銀河機攻マジェスティックプリンス 第七話
今回はどちらかというと、お話の「間」とも言えるものでした
しかし、今まで謎だった部分のある程度が一気に解消され、物語の流れがある程度ハッキリしてきたのも事実
ロボの戦闘は次回のお楽しみと言うことで、今回はその「間」を楽しみましょう
ウルガルの本拠地では、皇帝ガルキエを前にしての軍議が開かれていた
それによると、今までのウルガルの『攻撃』というのは、彼らにとっては『斥候』に過ぎず、これからこそが彼らにとっての本番となるらしかった
なお、地球のことはウルガルでは『ラマタ』と呼ばれているようだ
そして彼らにとっては、地球とは狩りの対象でしか無い口ぶり
圧倒的自信を窺わせる
その中でも、まるで皇帝に取り入っているかのように、狩りの成果を楽しむルティエル
彼女は一軍団長という設定だが・・・?
その頃、軍議を放り出して、一人狩りに乗じるのは、皇子ジアート
兄である皇帝にすら、器を量れぬと言われる彼の行動やいかに
皇帝らしく、何かの沙汰を待つガルキエ
一方で兄の側女に手を出すジアート
ウルガルという種族とはどういう物なのか
ルティエル曰く、ウルガルとは欲望の赴くままに行動するもの?
そんな彼らの脅威にさらされている地球はと言うと
アマネが次回の作戦をコミネに説明していた
が、コミネは殆どまともに聞かず、自分の容姿を気にしているばかり
それがまた何故かというと・・・
世界中に発表される、次のオペレーションの作戦会議
本来ならその説明は、作戦立案者のアマネがするべきところが・・・
コミネに全てを持って行かれていたのであった
この人本当にどうでも良い時は目立つなw
作戦名は、名付けて「ケレス大戦」
その発表が終わった頃、チーム・ラビッツは今後のマネージャとなる、山田ペコとご挨拶
彼らの身の回りのことを担当してくれると言う
が、それ以上に、今回の作戦で自分達はどうなるのか
そのことの方がチーム全体では気になるところだった・・・のだが
作戦にはもちろん参加する。だがしばらくは基地であるスター・ローズで自由にしていてい
そう言われ、ペコに案内されたのはそれぞれの個室
寮とは違い、一人一人がVIP待遇の部屋を用意されたのだ
・・・が、何故かタマキの部屋でみんなくつろぎ中
タマキにツッコまれ、それぞれの部屋に行くか!となった物の・・・
何故かアサギの部屋に皆集まってしまう
こんな広い部屋、落ち着かない!というわけでw
しょうが無いので食堂にでも、と向かった物の、アサギとケイは結局のところ席を外してしまう
所在なさげなイズルに声をかけてきたのは、彼担当のピットクルー
卒業おめでとうと言われるものの、本人自身はそれに実感を覚えて居らず、帰ってくるところを無くした喪失感の方が深かった
が、ピットクルー達に「ここに戻ってくるんだから、自分達を家族と思えば良い」と言われる
しかしイズルは言う。自分には家族という物がわからない。養父母に預けられてはいたらしいが、その記憶も無い。だから実感が湧かないと
これからわかるよ、と言ってもらえる物の、やっぱりイズルはピンとした顔をしない
その理由が「ヒーローは孤独な物」
もちろん、判ってもらえるはずも無いんだがw
結局、レストルームで5人だけで集まって、どうしたもんかという状態になってしまう
これから毎日、ピットクルーとのコミュニケーションを取らなければならないとなると、今後が思いやられてしまう。家族って大変・・・
そこでまたアタルがキッツいことを言う
「家族がいないって、実は気楽なのかもな」
イラストが上手く描けたらしく、それをコピーしに出たイズルに、GDFの軍人がいちゃもんを付けてくる
それを助けてくれたのは、ピットクルーの面々
自分を庇い、優しく声をかけてくれる皆に対し・・・
「いいですね!ヒーローに家族がいるのも、いいですね!」
・・・わかってねーな、こいつw
そんな彼らを乗せ、ゴディニオンは基地を出発し、作戦行動へと移る
レイカによるアッシュの整備は、一応万全のはず
今回の戦いでは、ピットクルーが戦闘空域に出てまでフォローする腹づもり
全員やる気でみなぎっている
だが、そんな地球勢をなめてかかるように、ウルガルはやる気満点
そんな中出陣してきたジアートの口から出る、テオーリアの名
彼は彼女を「欲しいもの」と現す。そしてそれを失っているというような口ぶり
これから察するに、テオーリアは婚約者かなにか?
待機中のチーム・ラビッツ
全員が何となく神経質になっている中、それでもイズルはやっぱり絵を描いているw
一人、自分の機体を見に来ていたアタル
ピットクルーと筋トレするか?などと言われるが、いつもはお調子者の彼も、ピットクルー相手だと萎縮してしまう
しかし、そんなやりとりの中、遂に彼らに出撃命令が下る
緊張するアサギに、いつも通り滑った励ましをかけてしまうイズルだが、今日はいつもと違ってケイが少しフォローを入れてくれる
僅かずつだが成長していく彼らに、リンは何を見るのか?
作戦開始30分前
しかし、ウルガルからの先制攻撃が始まってしまう
作戦を前倒しし、戦闘開始を宣言するコミネ
あっという間に戦端が開かれた「ケレス大戦」の行方やいかに!?
コミネがAパート全部持ってったったw
今回のお話の大きなテーマは、「コミュニティ」と言えるかも知れません
ウルガルという帝国のコミュニティ
チーム・ラビッツ個々と、その周囲に対するコミュニティ
それぞれが描かれたと感じました
さらにそのコミュニティの中で、今のところはチーム・ラビッツが孤立しているという面も、注目すべきところ
寄る辺なき彼らの戦う意味とは、ただジュリアシステムによる「生き残りのコピーを造る」ことだけになってしまうのか
それとも、与えられたとは言え、自らを支えるものに価値を見いだし、これからの戦いに繋げることができるのか
そこが彼らの大きな分岐点と言えるかもしれません
さて、次回は大きな戦闘になりそうです
先を越され、圧倒的軍事力の差に晒されるであろう、地球軍とチーム・ラビッツの運命が気になります!
テーマ : 銀河機攻隊 マジェスティック プリンス - ジャンル : アニメ・コミック
2013/05/17 22:10 | 銀河機攻隊マジェスティックプリンス | COMMENT(5) | TRACKBACK(0) TOP
コメント
敵陣営の目的
まさかゼントラーディ軍の様に滅んだ文明の生物兵器で手当たり次第破壊って言う線はないよね?何処か昭和の匂いがする所だな。
ウルガルの兵器
生物兵器ぽいですね……案外ジュリアシステムの元は…
リュウセイ「スパロボではどんなスタンスかな」
鉄矢「ヒミコみたく利用されるとか」
ライ「それにしても幾ら深夜でもNTRはマズいだろ」
アヤ「あんたの口からこんな単語が出てくるなんてねぇ、同じ王子様はどう思う?」
ルルージュ「あのなぁ」
シュナイゼル「側女に手出した噂なんてよくある話だし」
No:4096 2013/05/18 19:06 | YF-19k(kyousuke) #vOF08ZPo URL [ 編集 ]
ウルガルが分からない(笑)
敵だからいいんですけどね(笑)
300年ぶりの神託ということは「手当たり次第」という訳でもないのか‥
そして皇子は奔放過ぎですね(笑)「欲しい者は側にいない」じゃなく「側にいないから欲しい」んじゃない?
心にも影響を与えるジュリアシステム
イズルへ他のラビッツの対応が変わるのは戦闘の後ってのも関係あるのかな?
五人でいるのが普通
本人達は気付いていないけどそれが家族♪
ケイがタマキの面倒を見てるのも
イズルにアタルが突っ込むのも兄弟姉妹が自然にやってること。
コモノ‥いやコミネ劇場(笑)
もう生暖かい目で撃墜されるのを見守るよ
No:4097 2013/05/18 19:57 | 飛白 #- URL [ 編集 ]
安心して観られるアニメ
YF-19Kさん>
ウルガルについては、まだまだ謎が多そうですよね
圧倒的な力を持つ反面、宗教集団っぽい面もありますし
ジュリアシステムについては、テオーリアが地球側に横流ししたのでは、と考えてます
飛白さん>
あのグリリバ皇子は、2ちゃん本スレでも変態認定されてました
五人が兄弟に見える、ってのは確かにそうですね。それが支えになるのかどうか、っていうのも今後の魅力だと思います
コミネについては・・・そうですね、生暖かい目で見守りましょう
No:4100 2013/05/19 12:09 | あるす #- URL [ 編集 ]
あるすさん>
返信どうもです。
ウルガルがどんな侵略集団なのか……既に出ている侵略集団との個性を出せるのか……リュウセイ達も大変になりそう。
No:4102 2013/05/19 14:02 | YF-19k(kyousuke) #vOF08ZPo URL [ 編集 ]
ラビッツ兄弟
ラビッツが兄弟なら年齢的に‥
長男-アサギ
次男-イズル 長女-ケイ 三男-アタル
次女-タマキ
の順番かなー
テレビを独り占めしてるアタル
ケイ「ちょっとアサギ兄!アタルを注意してよ!」
アタル「別にいいじゃん」
タマキ「良くないのら!タマキにもみせるのら!」
アサギ「はぁ~」(お腹に手を当ててる)
イズル「アタル、妹を守るヒーローはそんな事しないよ?」
四人「‥‥‥‥」
違和感ない(爆)
No:4104 2013/05/19 21:48 | 飛白 #- URL [ 編集 ]
コメントの投稿
トラックバック
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)