富野監督 ご健在《ガンダムエース 2014年9月号》

今月のガンダムエースを買ってきました

最近のガンダムエースは、680円も出すほどかなぁ・・・と言うラインナップで、正直困っています
現状でオリジナリティがあり、且つ良作なのは『クロスボーンゴースト』だけだと思うんですよ・・・
Vガンダムの裏話という設定だけあって、長谷川先生にしてはエラいぎくっとする表現もあるけど、それがいい
あとは、『ジョニー・ライデンの帰還』と、『ガンダムUCバンデシネ』『逆襲のシャア ベルトーチカチルドレン』くらかな?
後は全部焼き直しだったりリメイクだったり・・・

と思っていたら、今月の冒頭
富野監督が『Gのレコンギスタ』のインタビューで、久々にやってくれましたw


さて
ここからは管理人が感じ入ったところ、抜粋+ツッコミしながら書いていくので
ちゃんとした文を読みたいよい子の皆さんは、書店でガンダムエースを買いましょう☆


インタビューアー(イ)「軌道エレベータを舞台にしているというのは、キャラホビのトークショーや、ニュータイプエースのインタビューで既にお話しされていましたが、きっかけは宇宙エレベーター教会の方とお会いしたことですか」
富野監督(富)「ちがいます。全くの逆です。生きている内にもう一本ぐらい何かを作りたいと思って企画を始めたわけだけど、三年間考えて『ガンダム』の延長線上の物しか描けない自分に気づいてしまったんです」

・・・こんなお話からスタートするインタビュー記事
最初はふむふむ、なるほどそういうきっかけなのか、と真剣に読んでいたのですが・・・


イ「『ガンダム Gのレコンギスタ』というタイトルには、どのような想いを込められているのでしょう?」
富「『レコンギスタ』の語源はスペイン語の「レコンキスタ」です。和訳では「国土回復」「国土復権」などという言葉が当てられますが、正確な翻訳は知りません。調べては居ますが、今回必要のあることでは無いので忘れました。調べたければ調べてください

既に片鱗を現すトミノ節・・・
そう、「そんなのどーでもいいでしょ」という、お禿げ様のアレが・・・


(続き)
基本的には復権と言うことで充分です。
つまり『ガンダム Gのレコンギスタ』は、宇宙世紀の終焉で崩壊した地球圏を復権する。そういう意味を持ったタイトルです(略)」
イ「では、リギルド・センチュリーの意味は?」
富「利ギルドは再鍍金(メッキ)という意味を持つ言葉です。リギルド・センチュリーは、宇宙世紀から千年後の、メッキし直された世紀のことです」

ふむふむ、なるほどー
と、ここまではまだよかった


イ「宇宙世紀からリギルド・センチュリーには、どのように切り替わっていったのですか」
富「宇宙世紀がいつ終わり、その最後に何が起ったのか。そんなことは僕は知りません。
そういうことは、リギルド・センチュリーの歴史学者に聞いて下さい」

放置プレイktkr
よーし
いつも通りの富野監督だ(褒め言葉


イ「リギルド・センチュリーでは、宇宙世紀時代の技術体系を進歩させてはいけない、というタブーが設定されています。宇宙世紀では核問題も描かれましたが・・・」
富「(略)核に限らず、科学技術の進歩は消費の促進であり、そういう意味で、宇宙世紀は地球の資源を徹底的に消耗し尽くした時代なんですよ。枯渇した地球で人類の大半は死に絶え、生き残った僅かな人間達が地上で復興を果たすまでに、千年もの年月が費やされたんです(略)」

富野監督の、人類科学が地球を食い尽くす、という基本理念は変わっていないのだなぁ、と感じる言葉
そしてなにげに設定上で大虐殺してる件
と言うか、宇宙世紀がなんで終わったか、ちゃんと考えてるじゃ無いですか、監督!(笑


イ「物語が地球から始まるのはそう言った理由からですか。宇宙世紀時代にあったスペースコロニーは・・・」
富「全部ゴミです(略)」

ゴミなの!?(滝汗

そしてお話は、レコンギスタの設定がへと移るのだが・・・

イ「これが宇宙エレベータのカーゴ(貨物室)ですよね?なぜこんな串団子のような形状をしているのですか」
富「これが串団子に見えるのは、貴方がモノの形を正確に見られていない証拠ですね(略)」

さすが監督
インタビュアー相手だろうが容赦しねぇ
そこに痺れる、憧れる


続いて、今回の作品で物を動かすエネルギー源、フォトン・バッテリーへと話が移る

イ「(地球の人が宇宙エレベーターを使うのが)フォトンバッテリー(を得ること?)」
富「そうです。手帳ぐらいのサイズで、ガンダムレベルのモビルスーツを一週間は稼働させることができるエネルギー源です。(中略)もちろん、こんなエネルギー源は現実に存在しませんが、それでいいんです。
『G-レコ』はファンタジーなんです。


言い切ったw

(続き)僕は『G-レコ』をリアルロボットだなんて言ったことは一度もありません。
『ハリー・ポッター』を観て、空を飛んでいるのがおかしいなんて言いますか?ファンタジーなんだから、面白ければそれで言い。それが全てです」

はい、仰るとおりでございます(平伏

イ「『G-レコ』の公式サイトでは、冒険というキャッチコピーからワクワクさせる、今までのガンダムとは違うモノを感じました」
富「だらか言ってるじゃ無いですか。僕はガンダムを創りたいわけじゃ無いんだから。

あああ、また言い切ったしw

(続き)(ガンダムに)35年の歴史の重みがあると言うのは確かにあって、それに縛られている人が居るのは当然のことです。僕自身だってそうなんです(略)」

富野監督にとっては、栄光であって重石なんだなぁ、ガンダムって・・・
分かってたけど、こう血を吐くように言われると、なんとも悲しいような
『G-レコ』を作るのも、矛盾との戦いだったのかも知れない、と勘ぐってしまう

この後のインタビューでは、登場キャラクターについてぽつぽつとある
インタビュアーが、『G-レコ』が女性主導の物語になる、との質問をするが、監督の答えはYES
そしてそれに伴い・・・


イ「(女性主導となると)現在においても、女性の社会進出が謳われていますが」
富「そんな物は偽物です。女性主導では無く、男が雄で無くなっているだけです

いや、えと
その通りなんですが、監督
いつもの事ながら言葉が辛辣だ
そこに痺れる(ry


続いて、今作のメカデザインについて話が移ると・・・

イ「モビルスーツのデザインがまた独特ですが、これはどのように決められていったのですか」
富「これは物凄く明快です。カトキさん以降のガンダム世代後発組から、ようやく形部さんのような新しいメカデザイナーが出てきたと言うことです。(略)20年間抱えていた問題を少しは解消出来たと思う(略)」

ちくっと、最近のモビルスーツの風潮に釘を刺すことを忘れない
監督の視線は鋭すぎる

そして最後に・・・


イ「ガンダムから35年。色々な人達が宇宙世紀の歴史を整理してきました」
富「僕はそれで新しいものが創れるとは思っていませんが、やりたい人はやれば良い

蜂の一刺し(爆笑)

いやあ、富野監督は健在でした
いつも通りでした
この調子なら、全く問題ない、新しいトミノワールドを、『G-レコ』で観られるのでは、と期待出来ます

最後に、富野監督の忠告を書いておきます


「(作品を作る時に)大事にすべきことは、相手となる世代の目線をしっかりすることです。
この間、たまたま深夜のテレビ放送で、子供向けのSF映画を観たんです。タイトルは覚えていませんが、それを作った大人の視線というのは酷いモノだった。ここまで子供を嘗めているのか、と。大人の目線で子供の目線を決めているかそうなるんです。」


はい、今の世の中の大人に聞かせてやりたい、ひじょーに耳の痛い、ありがたいお言葉をありがとうございます・・・

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テーマ : 機動戦士ガンダムシリーズ - ジャンル : アニメ・コミック

2014/07/28 22:53 | ガンダムエースCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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