【スパロボ学園】救え イニストラード【ゲー同MTGの戦い】

Magic・The・Gathering
単にマジック、あるいはMTGと呼ばれ、全世界に愛好家とプロが存在する、或いは唯一のトレーディングカードゲーム
遊戯王をはじめとした他のゲームも、このMTGあっての存在
それほど偉大なMTGの世界に、スパロボ学園の選ばれし(?)戦士達が・・・
いや、因果律の神のちょっとしたくしゃみで
迷惑千万にも吹っ飛ばされてしまった・・・
その後の戦いを、漆黒の翼さんがSSで書いていきます
皆様是非応援してあげてください!


スパロボ学園
ゲーム同好会室・・・


「きゅ、きゅきゅぅ!!」
言い知れぬ不安を抱きながら、PC室を飛び出してデュエルルームに飛び込んだ黒かぴ。
しかし、そこにいたのは………

「………やっちゃった……orz」
くしゃみをぶっぱした瞬間に数人を飛ばしてしまったと理解し、orzの姿勢でうな垂れている綾人と、

「……アムロ大尉たちは?」
「………私に訊くな」
目の前から自分たちを制しようと声をかけていたアムロとシャアが消え呆然状態のキョウスケ&ゼロ(=ルル)と、

「……ゲイナー、もしかしてこれ……」
「……うん、そう…みたいだね……」
「大尉たちが飛ばされてるから、リオン・カージって訳じゃないみたいだなぁ……」
なぜか達観モードに入ってるゲイナー&ジュドー+彼らの表情から何かを悟ったシンシア

「かぴちゃん、貴方は無事だったんですね。黒ヒイロさんたちは?」
「……きゅう」涙目
「え…誰もいない?」
ただ一人黒かぴを案じてくれたルリと、

「……つい先ほど、時空震の発生を検知した。発生源は訊くまでもないとして…」
「何人か消えてるね。ねー、こんな事、前にもなかったっけー?」
「だな。とりあえず、防衛部の部室にスクランブルだしとくか」
比較的平常運転なバーチャロン3体のみだった。

―――――つまり、デュエルルームとPC室合わせて、6名が一斉に姿を消してしまったのである。


――――――学園から所変わって、別の話をしよう。
―――――とある次元、とある荒野にて。


「……この次元でも異常なし、か」
例のくしゃみに巻き込まれたはずの黒ヒイロは、平然と、その次元で異常が無い事を判断していた。
どうやら、1~2日ほどは少なくとも滞在していたらしい。跳ばされてから多少は時間が経過しているようだ。
「ここでもう4箇所目……。やはり異変は『あの次元』だけ、と見るべきか……」
更に、上記の彼の台詞より、彼は跳ばされてからもう既に4~5箇所次元を渡っているようだ。

「……あまり長い時間、向こうを放っておくのも良くない。一度戻るか……」
彼の言う『向こう』がいずこなのか。
彼は、自身で口にしたその次元に向かうべく『光の柱』の展開準備を始めようとし――――――――――


「あ、あの人!あのお兄ちゃんが助けてくれたんだ!!」
不意に聞こえてきた子供の叫び声に、その集中を妨げられた。

(――――――!ここに来た時に助けた子供?それに…)
黒ヒイロは声が聞こえた方向に振り向く。
そこにいたのは、先日この次元でゴブリンに襲われていた赤毛の少年、そして―――――


「やあ、そこのイケメン兄ちゃん。うちのブラノンが世話になったみたいね」
「…あんたは?」
「おや、あたしの事を知らないのか。となると、あんた…余所者か」
「まぁな」
同じく赤毛の若い女。それも…相当な修羅場をくぐった
彼女は、これでもこの辺では有名人だといい、黒ヒイロが『余所者』である事を看破する。

「あたしの事すら知らない余所者が、ここに何の用で?」
「ちょっとした調査でな。この後直ぐ帰るつもりだが」
そちらに干渉する気は無い、と黒ヒイロはいうが、赤毛の女はそのつもりは無いようだ。
「まあ、待ちなって。少しくらいの時間はあるんだろう?」
彼女はブラノンという少年を後ろに下がらせ、そして―――――


<イメージBGM:FIRE FIRE     (BeatmaniaⅡDXシリーズ より)>


「――――少しでいい。あたしと手合わせしていかないかい?修練の相手として不足は無いんでね!」
「…………!」
「うわ、始まった。お兄ちゃんごめんなさい……!」
彼女は右手に、そして自らの赤毛に…炎を灯した……!!

(赤毛に炎、女……。そうか…彼女は…!)
ここに至って、黒ヒイロはようやく彼女の正体に気付く。
彼女は―――――
(炎のプレインズウォーカー、チャンドラ・ナラー……ッ!!)
20150203.png

「……手ぶらで帰らせてはもらえないか」
拒否しても帰らせてもらえそうにない、というか拒否して帰っても追ってくるだろうと黒ヒイロは判断し、諦めて戦闘態勢に入る。
「目立つ事はしたくなかったんだが…!仕方ない!!」
彼は腰に下げていた短剣を抜き、それを左手で握る。
どこで手に入れたのか不明だが、どうやら複数種類の魔力がこもっている模様だ。
彼の事だ、直接攻撃以外の用途で所持しているのだろう。

その短剣を用い、彼は挨拶代わりに飛んできた火球数発を難なく切り払う。
続けて、黒ヒイロはお返しとばかりに3発の光球<デルタレイ>をチャンドラに放つ。
「――――!光の術か!」
無論、彼女も難なくこれを打ち払う。

―――――先に言っておこう。
チャンドラが『手合わせ』といっている以上、双方共に全力は出していない。
火力は手加減状態ではあるが、動き的に手を抜いているという意味では断じてない。


「は、そうこなくっちゃ!こいつはどう!?」
自分の見込みに間違いはなかったと断じ、チャンドラが再び仕掛ける。
彼女の右手に灯っていた炎が一瞬消え、再び灯る。いや、これは――――
(…爆発魔術か!避けられない……!)
爆発前の前兆を見切れないと判断し、黒ヒイロは防御に回る。
…彼の手の短剣が、赤く淡い輝きを纏った。
数瞬後、彼の手前で爆発が起きるが…彼は爆風の余波すら受けていなかった。
短剣は、再び元の色を取り戻していた。
「…プロテクション・赤<ヒート>。間一髪だったが…上手くいったか」

「あんた、光術士じゃなかったのかい」
「一番得意であるのは認めるが、他もできないわけではない」
「そう。なら、まだもう少し付き合ってもらうわ!」
こんなやり取りをした後、もう十分ほど彼らの手合わせは続く事になる。


――――――この時、黒ヒイロはまだ気付いていなかった。
彼自身、この暫く後に、また別のプレインズウォーカーと今度は殺しあう事になるなど。
そして、跳ばされた面々で唯一次元渡りができるばかりに、この世界と学園とを数回行き来する事になるなど。


――――――そう、ここはMTG…マジック・ザ・ギャザリングの舞台となっている次元群。
そして、彼が現在『異変の調査の為』滞在していたのは、チャンドラ・ナラーのホームグラウンド、レガーサの次元であった。
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テーマ : スーパーロボット大戦シリーズ - ジャンル : ゲーム

2015/01/28 21:41 | (合作)ゲー同MTG偏COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

くしゃみ一つで


もう、時空管理局の白い魔王様が逮捕しに来ますね(苦笑




ガンダムビルトファイターズトライ


アバンを見て何処の勇者ロボかエルドランシリーズと思いました、メイジンカワグチ(三代目)も呆れさせるとは……セカイはどうも気に入ったらしい。


アムロ「立場って言うもんもあるからなぁ、彼も」
シャア「ありゃあ刹那ばりに“あんなのガンプラではない”とシャウトしているだろうな……」

???「解せぬ……何故ミノフスキー隠れ蓑術を使わぬ」
キラ「あ~~今回のカラーバリエーションの元ネタMSのパイロットか」
アスラン「あっさりやられたからなぁ」

No:4926 2015/01/28 23:28 | YF-19k(kyouske) #vOF08ZPo URL [ 編集 ]

ロストヒーローズ2体験版来ましたねーw
前作クリア以来久々のダンジョンRPGですがやっぱ楽しいっす!
シナリオもベリアル軍とクライシス帝国から必死にコロニーを守っているモブのジェガンさんたちが皆さんホント男前で……w
とりあえずセーブデータは製品版に引き継げるのでたっぷりやりこまねば!

No:4927 2015/01/29 02:36 | ホームズ #- URL [ 編集 ]

時空管理局は学園に干渉できるのかな?w

>YF-19kさん

綾人さんは本編では大きく動かすつもりは無いので、あるすさんの許可がでるのなら、どうぞ拘束なさってください(苦笑

BFトライ…。大張さんはっちゃけすぎぃ!!w
いや、個人的には前作のアレのほうがインパクトありましたが!!

P.S.
スタッフ、ヴェイガンギア出すとか頑張りすぎ。そして杉田さん……合掌。

No:4928 2015/01/29 21:30 | 漆黒の翼 #e9EPk88s URL [ 編集 ]

さてこの後どうなることやら

YF-19Kさん>
交通局の白い悪魔さんはお帰り下さい(ぇ
それと・・・言われてちょいと閲覧しました。トライオン・・・
私には、コメントできないw
メイジンの戸惑いに激しく同意

ホームズさん>
コメしてもらったので、自分もDLしてやってみました
ふーん、こういうゲームなんだーと
ある意味では伝統的なRPGのそれと同じですね
しかし、迂闊にひょいひょい進むと、結構死にやすいな、と
本編では気をつけないとですな

漆黒の翼さん>
綾人さんなら、学長に捕まって、今絶賛お仕置き中です
ヤンロンさんとランシャオさんの、無限説教モードで

No:4929 2015/01/31 19:18 | あるす #- URL [ 編集 ]

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