新・スパロボ学園 超外伝 ~決戦!騎士ガンダムUC VS OO 【34】~

PS3のコントローラーが完全に駄目になって、ゲームどころがトルネの動画もまともに見られなくなった管理人です
いやはや参った・・・
代替え品を用意しないといけないけど、純正高いんだよね
HORIパッドとか検討してるんですが、それでもやっぱりそこそこのお値段
PC用でPSと互換のある奴にしようかなとか
ただでさえ金が無いのに、余計な出費に頭の痛い今日この頃


さて
偽ナイトガンダム外伝も佳境になりました
今回のお話と後一話で終わりの予定です

病気さえ無ければ、もっと早く終わっていたはずなんだけどな・・・


☆あらすじ☆
私立スパロボ学園
それは、スパロボに存在するあらゆるキャラクターが、学園生活という舞台を通じて、好き勝手するための空間である!


スパロボ学園高等部所属、神名綾人の風邪によって起きた時空の乱れにより、騎士ガンダムの世界にあり得るはずの無い歴史が、人々の意図を余所に刻まれていく

魔王となったシナンジュと黒ヒイロの合体体
それは強大な力を顕示し、学園メンバーを困惑させる
そんな中、戦いを止めさせようとした刹那は、危うく魔の力に飲み込まれそうになり・・・


「刹那、しっかり・・・!」
「う、うう・・・マリナ・イスマイール・・・?」
疑似Gマテリアルの呪縛から何とか解放されたものの、未だに意識がもうろうとしている刹那を、マリナがしっかりと抱き留めていた
「・・・・・・俺は・・・」
どうにか身体を起こそうとする彼の前で、魔王とビアン学長の対決が始まろうとしていた

「『ヴァルシオン・・・学長・・・?』」
その後、魔王の口が僅かに動いて、こんなことを言っていたのに気づいたのは、バナージやカミーユぐらいであった
「・・・来て、くれた」
その時一瞬、魔王の邪悪な表情が緩んでいたような気がした
だがカミーユらが改めてその顔を見たときには、やはり魔王に相応しい不敵な笑みが浮かんでいるのであった
「『ククク、学長自ら御出陣とは、我らの力に相当の焦りを感じているようだな』」
「いやなに、私なりに責任を果たしに来ただけだ」
ヴァルシオン(@ビアン)を牽制するとも挑発するとも取れる台詞にも、ビアン本人は過敏に反応することは無かった
「自らの生徒の不始末は、担任の先生の不始末。ただそれだけのこと」
ビアンのその言葉を、魔王はフンと鼻で笑った
「『我らは既に、君らとは道を違えた、と言ったはずだ。それに、元々『俺』は貴方の生徒になったつもりも無い』」
「おや、聞いてなかったのかね」
言うと、ビアンはその手に小さな何かを持ち、魔王に向けてみせる
「刹那君とその他大勢からの願いと、何人かの同意を得て、君に正式な学生証を発行してあったんだが」
そう。手にされていた物は、「黒ヒイロ」のスパロボ学園での学生証であった
それを目にしたとき、魔王の表情がまた一瞬緩み、ハッとしたような顔になったように見えたのを、今度は刹那やアルト達も気がついた
だが、またもやその表情は押し込められ、半ば怒りの混じったような邪悪な表情がその顔に浮かぶ
「『そんな物が、今更何の意味を成す・・・!』」
言うが否や、その指を学生証に向けた。すると学生証が勝手に発火し、メラメラと燃え尽きて行くでは無いか
「『フハハハハ!そんな物で我らが揺らぐと思ったか?』」
高笑いする魔王であったが、刹那は見た
その時、仮面で覆われた左の目から、血の色のような『雫』が流れたのを
「あれは・・・」
それが見えていたかいないか、ビアンは手にしたディバイン・アームをチャリッと構える
「少々お痛が過ぎるようだな。お仕置きが必要なようだ」
「『やってみるが良い。できるならだがな』」
次の瞬間、戦闘が始まった
ヴァルシオンから放たれるクロスマッシャーが、唸り声を上げて空間を切り裂く
それを目にも留らぬスピードで避ける魔王
着地点にもクロスマッシャーが放たれるが、それを手にしたシールドで防御する
返す手で魔王もその手から火球を放つが、ヴァルシオンはそれらを全て切り払いで打ち返してみせる
お返しとばかりにメガ・グラヴィトンウェーブが地を這うが、魔王は床を蹴り上げて天井にその大波を避けていく
その反動を利用し、両手斧を構えてヴァルシオンに襲いかかるが、相手の方も微動だにせずそれを剣で受け止めて打ち払う
「互角・・・!?」
「あのままじゃ決着が付かない!」
魔王VS.ラスボスの戦いは殆ど互角で有り、決着が付きそうにも無かった
「学長を援護しろ!」
ヴァルシオンその物の攻撃に巻き込まれない程度に距離を取りつつ、他の先生や生徒達がビアンの援護に乗り出し始めた
その中でも一歩抜きん出て攻撃に乗り出したのは、デスティニー姿のシンであった
「このっ、馬鹿野郎!」
バキッ
ヴァルシオンの攻撃を受け、一瞬魔王がひるんだ隙を突いて、シンの拳が魔王の顔を張る
「人がお前のこと気にして追ってきて見えば、結果がこれかよ!」
一発ぶん殴ってやると何度も言っていた、その言を果たしたシンは、してやったりと笑った
が、魔王の方はダメージを受けている気配も無く、逆にニヤリと嗤っていた
「『・・・気が済んだか、シン?』」
自らを殴っているその手をむんずと掴み、今度はこちらの番だというように身体を引寄せて首に手を回し、後ろから抱え込むようにシンを捉まえてしまう
「うわっ・・・このっ、離せよ!」
シンを人質に取られたような格好になった学園メンバーの手が止まる
それはもちろん、学長たるビアンの攻撃も同様であった
「『・・・・・・ほう、そうか。『俺』のことで、ずいぶん気を揉んでくれていたようだな』」
まるでシンの心を読み取ったように、魔王は薄ら笑いを浮かべながらそう言った
「当たり前だろ!・・・元はと言えば、こうなったのは俺の責任もあるんだから・・・な!」
前作を読んでいない方のため、説明しよう!
シンは以前このリオン・カージで、広がりゆく戦乱を止めようとする手段の一環として、メサイヤの塔を目指した。だが、その旅自体が戦乱の黒幕であった、魔王プロヴィデンス(第三次αで死んだはずの、クルーゼの転生体)の罠だったのだ
魔王の手に落ちたシンは「改造」を施され、一時破壊の戦士エビルインパルスにされてしまう。が、これを阻止しようとした者が居た
その名を騎士ルシフェル・・・そう、黒ヒイロその人が、訳あって正体を隠していた姿、であった
だが、ルシフェルは結果的に、シンへの改造を阻止できなかった。あまつさえ、改造されきってしまったシンの、試し斬りの相手に選ばれてしまったのである
容赦ない攻撃に反撃できなかった彼は、やむを得ずどうにかこうにか学園まで撤退し、ぼろぼろで駆け込んだところをランドらに発見され、緊急治療を受けていた
ところが今度はその隙を突かれ、黒ヒイロの能力を欲しがった堕天使リボンズに捉えられてしまって今に至るというわけである

「『そうか。そこまで考えていてくれたなら・・・』」
ぶわっと、シンを捉えている魔王の腕から魔力がほとばしる
「『その借りを今、返して貰おうか』」
「・・・ッ!」
魔王の強大な魔力に触れたことで、押さえつけているシンの中の魔性が目を覚まそうとしてくる
「くそっ・・・落ち着け、落ち・・・うううっ!!」
こんな事態を想定して、学園で受け続けた精神を安定させる訓練
強大な魔力に惑わされぬよう、呼吸を落ち着け気持ちが持って行かれないようにしようとするが・・・
「グ・・・グアアア・・・」
二重人格化した自分を抑えるのに必死なマイが舌を巻くほど、何度も何度も訓練を受けていたはずなのに、心で身体の反応を抑えることができない
「『フ、訓練?・・・そんなものが、我らに対して有効だと思ったか』」
全てを見透かしたように、シンの悪足掻きを嗤う魔王は、まるで彼の苦しみを長引かせるかのように、ゆっくりと彼を魔力で浸そうとする
「いかん、あのままでは・・・!」
そこに、ギャンっとギターを弾く音が響き渡る
「おらおら!無粋なことは止めて、俺の歌を聴きやがれ!!」
上空から玉座に割り込んできたのは、誰あろうファイヤーバルキリー姿のバサラ達、ファイヤーボンバーのメンバーだった
床へとダイレクトに着地したバサラは、そのまま歌を続ける
相手が魔王であろうとも、『突撃ラブハート』を歌い聴かせることに余念が無い
「『クッ・・・不快な歌を・・・』」
すると歌の効果なのか、シンの身体を侵食しようとする魔力が、少し薄くなったように見えなくもない
「う、ううう・・・バサラ・・・」
「『往生際の悪い!』」
正気を取り戻しかけたシンに、魔王は歌で気を散らされながらも、なおも魔力を流し込もうとする
「ウガアアアアッ!」
「俺の歌を聴けって言ってるだろうがァァァ!」
「『ええいっ、黙れ!』」
歌の効果で正気に戻ろうとするシンに、魔王は何度も魔力で揺さぶりをかける
が、その度に・・・魔王の左目からは、赤い『雫』が漏れ光る
それが何を意味するのか・・・
その時だった
立ち上がった刹那は、ダブルオーライザーにユナイトしたかと思うと、剣を携えて魔王とシンの間に割り込み、魔王の両手を切り落とし、解放されたシンを抱きかかえて離脱する
もちろん、魔王の腕はその場でしゅるん、と再生されてしまったが、それまで戦おうとしなかった刹那が直接的な行動を起こしたことは、その場の全員に沈黙を与えるのに充分であった。なにせバサラまでが、歌をピタリと止めて様子を伺う姿勢を見せたくらいだ
「『ほう・・・?やっとその気になったのか、刹那』」
自らに刃を向けてきた刹那を、半ば挑発するような口ぶりの魔王であったが、刹那はそれに答えるそぶりもなく、ただ黙って剣を構えるだけだった
「『もはや語らず、か?それならば』」
両手斧を構えて応戦の姿勢を見せる魔王。その左目からは相変わらず『雫』が漏れている。それをじっと見ていたバナージも、様子見を止めてユニコーンにユナイトする
「刹那さん。手伝います」
「・・・ああ」
短いやり取りの後、走り出す二人
ダブルオーライザーの聖剣と、ユニコーンの光剣が魔王の胸に向かって、一直線に狙いを定めている
狙われている方の魔王はしかし、不敵に嗤ってバリアを造ろうとした
「『その聖剣が、我らに届くと・・・』」
が、バリアが現れない。それどころか、魔王の身体が思うように動かない
「む・・・!?」
その原因は、魔王の中にある二つの存在に、ズレが生じ始めたことだ
(何をしているヒイロ。動かなければ奴らに・・・)
どうしたことかと『息子』を問いただした「シナンジュ」であったが、その答えは意外な物であった
(ごめんなさい、父様・・・)
(!?)
ヒイロ側の抵抗は更に激しくなり、それまである程度は腕を動かせたものが、今度はピタリと動けなくなるほどであった
(思い出しちゃった・・・から)
(何を言っている?今、それどころでは)
(駄目だよ。だって・・・・・・大事な物を傷つける・・・わけには・・・いかない)
『ヒイロ』がの様子がおかしい、とシナンジュは捉えた
それまでのシナンジュに甘えていた口調から、徐々に声のトーンが変わっていく
(そう・・・俺が本当に・・・欲しかった・・・それを・・・)
聖剣の切っ先は既に目の前だ。だがそれでも、『ヒイロ』は身体を動かそうとはしなかった。いやむしろ・・・それを受け入れようとしているとさえ・・・
(・・・・・・ヒイロ、貴様ッ・・・!)
(そうだ。大事な俺の友達を・・・やらせるわけには行かない。そして!)
ザシュッ
二つの剣が狙い違わず、魔王の胸を貫いた
「『グッ・・・アアアアアアア!!』」
断末魔の声と同時に魔王の身体にヒビが走り、その隙間から黒い霧のような物が漏れただれていく
「・・・やった!?」
「・・・・・・・・・・・・」
余りにもあっけなく、剣を突き立てることに成功したことに、呆気にとられているバナージと、厳しい顔の刹那
二人はしばらく動くこともなく、剣を突き立てたままであった
しん、と静まりかえった玉座の間
誰しもがその状況に、言葉を紡ぐこともできない状況で、僅かに声がした
「・・・・・・・・・すまな、かった」
刹那がハッと顔を上げると、黒ヒイロが口を開いていた
その表情は魔王のそれでは無く、いつもの彼の穏やかな笑みの浮かんだものであった
「お前達の・・・ゴホッ・・・おかげで、やっと毒が・・・抜けた」
血のような黒い液体を吐出しながら、ようやく彼は喋っているようだった
「・・・毒?」
「そ、そう・・・だ。魅了の、ゲホッ、毒・・・」
ぴしぴしとヒビが走り続ける身体にむち打つように、黒ヒイロはしゃべり続けていた
「シナンジュに心を・・・奪われる毒・・・それを聖剣が、浄化して・・・くれた」
先ほどの黒い霧がそれだったのかと、刹那は理解した
「お前・・・どうして反抗しなかった・・・毒が今抜けたというのなら」
「思い出した・・・いや、今になって・・・自覚したのさ」
馬鹿な奴だよな、と良いながら黒ヒイロは刹那の問いに答えた
「俺が欲し・・・かったもの・・・ゴホッ・・・居場所、仲間・・・友・・・それは」
黒ヒイロは刹那だけでなく、周りで様子を窺っているスパロボ学園の一同にも視線を向けて、自嘲気味に笑った
「もうすでに、手に・・・してたんだって、こと」
リボンズによる洗脳と、シナンジュの毒に煽られたせいで、彼はすっかり自分を見失っていたと告白したのだ。孤独に怯え死に怯える余り、そのネガティブな感情を悪意によって増幅され、真実から遠ざかっていたと
それが、危険を顧みずに学長が自ら出張ってきたことと、学生証を見せられた事とで深層意識が揺り動かされ、思い出を取り戻してきたのだ

「寂しさが、貴方を狂わせていた」
「その・・・通りさ・・・白銀の騎士・・・」
すまなそうにユニコーン姿のバナージを見る黒ヒイロ
「・・・そのために・・・お前達、にまで・・・ガハッ・・・酷い目を・・・」
だが、謝罪の言葉を最後まで言えそうには無かった
まずは刹那を触っていた左腕が崩れ落ち、身体の半分もぼろぼろと欠片になって壊れて行くでは無いか
「気をつけ、ろ・・・奴、は、シナン、ジュは・・・まだ・・・」
そこまで口にしたとき、彼の身体は完全に崩れ、灰と化した
「・・・!!」
刹那は声を出すこともできなかった
急に支えを失ったように、バナージと共に床につんのめった後、黒ヒイロの成れの果てである灰を手に付かんで、声にならない嗚咽を上げるのが精一杯だった
「刹那さん・・・」
バナージは慰める言葉も見つけることができず、声を殺して友のために無く刹那を見上げるほか無かった
泣きたい、叫びたいのは、シンやアルト達も同様だったが、最もそうしたいであろう刹那が感情を押し殺している以上、誰もがそれを見守る他ない

だが、そのしんみりした時間は長く続かなかった
突然塔が轟音を立てて『蠢き』出したからだ
「なんだ!?」
「動いてる。塔が・・・馬鹿な!?」
塔の外にいたメンバー達はそれでも確かに、塔が揺れ動いているだけで無く、形を変えるように蠢いているのを目にした
「突入組!一旦そこから離れろ!!」
ギリアムからの通信を受け、ビアンをはじめとした玉座の間に居たメンバーが、次々とグレンラガンが開けた穴から脱出していく
「・・・刹那、行きましょう」
「わかってる」
マリナに声をかけられ、刹那は黒ヒイロの灰を一握りだけ握りしめ、尖塔を後にした

「トーレス、一体どうなってる?」
「判りません。判りませんが、尖塔それ自体が、強大なエネルギーを発しています!」
混乱する学園の一同の目の前で、尖塔は生き物のようにぐねりぐねりと身をくねらせ、何かの形に変化していくように見える
その変態が終わりかけたとき、一部の人物達は『それ』がなんであるかを気づき始めた
「まさかっ!」
「いや・・・ある意味では、やはり、か!」
そこに現れた毛むくじゃらの獣
巨大な牙と爪を持つ、邪悪な獣
それは・・・
「ジーク・ジオン!」
バナージも伝説でしか見聞きしたことの無い、あのジーク・ジオンその物が、尖塔を飲み込んだような巨大な姿をその場に曝したのだ
『ええい・・・よりにもよって、この姿を曝そうとは!』
ジーク・ジオンは心底悔しそうであった
『だが、大人しくしていてやった分、魔力は溜っておる』
「大人しく・・・だと!?」
『そうよ。器無きワシが"シナンジュ"の姿で鎮座しておれば、貴様らイイ気になりおって!』
そう。シナンジュとはジーク・ジオンの仮の姿だったのだ
シナンジュが求めていた器とは、すなわち自らの肉体だったのである
とは言えジーク・ジオンは、実はその獣然とした姿を、自ら忌み嫌っても居た
『この姿を曝させた以上、その代償は支払わせてやるわ!』
巨大な手が宙を斬る。慌てて後退し出すスパロボ学園の一同
「戦艦は後退!奴の攻撃を一撃でも食らったらアウトだぞ!!」
「戦艦に近づかせないように、牽制をかけつつ各機ごとにも距離を取れ!」
学園メンバー達が距離を取り始めたのを見て、ジーク・ジオンはにんまりと嗤う。そうしてのしりのしりと東に向けて歩みを始めた
「・・・なにっ!?」
「追いかけてくる!?」
「・・・・・・いや、違う!」
確かに学園メンバーが後退する方向も東のため、追いかけられているように見えなくも無い。だがシャアは気づいた。その移動方向にある、何かを目指していることに
「ブライト、奴の狙いはアメノミハシラだ!」
「なんだと!?」
おそらくそこに集まっている人々を食らいつくし、今以上の魔力を得て力尽くでも地上を手に入れ、太陽の柱も物にしてやろうと企んでいるのに違いなかった
「しかし、前進すればひとたまりも無い」
「エヴァのATフィールドにも限界があります」
「あの巨体には、一人一人の攻撃なんて意味が・・・」
そもそも、個別の攻撃が効いている節も無い。それは無理も無い。
スパロボ学園の一同は与り知らぬ事だが、今ジーク・ジオンの姿を支えているのは、かつてレウルーラの尖塔だったものである。本当の肉体では無いから、本来の力を発揮できているわけでは無い
しかし、シナンジュとして魔力を節約し、その中で多くの地上人の魂を食らって魔力を蓄え続けたそのパワーを一気に放出しているため、例え仮の器とは言えその力は強靱な物となっているのである
「アレを貫くには、やはり聖剣の力が・・・」
じりじりと押されるスパロボ学園本陣の中から、二つの光りが飛び出していく
「ジーク・ジオン・・・貴様だけは!!」
「刹那さん、早まらないで、連係を!!」
怒りで身を焦がす刹那と、それを抑えようと追いかけるバナージであった
『フン、小賢しいッ!』
確かに聖剣を振るう刹那の攻撃は、ジーク・ジオンの表皮を傷つけることが出来ることはあった
が、怒りにまかせて振るっているため、思うようにダメージを蓄積させることができず、付けた傷が側から再生されてしまっていく

その頃
飛び出していった刹那から、黒ヒイロの灰を預けられたマリナは、そのキラキラと光っている姿に哀れみを覚えて涙を浮かべていた
そんな彼女の前に現れたのは、怒りとも何とも付かない表情を浮かべたバサラだった
「畜生が・・・こんな風な終わりでイイとでも思ってんのか・・・」
「バサラ・・・」
アーガマの甲板で風に吹かれ、さらさらと流れていく灰に向かって、バサラは悔しそうな声で『Try Ageing』を送った
その歌声を聞いて、マリナも何となくTry Againを歌い始める
整備に携わっていたメンバーや、戦艦の護衛に付いていた者達も、何とはなしにつられて歌を唄いだした
それらの波がサウンドエナジーと被さり、光り輝いてその場を暖かく包み込み始める・・・

スポンサーサイト

テーマ : スーパーロボット大戦シリーズ - ジャンル : ゲーム

2013/03/07 21:16 | 偽騎士ガンダムUCVSOO本編COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

IS 第8巻あらすじ公開

楯無「いや~~遂に恋のバトル開幕だね~~」
のほほんさん「よもや……あの子が告白なんて、おしいのは専用機みんなメンテナンス状態なんですねぇ」
千冬「そうしてもらった方が手間が省ける」
楯無「生身で専用機の間に割って入ったのに……」
千冬「私にも限度がある」

・新装版二巻のセシリアが中々セクシー過ぎて困ってます(実話)


AKB0048

なんか一気にマクロスFになり、元メンバーに金龍隊長特攻フラグが出て不発になりました。この世界にもパインケーキがあるのか?

No:3902 2013/03/08 18:17 | YF-19k(kyouske) #vOF08ZPo URL [ 編集 ]

ついに動き出しましたね!
私の方はどうもしばらく投稿出来そうにないです、はい

マクロス30
入手したので始めましたがー…
サブクエストに精を出してます(笑)

No:3903 2013/03/09 20:07 | 飛白 #- URL [ 編集 ]

ドーピングしてからやろう

YF-19Kさん>
マクロスゲーはやってらっしゃいますかね?
やってないわけ無いと思いますが・・・

飛白さん>
> 私の方はどうもしばらく投稿出来そうにないです、はい
それは残念(´・ω・`)

> マクロス30
> サブクエストに精を出してます(笑)
そんなことだろうとは思ってました
そしてその合間でもストーリーを進めてるであろう事は明白ッ・・・!

No:3904 2013/03/09 22:10 | あるす #- URL [ 編集 ]

あるすさん>

返信どうもです。

はい、VF-X(PS)で早々匙投げました(キッパリ)……好き故に越えられない壁がある。まあネタに関してはある程度は分かりますがね。

No:3905 2013/03/10 01:19 | YF-19k(kyousuke) #vOF08ZPo URL [ 編集 ]

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP |