新・スパロボ学園 超外伝 ~決戦!騎士ガンダムUC VS OO 【30】~

手探りで転職活動中のあるすです
そしてまだなーんも手応えが無いので、「ううむ、大丈夫なのか」と心配になってたり

けど、転職エージェントの人曰く、今は書類選考の段階で落とされることが多いんだとか
企業も転職者にそれほど時間と金を避けない、って事なのかなと思いました
本当に目に付いた人とだけ逢うために、と言うことなんでしょうねぇ
ということは、転職書類提出の段階で、どれだけ魅力的なことを書いておけるかが成否を分けるんだな、などと
日々学んでおります・・・今更遅いかも知れないけど

というわけで、合間を縫って書いた30話
なんか色々と書き込み足りないんだけど、これ以上引き延ばすのも嫌なので、ええい載せちゃえ!


☆あらすじ☆
私立スパロボ学園
それは、スパロボに存在するあらゆるキャラクターが、学園生活という舞台を通じて、好き勝手するための空間である!


スパロボ学園高等部所属、神名綾人の風邪によって起きた時空の乱れにより、騎士ガンダムの世界にあり得るはずの無い歴史が、人々の意図を余所に刻まれていく

地上世界と魔界との決戦は、西の地にあるレウルーラの尖塔まで持ち越されることとなった
スパロボ学園が対策を考える中、バンシィをそそのかし、オードリーと賭をする魔公子ヒイロ
そんな彼らをそれでも救いたいと願う、刹那とバナージの心のシンクロが、ユニコーンからバナージを引き離した・・・


疾走する多数のSDサイズの機体達と、砲撃を繰り返しながら進む戦艦
西の大地への着岸地点から始まった、その戦場その物は一方的だった
そもそもが殆ど砂漠になっていた西の地を、さらにぺんぺん草も生えないほどに蹂躙しながら、スパロボ学園の面々は進んでいったのだ
もちろん、モンスター達の抵抗はあった。だがそれは、白兵戦に長けたダンバインやダイモスらの敵では無かったのは、言うまでも無い
ただ、そのモンスターを倒していくことに、疑問や良心の呵責が無かったわけでは無い
善悪の概念から言えば『悪』であるし、自分達の道を阻む存在なのは確かだ。けれども元を辿れば、西の地でただ生きていた生き物たちの成れの果てでもある
カミーユの台詞を引用するならば
「無駄な殺生、またさせる!」
ということであった。だからと言って止まることもできない
作戦参加中の全員は、戦っている最中もそうで無いときも、なるべく余計なことは喋らずただ黙々と西の地の奥へ奥へと進む、そのことを最優先に時間を過ごした

そうして補給と整備の関係で、何組かのローテーションを回しながら進んできた彼らの前に、赤い尖塔が姿を現したのは、侵攻開始から二日目の夜を迎えてからのことだった
「やっぱり来たね。まぁ、こうなるのは判ってたけど」
彼らの目の前に魔公子ヒイロが、尖塔を護るようにぼんやりとした姿を現す
「そう、とって返すはずも無いよね。正義の味方のみんながさ」
にやにや笑いながら嫌みを言うその姿に、多くのメンバーが戸惑いを覚えているのは説明不要であろう
彼が「魔公子」を名乗り、すでに人ならぬ身となったと言ったところで、すぐにそれに馴れるほど人は簡単に感情を変えられない
だがもちろん、例外は居るものである
「バンシィはどうした?一人でお出迎えか。ずいぶん自信のあることだな」
アルブレード(@クォヴレー)は、変わり果てた友人の姿に臆している様子も見せず、一人ズイッと前に出てそう言った
「バンシィは今、狩りの最中なのさ」
そう言うと魔公子ヒイロは、右手を上空に向かってあげてから、パチンと指を鳴らす
すると、瘴気の中にぼんやりと、何かの光景が映し出されてきた
それは闇の炎によって焼き尽くされ、命の欠片も見受けられそうも無い、アーク王国・・・いや、人革連の主要都市であった
「もっと、もっと殺してやるッ・・・壊してやるゥゥゥッ!!」
その炎の中でバンシィが勝利の咆哮を上げると、その角の中に周囲から白い煙のようなものが集まっていく。それは人間の魂だ
「ヒトの魂が・・・命が吸われていく!?」
命が失われていく様を、敏感に感じ取る一部の生徒や先生達が、顔を青くして怖気に負けそうになる中、クォヴレーは更に表情を硬くした
「狩り・・・これが・・・まさか・・・」
「俺と父様の『食事』だよ。魔界の者にとっては、当たり前のね」
魔界の者、特にモンスターより上級の魔族達にとっては、ヒトの魂は最上級の食料である。バンシィは魔公子ヒイロに唆された後、こうしてかつての故郷の一部を滅ぼし、主となった魔王らに魂の捧げ物をするため、死んだ者達の魂を狩っているのだ
「・・・遂にヒトの魂に口を付けたのか」
クォヴレーは悲しそうにそう言ったが、当の本人はなんてこと無い顔をしていた
「それが?だって食べないと身体が維持できないもの」
人間達が肉や野菜を食べるのと同等に、魔族はヒトの魂を食す。それ自体は当たり前のことなのだが・・・
クォヴレーは何を思ってか、それまで立っていた艦橋から立ち去り、司令室へと歩みを始める
その意図を知ってか知らずか、魔公子ヒイロはこれで終わりじゃ無い、と言うように今度は左手を高く掲げる
「バンシィ、やれ」
「ハッ!」
バンシィが角を開くと、全身から赤い光が漏れ出ていく
光は勢いを増し、赤い霧のような形で、周囲を染め上げていく
そして、赤い霧に当てられた死体が、モゾモゾと姿を変え始めたでは無いか
アアア、グオオオ、と人ならぬ声を上げながら、糸の切れた人形のように立ち上がってくるその塊は、あるモノの姿に似ていた

モンスター GN-X(ジンクス)
疑似Gマテリアルの光を浴びて、ゾンビのような形で蘇ってきた人々の死体
いわばデビルガンダム細胞に侵されたゾンビ兵のようなモノで、それぞれに意思は無く上級魔族の命令に従って行動する
モンスター・ジンクスに殺された者も、やがては疑似Gマテリアルに犯されてジンクスになってしまうため、非常にタチが悪い


10も100もの、ジンクスの形となったそれらは、バンシィの指し示す方に導かれて、ぞろぞろと西に向かって動き始めた
「侵攻するのだ、西へ。アーク王国全土に死をもたらすために」
魔公子ヒイロとバンシィの作戦はこういうことだ
東の果ての地にあった人革連の土地を死で覆い、その死の病を徐々に西に向かって広げることで、大陸全土を魔界の手に収めようと言うつもりなのである
そうして孤立するであろうオーブもまた・・・
「さて、みんなはどっちを取る?あの地を救うのと、この尖塔を制圧するのと・・・フフフフ・・・」
「なんてことを・・・!」
と、その時
映されていた映像のジンクス達の内何体かが、突然切り裂かれてぐちゃぐちゃと大地に伏していった
奇妙に思った魔公子ヒイロが視点を移すと、そこには見たことも無いMS族が両手に剣を持ち、ジンクス達に対峙していた
「我が名はMr.ブシドー!死してなお人の身体を穢すその行為、見過ごすわけには行かん。この両手の剣で成敗してくれよう!!」
ガチャリ、と剣を構えるその姿を見て、刹那達が正体がわからないわけも無かった
「グラハム!?生きてたのか・・・!」
「・・・翼を持ちし美しい少女が、私に新しい銘と命を授けてくれたのだ」
いきなり正体がばれて肩すかしを食らったのか、Mr.ブシドーはふぅとため息をついたように見えたが、すぐに気を取り直したらしい
「同胞を斬るは辛いが、魔界の者に身体を穢されたままにしておくのは忍びない」
だが、せっかく蘇った彼とて、いきなりこんな集団を相手にしては身が持たないはずだ
が、そこへ朗報が入ってくる
「艦長、オーブから入電してます。エルフリーデさん達が、ブシドーさんの援護に行ってくださるそうです」
「ニューラル騎士団の皆さんですね!」
ルリが受け取った情報によると、ニューラル騎士団のうち2/3が、事態を重く見て遂に実力行使に出ることにしたという
それまではいくら援軍とは言え、他界に余計な手を出すのでは無く、太陽の柱の警護に専念していた彼らであったが、魔界の余りの暴挙に黙っていることができなくなったらしい。それだけの大軍勢、しかも光の勢力であるならば、心強いことこの上ない
「援軍感謝する!ならばそれまでの間、ここは私が死守しよう」
「無理をするな、ブシドー!」
「無理は承知ッ!!」
勢いづき、ばっさばっさとジンクス達を切り裂いていくブシドー
そう言った光景を見ていて、魔公子ヒイロは露骨に不快そうな表情を浮かべた
「興が冷めた。バンシィ、集めた魂を持って戻ってこい。客人も来ていることだし」
「あの男はよろしいので?」
「いいよ。どうせ総数時間と持たないさ。それに、持ったら持ったで面白いよ」
半分遊んでいるようにしか聞こえないやりとりだ。完全にこちらを舐めきっているとしか思えない
今度はスパロボ学園の一同の方が、怒りとも不快とも悲しみとも言えない、複雑な表情を浮かべている
「ああ、そうそう。ちゃんとみんなの相手は用意してあるよ」
魔公子ヒイロは再度両手を上空にかざす
するとそれに導かれ、黒い雷が周囲を舞ったかと思うと、そこに黒いMSのような機体がいくつも現れていた
それに見覚えがあったのは、主にOGsメンバーの者達だった。それは悪夢の機体・・・
バルトールとミロンガだと!?そんなモノのコピーを創り出すとは・・・」
姿を見るだけで吐き気を催すような、トラウマ全開になるその機体が、ワラワラと目の前に現れたのだ。不快感を露わにするのも無理は無い
「コピーじゃ無い。『本物』だよ。その証拠に、ほら」
ふと映し出された映像には、それぞれの機体に取り込まれたモンスター達の姿があった
「俺とモンスターの群れじゃ、叶わないのは判ってたからね。対策は万全さ」
「貴様・・・ッ」
バルトール、そしてミロンガ
それはかの悪名高き『ODEシステム』を搭載した、非道の機体である
ヒトをパイロットでは無く部品として扱い、マスターとなった機体を中心とした、『一にして全』の仕組みを実現するための機構

黒ヒイロ自身、かつてODEシステムに取り込まれ、三途の川を渡りかけたこともある
その非常に危険なシステムを自ら再構築し、それを使ってこちらを迎撃するつもりだという
「お前達の弱点は、俺が全て知っている。そしてシステムのマスターコアは俺。ということは・・・わかるな?」
これらのメカと、そのコアにされたモンスター達の脳には、すでにスパロボ学園への対応策が伝達されていると言うことである
さらに、このまままともにやり合えば、ODEシステムの回避・命中補正の設定と、新しい攻撃に対する全体の対応力の向上により、スパロボ学園の一同とやり合う回数が増えれば増えるほど、この黒いバルトールとミロンガはこちらの能力に対応し、回避と命中率を上げていく・・・という最悪のスパイラルが起きると言うことである
「さぁ、自分自身の力の前に苦しめ!」
ふはははは、と高笑いを上げる魔公子ヒイロ
勝ち誇ったのかバルトール達を動かすことも無く、それらで自らと尖塔の盾にするかのような円陣を組み、さも「攻撃してこい」と言わんばかりの挑発的行為に出ていた

その頃クォヴレーは、指揮官席にあったビアンに対し、頭を下げていた
「学長。ディス・アストラナガンの姿を使う許可を」
「自ら手を下す、と言うのかね」
「ええ・・・もはやあいつを救えない以上・・・」
「救えない?どういうことだ」
大事な話があると言って連れてこられていた刹那とバナージは、クォヴレーの言葉に一瞬愕然とした後、そう問いただした
「あいつはもう一線を越えてしまった。どうあがいても『戻れない』一線を」
かつて古事記に曰く、死した伊弉冉尊(イザナミ)はよもつへぐいを食したため、黄泉の国の住人とならざるを得ず、生者の世界の主にして夫である伊弉諾尊(イザナギ)と、共に有ることができなくなったという
そうであるように黒ヒイロも、魔界の者となってヒトの魂を食したことにより、完全にヒトであることを止めたのだ。しかもそれは自らの意志らしい
「ヒトとして生きることから逃げたんだ、あいつは。だから・・・」
かつての友として、その弱い心に止めを刺してやることが、彼への手向けになるというのがクォヴレーの思うところであるらしい
「何か手が有るのでは無いのか!?」
僅かな救いを考えていた刹那の言葉にも、クォヴレーは虚しく首を振る
「何か手をと求めるんじゃ無く、何かできないか考えるんです」
がっくりと肩を落とす刹那に、バナージはそう言葉をかける
「・・・そうだが・・・しかし・・・」
そこへ、バタンと大きな音を立てて、ギリアムが司令室に入ってくる
「学長、ODEシステムです!」
「・・・」
さしものビアンも、その事実には深いため息をつかざるを得なかったようで、両手を組んで深く椅子に寄りかかった後、ふぅと大きな息を吐いた
「そんなものまで使うとは・・・あいつは過去を完全に投げ捨てたのか・・・!」
ついにクォヴレーは呆れ果てたのを通り越して、怒りの色を露わにし出す
「ODEシステム・・・?」
意味がわからない二人に、クォヴレーはそのシステムの恐ろしさと、かつてシステムによって深く傷ついた黒ヒイロの過去を、簡単にまとめて聞かせた
そして、そんな物を自分で使い出す以上、もう彼は完全に正気では無いのは明らかだ、とクォヴレーは言った
自らが望まぬ身体になった、その根源的原因を忘れてしまったか、あるいは開き直ったか。どちらにしろまさに正気の沙汰では無い
「どうするのですか、ビアン学長。我々には時間が無ければ、力も惜しめない」
むやみやたらに近づいてもがけば、まさに飛んで火に入る夏の虫
かと言って睨み合ったところで進展も無し
「ならば、取るべき手は一つ!」
ゼロの言葉を受けてビアンは、憂いていた表情をぱっとどこかへ投げ捨てたかと思うと、すっくと立ち上がって直々に作戦指揮を執り始める
「各部隊、ナデシコを先頭にし、鏃の陣形を取れ」
「エヴァ全機、ATフィールドを維持し続けろ。攻撃はするな!」
「砲撃機体は各自の所属艦に戻り、甲板上で待機しつつエネルギー充填!」

それまで扇形に広がっていた各艦船が、徐々に三角錐の形を取り始めたのを見て、魔公子ヒイロはクスリと嗤った
「まぁ・・・やっぱり取る手はそれしか無いよねぇ」
見え透いた手だと思ったが、彼にとってはそれならそれで良いらしい
「遊ぶ時間が増えるか減るかの問題さ」
彼は誰にとも無くそう嘯いた

「敵機、動きありません」
「あちらには予想の範囲内と言うことか・・・」
自らの手が読まれているのは、ゼロにとっては屈辱的とも言える状況であった
「・・・が、これほどの火力とは思っていまい!」
その言葉に合わせて、膨大なエネルギーの光が戦艦の砲門に、そして甲板に集まったダブルゼータやDXといった砲撃機体から発せられる
「全員、戦艦および砲撃機体の射線から退避!」
ヒィィィィンという甲高い音が西の大地に鳴り響いた
「全艦、一斉射ッ!!」
数隻の戦艦による、MAP砲撃とMAP兵器機体による掃射攻撃
砲撃その物の勢いは凄まじく、あっという間に数百の敵機が薙ぎ払われていく
「・・・さすがに・・・」
それらのエネルギーが尖塔に達するのを防ぐため、魔公子ヒイロは広範囲にバリアを張らざるを得なくなった
彼はこうなることは予想していたものの、ゼロの言うとおり一人で押し切る事に集中せざる得なくなって、身動きが取れなくなってしまう
必然的にODEシステム搭載機の動きは鈍り、狙撃手達が遠くから確実に撃ち漏らしを墜としていくことで、驚異を一つずつ減らしていく
さらにはそれらの艦隊が、発射の反動に抗するように前進しながら、艦隊を『押し込んで』くるではないか
「あれ・・・それはちょっと・・・予想してなかったな」
グググッとバリアに荷重がかかるのを感じて、魔公子ヒイロは面白そうにそう言った
進みつつ続けられるMAP兵器の照射と、周囲から襲ってくる機体への狙撃
このようにしてくさび形に開いた『穴』
それを見計らって、電童の中で銀河と北斗が声を上げる
「超獣王輝刃、インストール!」
その両手に超獣王輝刃を携えた、電童・超獣王輝刃が戦場に姿を現す
「行くよ、銀河!」
「おう!!キバストライカー、ファイナルアターーーーーーーーック!!
金色に輝いて直進する電童を先頭に、後ろから突撃隊が突進していく
それは主にドリルを装備した機体、例を挙げるならガオガイガーやグレンラガンといった突進型の技を持つスーパー系のユニットが主で、楔の中にさらなる『道』を造るのが目的であった
そしてその中に、キラから光の翼(=ウッソの力)を借りたシンの姿もあった
光の翼と、パルマフィオキーナ(=ドモンの力)で電童をフォローしながら、尖塔の目前にまで辿り着いた彼は、その掌部を魔公子ヒイロに突きつけようとした
「黒ヒイロ!一発ぶん殴って・・・!!」
が、伸ばしたシンの手は、魔公子ヒイロの姿を捉えることはできなかった
その身体を手がすり抜けてしまったからだ
「一番乗りおめでとう」
そう言うと、魔公子ヒイロの姿はゆらりと消えて、何も無かった尖塔の壁にぽっかりと穴が開く
「・・・影!?」
「言ったろ。一人じゃ相手できないのは判ってたって」
どこからともなく声がする
どうやら今まで相手していたのは、魔公子ヒイロの影でしか無かったらしい
なぜならば彼の姿が消えても、相変わらずバルトールやミロンガは『生きて』おり、散発的な戦闘は続いているからである
本人はどこかで高みの見物を気取っているらしい
「・・・・・・影であれかよ!」
「魔公子を名乗るのは伊達じゃ無いってことか」
舌打ちする隼人やシモン達の後ろから、穴を抜けて近づいてきたのは、エヴァ初号機に護衛されたアーガマであった
そこから降りてきたのは、ダブルオーにユナイトした刹那と、それにしがみついてきたバナージ、そして遂に真の姿となったクォヴレーこと、SDサイズのディス・アストラナガンの姿であった
続いて降りてきたのは、ゼータプラスの姿のままのカミーユや、この世界に干渉しないようにHI-νガンダムになっているアムロや、ナイチンゲール姿のシャアであった
「・・・行くか?」
「もちろん」
クォヴレーは友をこの手で葬るために
バナージと刹那は友を取り戻すために
それぞれの思惑を持ってその言葉を口にした
そんな彼らを待ち受ける、光も差さないその真っ黒い穴の向こうには、当然何らかの罠が仕掛けられているのは明白であった
だが、そこへ行かなければ、何も得ることは無い
「虎穴に入らずんば虎児を得ず・・・か。わかった。外は任せておくといい」
「カミーユ、先輩としてしっかり彼らを導け。頼んだぞ」
外の戦闘はまだまだ続く。余り大人数を罠と判って行かせるわけにはいかない。そう言った状況の中でチーム分けを考えた場合、若い力に任せた方が良いと大人達は判断したようだった
「だが、何かあったら俺のドリルで、どっからでも援護に行く。無理はするなよ」
「ありがとう、シモン。頼りにさせて貰う」
「あっ、はいはい!俺も行きます!!」
まだ黒ヒイロを一発も殴れてない、というよく判らない理由でシンも突入隊に志願してきた
「ここまで人数が絞られてる状態で、まだ魔界の瘴気に触れ続けるのは危険だぞ?」
「・・・あいつがそれを判って、俺をどうにかしようとするんなら」
シンは両の手をがきっと打ち合わせ、気合いを入れるような仕草をしてみせる
「そんなの無理だって教えてやるだけです。そして・・・一発ぶん殴る!」
「そこ、こだわるところなんだ・・・」
こうして、5人にまで絞られた突入部隊は、大人達に見送られながら尖塔の中へと突入した
「ところで、バサラ達は見つかったのか?」
「それが、てんで手がかりが無く・・・」
「まさかとは思うが・・・」
シャアもアムロも、いやーな予感がしながら尖塔を見上げていた

真っ暗な中を、GN粒子の光が照らしている
コツコツと慎重に歩みを進めた5人
彼らがそこで初めて見た者は・・・
紛れもなく、バンシィであった

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テーマ : スーパーロボット大戦シリーズ - ジャンル : ゲーム

2013/02/06 20:23 | 偽騎士ガンダムUCVSOO本編COMMENT(3)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

ODEシステムはOG外伝プレイ者にとってもトラウマ

味方の精神コマンドが半端な前半にバルトール事件が起きたもんだから、ボス戦よりザコ戦の方が辛かった!
アレの強さは前半にしては異常だった!

…いや、OGs未プレイの為コンバートボーナス入手しなかった私の私見も混じってはいますが・・・

No:3887 2013/02/06 23:17 | 漆黒の翼 #e9EPk88s URL [ 編集 ]

騎士ガンダムSEEDASTRAY&騎士ガンダムOOP

フェルト「Mr.ブシドー、未来を頼みます。そしてあなたにも」

フェルトの掌には妖精が眠っていた。

フェルト「ミーナ.フォルテ、今こそ歴代の巫女を……」

パァと輝くと妖精が消えた。


ロウ「今こそレットフレームの新たなる姿……マーズジャッケット!」

レットフレーム マーズジャケット: ジオンに協力したシャアがMSの時に使ったゲルググを模した姿。これによりジオンのモンスターは仲間と認識するのだ。ただし機動性が低いのが難点


ロウ(@レットフレームマーズジャケット)「それにしてもムーアっていう所は酷いなぁ。ユニウスセブン以上だな。ん?」

ロウが見たのは亜空間で飛ぶようにして戦うガンダムとザク……。

ロウ「フルアーマータイプの回収機だな」
劾「フルアーマー“サンダーボルト”だ……」
ロウ「いたのかい」
劾「アーク王国の依頼でムーア同胞騎士団の監査をしている」
ロウ「何度かそこに補給した事あるけど騎士と言っても子供ばかりだったぜ……」
劾「……」
ロウ「すまねぇ、劾もその一人だったな」


ロウの言葉に劾は何も言わなかった。



AKB0048

・チャーリーエンジェルス

久しぶりのゲリラライブは選抜選挙に選ばれた10名、だが今回は芸能絶対禁止の星とあって研究生総出でガードに入る……と思ったら77期生には軍事要塞ベガスターの潜入となりました。

まあ芸能絶対禁止の星にもAKB0048の影響があったのですがDES軍との戦いにギャンブルされてました……それにしても意外な人が潜入メンバーを助けたけど……恵理のおとーさんは人造キララで何をする?


イランのステルス戦闘機


アルト「ジョージ山森監督(=河森監督)も苦笑」
輝「ガヘル313ねぇ」
シン「統合戦争の中東戦線に出てそうだな」


感じとしてはグリペンの小型とラプターのステルスを合わせた感じ……北朝鮮や中国に渡る前にどうにかしてくださいアメリカ様。


No:3888 2013/02/06 23:41 | 通りすがり #vOF08ZPo URL [ 編集 ]

疲れた・・・

漆黒の翼さん>
ODEシステムは文章でしか知らないんで、こんな感じかなーぐらいで書きましたが
相当面倒くさいものなんですな・・・

YF-19Kさん>
ロウと劾は何をしとるんですかいな?
とはいえ、本編がもうあっちゃこっちゃに話がぶっ飛んでるので、人のこと言えませんが

No:3889 2013/02/08 20:28 | あるす #- URL [ 編集 ]

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