ノブナガ・ザ・フール 第六話「力」

8日の大雪には参りましたね
もちろん土曜日だったので、仕事の関係では被害なかったんですが
10年ぶりの大雪に、こりゃあ珍しいから家の周りを動画撮影しよう、と興味本位で出かけた結果
素敵なまでの積雪量と、予想してなかった寒さのため
眼鏡が曇って視界不良になるわ、地面のつもりで足突っ込んだら段差にはまってコケたりとか
悲惨な目に遭いました(自業自得


さて、今週のノブナガ・ザ・フールですが・・・

やっちまいましたね
ここ最近のアニメでは珍しいほど、すがすがしくやっちまいましたね
こんだけズッパリやられると、もう「見事なり」としか形容のしようがないわ


織田家では、当主ノブヒデを失ったことで、内外からの脅威に一掃さらされることになった
外部からは領地を責められる危機が
内部では家督相続争いが
尾張の領地にかつて無い危機が迫る
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この件について、自らを責めうなだれるミツヒデ
ヒデヨシは前向きで、「三人で世界を変えるんだろ!?」と励ますが、今の彼にはなかなかその言葉も響かない
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市姫とノブカツは、ノブヒデの残した「家督の品」を目にしていた
それを兄に渡すよう、という父の遺言を聞いたとき、ノブカツは何かを思ったようだ
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そんな二人の弟妹の思いとは裏腹に、ノブナガは行方をくらまして現れない
次期当主として責任を果たさない彼を追い落とすチャンスとみた家臣達は、葬儀式辞を進めるのにかこつけて、ノブカツを前面に立たせようとする
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それが何を引き起こすか。ノブカツには薄々分かっては居たが、どうしたら良いか決めかねてしまう
その態度を市姫に咎められ、なんとか「兄の名代」として立とうとしたとき、傾きモノのような姿をしたノブナガが、式場に乱入してきた
呆気にとられる家臣達の中に割り込んだノブナガは、『地球の史実の織田信長』のごとく、祭壇に灰をぶちまけて去って行く
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あまりの行動に腹を据えかねた家臣の一人が、ノブナガを切り捨てようと刃を向ける
しかし、強烈な威圧感を持ってこれを制するノブナガ
さらにその覇気は、舞い散る桜吹雪を呼び寄せ、祭壇に華を添える
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まるでそれこそが、父を送るには相応しいとでも言うかのように

ミツヒデが矢面に立ち、ノブナガへの刃傷沙汰は避けられたが、最早家臣団の我慢は限界に達していた
市姫はこの状況下で、父から預かった家督の品をどうすべきか、悩みをミツヒデに吐露する
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家臣団の望むノブカツの台頭は、しかし彼の優しすぎる精神からすれば、織田家を弱めるだけ
かといって、ノブナガという人物の器を見定めるために、周囲の人が持つべき時間は最早無い
家督の品を持ち出したところで、争いは激しくなるばかり
眉をひそめる彼女を慰めるように、ミツヒデは「大丈夫」というが・・・

ミツヒデに、ノブナガを冷静に見守ってくれ、と言われていたモノの、あまりのことにジャンヌはかんかん
荷物を抱えて出ていこうとするのを、ヒミコに嘲笑われる
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あんな大うつけとの婚約など解消すれば良い、とジャンヌに言われるが
「婿殿と同じ高みにいなければ、この戦国の世であれほどの男の側に居ることは適わぬ」
と彼女は応えるのだった

物見の塔で、ノブカツはミツヒデに、家臣達の動きを話す
自らを起てて、ノブナガを廃そうとする流れ
しかし、それで家がまとまるならそれもやむなし、なのかもしれないとノブカツは考えていた
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兄の力が認められるその時まで織田家を守るためには、それが一番なのかも知れない、と
だが、周囲を敵に囲まれた中で、護りに徹することを指標とする彼の考えは、市姫の懸念通りのモノだった

城を出て行くジャンヌの周りで、まるで道化師のようにその有様を嘆くダビンチ
ノブナガを救星王では無いと言いきる彼女に、彼のことを見極めたのか、と鋭いことを言うダビンチ
理解しようのない相手だと返すジャンヌだが、理解するための位置取りを間違えている彼女では、それもやむなしと回りくどく解説しつつ、いつものタロットカード
彼女が引いたのは「力(パワー)」の正位置
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大いなる力を支える、乙女の存在を示唆するカード
だが、もうその意味を解することも嫌になったジャンヌは、当てもなく城を飛び出していく

その頃、ノブナガ暗殺の動きを知ったミツヒデ
太平の世なれば、名君となりうる資質を持つノブカツ
だが、この混沌とした世において、道を造り出す力を持ちしはノブナガ
故に自らは、鬼となる
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閻魔(ノブナガ)の遣いとして、ノブカツをその射程に収めるミツヒデ
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一方でジャンヌは、山の中で響き渡る、ノブナガの荒ぶる怒りの声を聞いた
どこにも吐出す先のない、怒りと悲しみを抱えて、彼はやり場泣く叫び続けていた
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その、無垢にして混沌なる魂の輝きに、ジャンヌは胸を打たれ涙する
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そんなノブナガを狙う銃口に、ジャンヌは気づいた
慌てて駆けよった彼女だが、その目の前で彼を庇って銃弾を受けたのは、ヒミコであった
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その姿が、「力」のカードの姿と重なる
「妻の勤めを果たしましたぞ」
と誇りを持ってノブナガに語るその姿こそ、戦国の世での愛の姿と気づくジャンヌ

そして・・・遂にミツヒデは引き金を引いていた
地に伏した彼は、自らが討たれる運命だったと悟っていたのか
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苦渋の決断をしたミツヒデを赦すかのように、後を頼むと呟く
鬼になったミツヒデであったが、しかし涙を耐えることはできなかった
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シナリオとしては非常に素晴らしい流れなんですが
登場人物に感情移入してると、真面目に胸の痛い話でありますなぁ・・・

それぞれがそれぞれに、守りたい者や信念を持っていて
だからこそぶつかり合い、悲劇が起きるカオス
このような痛々しい流れのストーリーは、なかなか久しぶりなのでグッときました

気になるのはヒミコちゃんですが・・・
そこはノブナガの覇気で、傷が治っちゃったりするんだろうか?
と言うか、そう言う形で愛の姿を見せるノブナガ、というシチュエーションはありそう
一方で、ノブナガの影を取り持ち続けるミツヒデが、どっかで壊れないか不安
何せ今回の所業、市姫が心を痛めるのは見え見えなわけで、彼女に敬愛の念を持っているミツヒデが、どこまで耐えきれるか・・・

で、このカオスの引き金を引いた、空気が読めない男はどこ行った?
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テーマ : ノブナガ・ザ・フール - ジャンル : アニメ・コミック

2014/02/10 22:05 | ノブナガ・ザ・フールCOMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

まだだ、まだわからないぞ!

河森監督作品は時にして大ドンテン返しがありますから……ノブカツは死亡したとしてヒミコの場合は死んだと判断するのは……彼女術者ですし、この世界は普通ではない。


史実でもあったそうです


ノブナガの葬儀での行動は史実でもあり、実際教育係であった家臣が切腹……知っての通り信長はうつけのふりをしつつも領内の戦場になる地理の把握や同世代の若者の交流(人材発掘も兼ねておりこれが常備軍の基礎になった)と来るべき闘いの準備をしていました。信長はその家臣の為に寺を建立し命日にはちゃんと供養。この頃になると誰もが信長の実力を認める事になります。


後、狙撃も数回遭遇。何れも命中しませんでした……一番有名な事件なのが杉谷善住坊の狙撃事件。何しろ金ヶ崎の戦いで逃げ延びていると言う敗走時に起きたから信長ならずでも激怒するわな。

(幸いにも弾は袂を貫通)

狙撃犯を探し出させて鋸引き(のこひき)と言う刑罰に……これって罪人を首だけ出した状態で地面に埋めて通りすがりの谷人に竹製ののこぎりで首を引くと言うバイオレンスな刑罰。善住坊は記録によると六日間生き続けたと言う事です。

No:4571 2014/02/10 23:44 | YF-19k(kyousuke) #vOF08ZPo URL [ 編集 ]

それより何より

織田家がどうまとまっていくのか、が気がかりですな
史実では、信勝との確執は、父親の死後も長らく続いて、最終的に二度謀反を起こされて、その結果として暗殺と相成ったわけですが
その間に信長が実力をつけることで、徐々に彼の元に権力が集中した感があります
今回の場合はその過程を踏まず、いきなり争う相手が居なくなったのですから、まとまりを作る役が必要になりますよね
それがシンゲンなのかカエサルなのか・・・

ああ、ヒミコちゃんは死んだとは思ってませんからw
あの世界の場合「その時不思議なことが起った」が平然と起きそうなんで

No:4572 2014/02/11 20:24 | あるす #- URL [ 編集 ]

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