春 命の営み~水槽驚奏曲~

先日からちらちら書いてますが
自分の予想よりも早く、水槽に春がやってきてしまいました
いろいろと用意はしていたものの、いざその事態がやってくると、気持ちがはわわとなって対処できません

何せ、小さいといえども、これからの「命」ですから・・・


まずは3月6日のこと
ミナミヌマエビちゃんが一匹、抱卵確認
これ自体は・・・ブログに書いたとおり、親父様のご命令で彼女を取っ捕まえ、隔離するだけで済んだ

しかし、事が変わったのは、3月15日のこと
数日前から「なんか嫌な感じ」な動きをしていた、もう一匹のミナミヌマエビちゃんが抱卵しているのを確認した
まだ最初の彼女のお腹には卵があり、孵化の傾向が見られない
時期がずれるが、やむを得ず二匹目も同じ隔離水槽へ

そして翌日3月16日
三匹目の妊婦(蝦)さんを発見
この時点で主は顔面蒼白であった
この調子で妊婦(蝦)が増えたら、今の水槽で対処しきれないぞ・・・

どうしようと思いつつ、30センチ水槽の掃除を開始して数分後
主は信じられない光景を目にした

メダカちゃんが卵を腹につけて泳いでいる
( д) ゚ ゚


なんだとー!?
主はこの日まで、メダカたちが出産するのは春分の日前後だろう、と予測していた
しかし、ここ数日の気温の上昇と、3月に入ってから週に一回、生き餌(アカムシ)を与えるようにしたのが効果的だったのか、予測より一週間以上も早く出産が始まってしまった
そしてよく見ると、その雌のお腹を雄が追いかけている
喰う気満々である


知ってる方には言うまでも無いが、産み落とされた卵は発見され次第、容赦なく両親でさえ食います
運良く孵化したとしても、稚魚の段階で共食いされる可能性も高いです
自然界ではありきたりなことですが・・・

しばらく観察していたが、お腹から取れて水草に付着する気配もない
致し方なく・・・主は網を手に取った

その後、逃げるお母さんメダカと
追う主との間で
およそ20分にわたるデッドヒートが繰り広げられたあと


ようやく回収したのが、この卵達である
201403182.jpg
小さい小さい命の息吹を感じ、主はへとへとになりつつも達成感を感じたのであった

そして、この卵のせいで、妊婦エビさん達は別水槽にお引っ越しを余儀なくされた
201403181.jpg
彼女らのお腹に抱かれた卵は、少なくとも2週間は時間が要るという
とすると、それこそ最初の稚エビが生まれるのが春分の日前後になる、ということになる
それにしても蝦というのは、意外とよく食べ、よく糞をする
ろ過装置のない小水槽は、毎日主が掃除しないと、あっという間に汚れてしまう
気をつけないと

翌日のこと
またあのメダカちゃんがお腹に卵をつけていた
しかしその日は平日
仕事があるので、彼女を捕まえるために戦うのは不可能である
一応、親父様に出産の旨伝えたが、卵を確認できなかったとのこと
タイミングが悪かったか・・・

同日夜、メダカの卵にやや異変が起きた
いくつかの卵が白濁し、毛のようなものが付いていた
最初の段階で白濁していた卵は、未受精卵だと言うことなので取り払ったが、こちらもそうだったのだろうか?
しばらく考えたあと、主はある作業をすることを決意した

卵の細分化である
要するに「筋子からいくらを作る」作業をするのだ

ものの書物によれば、そうすることで卵同士のトラブルが伝播するリスクを抑制し、孵化率を上げられるという
しかし言うのは簡単だが、作業中は冷や汗ものであった
なにせ3㎜にも満たない卵一つ一つに、小さな命が宿っているのだ
少しでも気を抜けば、それらを殺してしまうことになる
メダカの卵は案外硬く、触るとこりこりする
それを一つ一つ慎重に転がして、取り外れたものを水槽に沈めていった
こうして、様々な場所に卵がばらまかれた
201403183.jpg

しかしこうしてみても、一体どの卵が順調なのか駄目なのか、どうにも判らず「取り分け」するのを躊躇ってしまう
なにせメダカの卵の観察なぞ、ン十年ぶりのことである
あの頃どうやってメダカを孵化させたかなんて、すっぱり頭の彼方に飛んでいる
そう思うと、自分より遙かに昔にメダカで理科の実験をしたであろう親父様が、メダカの卵がどれだか判らんと言うのも無理からぬ事のように思えた

と言う経緯を経て、主はメダカについては
「土日祝日のみ産卵を見守る」
「卵は基本的にバラす」

と言う方針を心に決めた
もちろん、ペアだけ隔離して、生ませることに専念した方が、効率が良いのだろう
それに、生まれた命の全てを救うことにもこだわりたいが・・・

どうするのが最善なのか、決めかねている
なんにせよ、何事もなければ稚エビも生まれてくる
それらを見てから、色々考えても良いのかも知れない

30センチ水槽の生き物たちに、何か深い問題を突きつけられたように感じつつ、次の週末を待つ

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テーマ : 熱帯魚 - ジャンル : ペット

2014/03/18 22:29 | 熱帯魚日記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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