らし地面を踏みつけ、忌まわしい叫び声を上げながらジャスティスの目の前に、その巨体を露わにした
「な・・・なんだ、この化け物は!?」
それは太古の恐竜のような巨体に、無数の蛇頭を生やしている、名状しがたい何かであった。しかもその中で特に巨大な頭には、パトリック・ザラの身体が埋め込まれ、狂気に血走った目で周囲を見渡しながら、もはや言葉にならない何かを呻いているではないか
「・・・ち、父上っ・・・?」
「あれこそが議長のお望みの姿。アーク王国を、いや地上を焼き尽くすに相応しい力を、手に入れられたのだよ!」

モンスター ジェネシスヒドラ
プラントで開発中だった、多目的迎撃コーディ族に、魔界のヒドラが合体した姿
ヒドラの頭はそれぞれ、素体となったコーディ族が持っていた、エネルギー波を放つ能力を受け継いでおり、個々に意志を持ってまるでオールレンジ攻撃のような芸当を可能とする。またヒドラの名にふさわしく、首は切っても驚異的な再生能力で復活してくる
巨体の中央に生えている、メインの首がジェネシス本体と言え、さきほどのエネルギー波を放ったのはこれである
このモンスターにパトリック・ザラが融合することで、地上全体を殲滅することを目的に暴れ回るモノと化した


「なんて・・・なんてことを!」
それはもはや、一線を画したと言う言葉では足りない、おぞましい事態であった
憎悪に身を任せ、暴走した父の末路に、さすがのジャスティスも戦慄を覚えてしまう
「さぁ、君に父上を殺せるか?・・・いや、イージスは死んだのだから、関係ないか」
彼の心を逆撫でするクルーゼ
しかし、それでジャスティスも中のアスランも、ハッと我に返った
「黙れ!ならばこそ、止めて見せなければならない!!」
そう叫んで、ジェネシスヒドラの懐に飛び込むジャスティスだが、無数の蛇頭が放つエネルギー波は凄まじく、迂闊に動けば簡単に両手足をもがれかねない
しかも、パトリックの合体した蛇頭が、口から漏れんばかりのエネルギーをため込み、こちらを狙っているでは無いか
『いかん、ジャスティス!一旦引けっ!!』
神鳥インフィニティがジャスティスに警告を放つ
慌てて上空に退避した彼だったが、攻撃はそのまま放たれてしまう
「・・・しまった、あっちは!」

一方で、ストライクとターンXの戦いは続いていた
自身の羽根をドラグーン化し、周辺からターンXを追い込んで斬りかかるストライク
それに対し、身体を分離させてドラグーンをやり過ごしつつ、オールレンジ攻撃を仕返してくる
あまりに高度な戦いに、周囲を囲んでいたデュエル達は、ただ呆然とそれを眺めているしか無い
だがそこに、先ほどジャスティスに向かって放たれたエネルギー波が、ジンやシグー達を巻き込んで吹き飛ばしながら、こちらに迫ってくるでは無いか
「っ・・・?いけない!」
慌てて身を翻そうとするストライクに対して、ターンXは真剣勝負が二度も汚されたことに、腹立たしいモノを感じていた
「ええい、小生の楽しみをなんだと思っているか。もはや容赦はできんなぁ!」
エネルギー波を怖れる様子も無く、何か策を練ってか身動きを止めたターンXを見て、ストライクはふと後退するのを止めた
危険だが、今の彼は無防備であるように見える。やるなら、今しか無い
「ギム・ギンガナム、覚悟!」
しかしストライクは、ターンXの背中で何かがチリチリと、輝き漏れ出しているのに気づいていなかった
そのまま、今まさに彼の剣がターンXに届きそうな、その瞬間
「月光蝶であーる!!」
ターンXはなんとジェネシスの光に対し、月光蝶を放ってカウンターをして見せたのだ
何故なら、月光蝶はIフィールドに乗って散布されるもので、しかもそれ自体がある種のエネルギー吸収体でもあるからだ
しかしその悪魔の虹は、ストライクにとっては厄災を沈める福音でもなんでもない
破滅の牙が、容赦なく彼に襲いかかってくる
「しまっ・・・」
やられる
学園で待っている、多くの仲間達のことが、キラの中で走馬燈のように流れた
「キラ、迂闊だぞ!!」
突然ルシフェルが彼の前に現れ、ジェネシスと月光蝶の盾となったではないか
それはあっという間に彼の半身を吹き飛ばす
「ぐ・・・はぁ・・・っ!」
「ルシフェル・・・さん!?」
「オレに・・・構うな。逃げろっ!!」
唖然としているストライクを、ルシフェルは残った左脚で蹴り飛ばした
「ルシフェルさぁぁぁん!!」
光の渦に巻き込まれていく彼を見上げながら、ストライクはそのまま中空に投げ出された
(ルシフェルさん・・・なんで、キラ、って・・・)
茫然自失になっているストライクの目の前で、ジェネシスと月光蝶という、二つの厄災が同時に大地を無慈悲に染め上げていた


最悪なことに、ジェネシスは月光蝶で完全に抑えられず、むしろそのエネルギー波が月光蝶を巻き込んで、そのまま西の大地に向かって同時に流れて行ってしまった

「む・・・遠くに見える、あの異様なもの。もしや」
どうにかこうにか、道無き道を進んでいたデュランダル一行はこの頃、砂漠地帯を抜けて荒々しい岩場に到達していた
そんな中、砂嵐の向こうにそびえる、およそ自然の作り出したものとは思えない、一際大きな岩の塊のようなものに目を付けたのだ
「あれがメサイヤの塔、だというの?」
「ハッキリとしたことは言えない。だが、目標として動くには・・・」
デュランダルがタリアにそう答えたときだった
彼らの後ろから、まさに悪魔の吐息が凄まじい轟音を上げ、大地を切り裂きながら迫ってきた
「なんだっ、あれ・・・?」
恐ろしい威力を持つ青白い光
それに導かれるようにして、周囲を浮遊している虹色の光が、何もかもを飲み込んでいくように見える

何かはよくわからないが、とにかくヤバいのだけは、インパルスにはよくわかった
「導師様っ、伏せて下さい、なにかが・・・!」
彼の言葉を待たず、それは彼らを無慈悲に吹き飛ばす
「あ、あああっ!?」
巻き上げられた馬車から、多くの子供達が投げ出されては、光に飲まれていく
そしてその中に、ガイアも含まれていた
「・・・ガイアっ!」
しまった、とインパルスが渾身の力で大地を蹴り、彼女の手をつかんでそれから救おうとする
「インパルス、怖い、怖いよ!」
「腕を伸ばせ、ガイア!もっと、もっとだ!」
とはいえ空を飛べないインパルスでは、ただ大気の対流に身を任せて居るほか無い
それでもそれでも、彼はガイアを助けようと必死に、大気の中を泳いでいた
しかし、ジェネシスのエネルギーだけでなく、月光蝶のある効果が彼らを襲い始める
「・・・!?身体が、痛い・・・なんだ!」
その時シンの脳裏に、レジェンドの言った言葉が思い浮かばれた
『かつて"天を焼く剣"は、虹色に輝く光で、世界を滅ぼしかけたと言われている』
自身にまとわりついてくる、その虹色の光。これに触れるだけで壊れていく身体
その現象に、彼は覚えがあった
(まさか・・・月光蝶!?そんな、だってここ、SEEDの世界なんじゃ無いのか!?)
だが、その発生元を彼が知る由がないにしろ、それが月光蝶なのは間違いなかった
そして
現実の月光蝶は、主に人工物質に干渉して、その構成を分解してしまうものである
この世界に於いては、MS族の外皮がそれに相当することになる

そのため、インパルスの身体もまた、月光蝶に反応して解けようとしていた
とはいえコーディ族である彼は、まだ半身が生身である分効果が弱かった
問題はガンダム族であるガイアの方だった
彼女の身体は、あっという間に虹色の光に包まれたかと思うと、身体がしゅるりと溶けてはキラキラと輝いて消えていく
「いや、いやぁ、いやあああ!」
「あ・・・ああ・・・」
これには、インパルスといえどもどうすることもできない
為す術も無いけれど、無意識に彼女を抱き留めようとする彼の腕は、虚しく宙を掻くばかりだ
そうして
「やーーーーっ!!」
ついに彼女が目の前で、光となって消えた
「ステラァァァァァーーーッ!!」
インパルスの、いやシンの叫び声は虚しく響くだけだ
そのまま力なく、大地に叩き落とされてきた彼を、地上で慌てふためいていたルナが気づいて抱き起こす
「大丈夫、シン!」
そうやって声をかける彼女ですら、あちこちを月光蝶に食いつかれ、細かい傷から血を吹き出していたのだが
「ル、ルナ・・・」
「なにが起きてるのか分からなないけど・・・とにかく、この場を離れようよ」
お互い満身創痍ながらも、ルナは何とか彼を立ち上がらせようと必死である
「月光蝶だ・・・」
インパルスのつぶやきに、ルナはぎょっとして身を強ばらせる
「ステラが・・・ステラがこの光で、消えた・・・」
そこでルナは初めて、なぜインパルスがここまで力を失っているのか、ようやく理解した
「そ、そんな・・・まさか、でも・・・じゃあこの痛みって・・・」
このままではいずれ彼女らも、為す術無く分解される運命にあるのだけは、間違いない
「・・・そうだ、マユ・・・マユは!?」
妹のことを思い出し、我に返ったインパルス
彼女まで失ったら
そう考えるだけでインパルスは、身を割かれる思いである
「・・・探したんだけど、見つからないの・・・」
「なにやってんだよ、お前!」
ルナの言葉に思わず声を荒立てるが、彼女もまた身体がボロボロになっているのを見て、自分が理不尽なことを言ったことに気づき、インパルスは肩を落としてうなだれてしまう
そんな痛々しい状態でも、自身を気遣っていてくれる彼女を、感情で先走って罵倒してしまった自分が腹立たしい
「ごめん、ルナ・・・お前だって、痛い思いしてるのに」
「ううん。シン、無理しないで。だって、あの子のこと、せっかくここまで頑張ったのに・・・辛いよね、悲しいよね・・・」
ルナにそう言われて、インパルスは抑えていた感情が一気に溢れ、止めども無く涙が流れてくる
「うっ・・・うう、ううあああぁ・・・」
泣き崩れた彼を、ルナは優しく抱き留めてやる。いや、彼女にはそれぐらいしかしてやれない
だが、そんな彼らの眼前で、ついに周りを囲んでいた岩場まで崩れ始めた
「きゃぁっ!?」
「ルナ、伏せろ!!」
咄嗟に跳ね起きたインパルスが、ルナの身体を覆うようにして、その崖崩れから庇う
すっかりガレキで埋まってしまったその場には、未だ月光蝶の名残が漂い続けていた
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テーマ : スーパーロボット大戦 - ジャンル : ゲーム

2011/09/03 18:20 | 偽騎士ガンダムSEED本編COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

うわ…また凄い事になってきましたね…。取り敢えずブリッツとガイアに南無。
しかしマユが原作とは違って腕すら見つかっていないのが気になりますねえ…。
ZZのリィナみたいに無事保護されていると良いんですけど…もしかして悪堕(ry
続きも待ってます。

No:3048 2011/09/03 18:47 | ホームズ #- URL [ 編集 ]

ステラ・・・・

あらら、救えなかったですか。現実との鏡合せのような世界なら仕方ないですかな。ブリッツはもっと酷い死に方でしたが(汗)シンサイドがこれからどうなってくか期待ですね。
御大将大暴れですねえ。月光蝶に対し、Gジェネメンバーはどうするか、次回はそこらへんを書いていきますかね。しかしSEED編だけでかなりのボリューム。話的には今中盤くらいなんですか?
長文失礼しました。

No:3049 2011/09/04 01:35 | 想鳶流 #s1IOzH.I URL [ 編集 ]

騎士ガンダムSEED ASTRAY

さて、サイドⅡ樹海の森は一種のダンションになっている……しかし、入る度にダンションが変わるのである。


ロウ「スライムアッサムってこんなに種類があったのか?」
劾「知らなかったのか?近藤スライムアッサムに夏元スライムアッサムは割と有名だ。ナノマシンやくそうはとっておけよ、錬金釜に入れておけば上ナノマシンやくそうになる」
ロウ「某RPGのアイテムかよ」

近藤スライムアッサム=近藤 和久氏が描くアッサム
夏元スライムアッサム=夏元 雅人氏が描くアッサム

ロウ「おいおいおいおい」
劾「ここは別名“非公式MSの墓場”とも言われている所だ

松浦ごろつきアッシマーが現れた!

ロウ「……確かに出てたもんだな」←“ムーンクライシス”で登場。
劾「近藤ゴーストザクレロも出て来たな……」

松浦ごろつきアッシマー=松浦 まさふみ氏が描くアッシマー
近藤ゴーストザクレロ=近藤 和久氏が描くザクレロ

劾「終いには“Gの影忍”まで出て来そうだな」
ロウ「何でも電撃ボビーさんが立体化して売り出しするって言っていたな……」

注意:一部楽屋トークになってますが二人はMSに変身して森を進んでます。

・数時間後 レッドフレームLv21 ブルーフレームセカンドL Lv23になってあるフロアに到達。

ロウ「劾、神殿に戻る“旅の扉”があるな」
劾「ここまで来て聖剣グリーンフレームが見つからないとは……そして怪しい扉」

ちなみに神殿に戻るとLv1に戻ります。

ロウ「開けるか?」

???「またれい!!奥から禍々しい気が」

ロウ、劾「「本当に出たよ、Gの影忍の事“リョウガ”」

リョウガ「……ミノフスキー隠れ蓑術が効かない相手がいる」

ロウ「マニアックなネタだな」
劾「……U-30辺りでも苦しいぞ」
リョウガ「……噂に聞く、ミラージュコロイド術の使い手が居ると言う事だ」
劾「……この聖剣も王道たるない物だからな、何でもアリだ」
リョウガ「……扉を開けるぞ」

ドアを開けると、そこから一人の青年が弾き飛ばされて来た。

???「いててっ!なんだよ!!!あのガンダムは」
???「聖剣の担い手がこんな狩人の若者とは……」

ロウ「あれは……アストレイ?」
劾「恐らくゴールドフレームが魔堕ちしている……確か、ゴールドフレームは宰相のサハク姉弟を持ち主に選んでいる」
リョウガ「普通は一人では」
ロウ「ASTRAYですからね」
リョウガ「我が主演作品もかなりぶっ飛んでいるが……」←かなりぶっ飛んでます。
劾「二人とも戦うぞ」

ギナ「ほう、他の聖剣ASTRAYの担い手が……都合がよい」
リョウガ「そのほう、オーブ国宰相のロンド.ギナ.サハク殿と見受けられる……何故、命を狙う」
ギナ「力が必要だ、プラントもアークをひれ伏す力をなぁ!!!」
ロウ「ゆるさねぇ!聖剣をそんな目的に使うなんて……」
ギナ「ふっ、先に異国のコマンド(特殊兵)の脚をとめよう」

ゴールドフレーム天、姿を消してGの影忍(@リョウガ)の眼を潰す。

リュウガ「心眼センサーフルオープン!」

ナレーター「説明しよう、Gの影忍の胸部には“心眼センサー”があり、これにより敵の姿を見えるのだ」

リョウガ「二人とも、そやつは何者かに操られている!!!」

ロウ「オーブには色々とジャンク屋組合や魔導士ギルトで世話になっているからな」
劾「あの国には色々と仕事のタネがあるから」

ロウ、劾「「生け捕りにするぞ」」

リュウガ「……そこの狩人、自分がまいた種じゃないのか?」
トロヤ「狩人って呼ぶな!俺はトロヤ.ノワレって言う名前があるんだ!!そりゃあ、変な剣拾ったらMSになって……ウッ!」

トロヤがグリーンフレームの姿になる。

トロヤ「貴様か?村を襲撃したMSは!!!」
ギナ「そうだ、だが世界を統一には多少の犠牲も必要だ」

グリーンフレームにツインソードライフルが出現する。

トロヤ「ゆるさねぇ!」

周囲に炎が纏わりつく。

???「愚か者!!!怒りに身を任せるとは……」

白いM1が当て身をした。

リュウガ「ここは引くぞ」

リュウガは“フォールドの巻物”を読んだ。


・アイランド.イフィッシュ神殿跡

トロヤ「じゃあ、これってマジでオーブ王国の宝だったのかい!!!」
???「……聖剣グリーンフレームを探していたら、既に……私の名は拳神バリー.ホーだ」
ロウ「ジャンク屋のロウ」
劾「サーペントテールの劾だ」
バリー「私は宰相であるミナ様の密命により聖剣グリーンフレームを探し、手に入れたが……どうも私が格闘家なので嫌がって勝手にトロヤを持ち主に選んだらしい」
トロヤ「……で、どうやったら手から離れる?」
劾「諦めろ」
ロウ「ASTRAYだからな」

No:3050 2011/09/04 03:08 | YF-19k(kyousuke) #vOF08ZPo URL [ 編集 ]

これからがクライマックスだ

さぁ盛り上がってまいりました
そろそろワタクシ本領発揮(ぇ?

ホームズさん>
>また凄い事になってきましたね
大丈夫、これ序の口だから(おい
>見つからないマユ
え~・・・17話をお楽しみに

想鳶流さん>
>シンサイドがこれからどうなってくか期待
はっはっはっ、その御期待には充分応えましょう
>月光蝶に対し、Gジェネメンバーはどうするか
こちらのお話しでは、軽く触る程度にしておきますね、そっちの方々
>SEED編だけでかなりのボリューム。話的には今中盤くらいなんですか?
え?
・・・予定では・・・あと5話くらいはある・・・と思う・・・
それで終われば良いな、終われば・・・

YF-19Kさん>
盛大なる内輪ネタ
だが、それがいい(ぇ
そしてついにGの影忍まで出て来やがりましたかw
こうなったらハーフΖも・・・ゲフンゲフン

No:3051 2011/09/05 00:31 | あるす #- URL [ 編集 ]

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