【スパロボ学園】救え イニストラード その19【ゲー同MTGの戦い】

新型自作マシンをつくるのをどうしようか、と頭をひねっている管理人です。

前にも書きましたが、今作り直すとメインの部分はほぼ全とっかえのため、そこそこの予算がかかります。
使い込んできたケースも、そろそろあちこちいがんでへたってますし、メンテナンス性もお世辞にもよくなく、新しいのにしたい

しかしもっと問題なのが、交換するパーツをいろいろ見ていくと、実はサブマシンが一台作れるだけパーツが余る
まだまだ現役で使えるレベルの奴が

仕方ないのでもう一個ケース買って、予備機を作ろうかと画策中・・・

それをやる時間が有るかは別として


黒ヒイロが、頂点捕食者相手に大立ち回りを演じていた頃。
彼はそれ所ではなかった為気付く事は無かったが、実はちょっとした事件が起きていた。


それは、平穏に生きる人々が寝静まる深夜~明け方にかけての話だった。
天使が人々を守る為に警戒を強め、その一方で吸血鬼がその力を発揮しうる時間帯。
故に、殆どの者は気づきもしなかった。
可能性があった黒ヒイロや頂点捕食者は、互いに戦闘中でそれ所ではなかった。
―――――故に、それに気づいたのは3、4人程度であろう。

封印されし恐るべき力、忌まわしきふるってはならい力、それが使われてしまったのだ

…え、人数確定できないのは何故か?
ジェイスさんなら気づいてもおかしくないと思うんだ。戦闘には直接参加してなかったし。


<イメージBGM:遊泳   (ブレスオブファイア 竜の戦士  より)>
※大魚で海底を移動するときのBGM。海底を徒歩で移動するのもなかなか良いですが


「これは・・・半漁人?」
「厄介な事になった、か」
砂浜を進もうとしていた3人の前に、マーフォークの群が立ち塞がっていた

イニストラードにおいては、マーフォークはどちらかと言うとマイナーな種族である
とは言え、どの世界のマーフォークにも言えるのは、地上種とはどうにもそりが合わない、と言うのは共通していることであった。
とある次元などでは、マーフォークが地上の人間を奴隷にしていることもあるとか・・・

それはさておき
「海の人々よ。君たちの縄張りを荒らしてしまった非礼を詫びる。これには事情があってのことであり、君らに敵対する意味では無い」
シャアが馬を前に進めてマーフォーク達に語りかける。
「これは火急の、いや世界の大事に関わる行動による。我々は大天使たるアヴァシンの依頼で、浜辺の果てある『塔』へ急いでいる。申し訳ないが、道を空けて頂けないだろうか」
彼がそう説明してみせるのだが、マーフォーク側は折れるつもりも無いようだった。
「ヒレ無しの言い分など聞くつもりは毛頭無い」
「アヴァシンなど、ヒレ無しの頭領を気取っているだけ。我らには関係の無いことだ」
「貴様達ヒレ無しが、吸血鬼共に恐れを成すあまり、我らにしたこと、忘れたか」
見知らぬ相手から、口々に怨み節を投げかけられ、さしものドモンも困惑してしまう。
インストラード内ではいろいろあったのだろうが、自分達には関係も無いし知りもしないことで文句を言われれば、それは確かに困るというモノ
だがそれ以上に、時間が惜しい
「やむを得ん。ここは超級覇王電影弾で吹き飛ばし・・・」
「まてドモン。ここで厄介ごとを起こすのは、アヴァシンに、ひいては別行動中の黒ヒイロ達に、余計な負担がかかる」
制止したのは意外にもシャアであった。
そして彼は、アレを見るが良いというように、アムロの方にちらと視線を投げた
「そちらの言い分もあるだろう。だがさっきも言ったが、俺たちにも用事はある。ここは押し通す」
珍しくアムロが威圧的な物言いでマーフォーク達に言い放つ
「だがその代わり、『塔』に辿り着くまでの道中、君らには一切手傷を負わせない。これでどうだろう?」


<イメージBGM:離れ島 (ソウルブレイダー より)>
※3面の地上マップBGM。嵐の島のゴリラは落雷で倒せ☆



ドモンは風雲再起を走らせながら、横で続くアムロの『戦い』にある種呆れていた
それがもうやることなすこと、嫌がらせの類いでしか無かったからである
唱えられる魔法や、投げつけられる攻撃を『対抗呪文』『雲散霧消』で無かったことにする、なんてのは序の口で
相手が攻撃をしてこようとすれば『時空の満ち干』でフェイズアウトして隠れて見せたり
攻撃手段を選択してる間に『石臼』でその手を全部墓地にポイ捨てさせたり
で、バキバキ手を折られた物の、そろそろ相手も手段が減っただろうとマーフォーク達が思った頃に、『道化の帽子』で自分のデッキ全部リセットしちゃったり

こういうことを全て、涼しい顔してアムロがやってるんである

「大佐・・・あれ、本当に大尉か?なんかリボンズが混じっているような・・・」
「いや、あれが青の戦い方なのだよ。相手を破壊する手段を使わん分、まだマシな方だ」

ドモンは何かこう、納得しがたい感情で珍しく胃が重くなった気がしていた
それはまるで、憧れのスポーツ選手の、何でもない日常の光景を目にして、実は理想は理想であって、実体はクールじゃ無くてガッカリしたような、そんな気分に似ていた。

そうこうしているうちに、夜が明けようとしている。
しかし、目的の『塔』らしき明かりも見える
もうすぐだ、そう3人が確信しかかったとき、マーフォークが砂浜の内側から、突然顔を出してきたのだ
今まで、アムロの術で後ろに追いやられていた連中が、である

「ち、『島渡り』か」

『渡り』はMTGでの基本的な能力で、相手が特定の土地をコントロールしている場合、ブロックされずに攻撃をしかけることができる
今回の場合、アムロが青マナを多用している状況、そしてマーフォークの縄張りである事が利用された原因であった
さすがに状況がまずい、とドモンが拳を振おうと決意したその時

「なに、手はあるさ」

すっとアムロがカードをかざした瞬間、不可思議なことが起きた
ドモンの周りで、全ての事象が"後ろに流れていく"
自分達だけが前へと動き、マーフォーク達を"追い抜く"ような感覚

そして気づくと、彼らは丘の上に立っていたのである

こうなっては、マーフォーク達も手は出せない
なによりアムロが約束を守るという『誠意』を確約した以上、それに対して難癖を付けるほど、彼らもプライドは安くない
おずおずと引き下がる彼らを横目に、ドモンはアムロに詰め寄った

「一体何をした、大尉?」
「なに、黒ヒイロが持ってきてくれた"これ"を使ったのさ」

その青マナのカードは、簡単にこうとだけ書かれていた
『Time Walk (1)(青) ソーサリー
Take an Extra turn After One(あなたは、このターンに続いて追加の1ターンを行う。)』


それがどれだけぶっ飛んだカードか、MTGましてやカードゲームに精通してないドモンでも分かった。

「これ」がカウンターされなければ
使った者のアップキープターンがもう一度やって来る
つまり、タップされていた土地がアンタップされ(俗に起きるという)
クリーチャーも起き
アーティファクトも起きる
そしてドローフェイズが来るので、手札が一枚増える
メインフェイズが来れば、土地があれば1枚場に出せる
そうすれば、大型クリーチャーを出すも良し、デカいソーサリーをぶっぱするのも良し
この時点で、対戦相手が前ターンでマナを使い切っていて、しかも手元のクリーチャーをタップ(俗に倒すという)していたら、完全アウトである
もしも警戒して何らかの対策を取っていたとしても、こっちが「復習/Relearn(墓地からインスタントかソーサリーを引っ張り戻す)」とか持ってたら、もう一回「Time Walk」使えちゃったりする

そして最初に戻る
要するに、「ずっと俺のターン」
※こっちが元祖です

さっきの現象は、このカードによって時間を追加されたことが、視覚的にそう映ったのだろう。
なおこのカードこそが、かの『Black Lotus』同様の、パワー9の一つだったりする
それゆえアムロの手元のカードも、ソフトスリーブの上から、ハードケースで守る徹底ぶりだ
※これも最低20万円ぐらいしますから

「ほう、それを持ち込んでいたのか」
「切り札は最後まで取っておいてこそ、だろう?」
顎が外れそうなドモンを差し置いて、シャアとアムロは平然と会話していた
・・・多分シャアも、これに色々な目に遭わされているのだろう

「こんな代物、気軽に使ってイイモノなのか?」
「もちろん今は禁止カードだよ。エターナル以外ではね」
「それでもデッキに1枚しか入れられんからな」
「困ったことにね」
いや、こんなの一枚あれば充分だろ、といくらドモンでも思う
「だが、代わりのカードはそれなりにある。『時のらせん』やら『時間のねじれ』やら」
「時間操作は青のお家芸だ。この手のカードを上げたら、10や20では済まんぞ」
「・・・」

そんなカードだらけなんて目眩がする
と言うより、昔はあんなのが4枚もデッキにあったなどと
初期のMTGのデュエルの無茶苦茶さとはいったいどの程度のモノだったのだろう
ドモンはあんまり想像したくなくなり、そのうち考えるのを止めた

そして――――――

「……ヒィン…」
「…これだけ進めば上等、か。助かったぜ、風雲再起」
完全に夜が明け現界に必要な茶マナが発生しなくなったことにより、風雲再起は身動きが取れなくなった。
程なくして、かの馬は透き通るようにその姿を消す。
目的の『塔』は、目と鼻の先だ。


~数日後~

「そうか、遙かに近く、限りなく遠い・・・」
「並行世界の同一人物、か」
黒ヒイロの説明で、ようやく互いの認識のズレの原因を理解した刹那とアクセル、であったが

「通りで俺の知っているアクセル・アルマーとは違うはずだ。奴はもっとアホだったはずだ
「アホとは何だアホとは!」
「俺は事実をいっている。実際、学園でもアホセルというのが通り名だ」
「何を根拠に言ってる、それは?貴様こそ、ガンダムしか眼に入らん、ガンダム馬鹿のガキだろうが
「貴様、ガンダムを愚弄するつもりか」

アクセルの方は与り知らぬ事を言われて馬鹿にされ
刹那の方は馬鹿にされているのを気づかず、ガンダム愛を逆に見せつけ

(・・・どうしようか、この状況)

脇で眺めていた黒ヒイロは、止めようかどうかを数分悩んだが

「ELS、面白そうだから、アレはしばらくそのままにしておこう」
いつもいじられる側の自分としては、たまにはこういう立場になるのも許される、などと思って放置プレイを決め込んだようである
「オモシロイノ?アレッテオモシロイノ?」
「んー、お前の感覚ではわからんかもな」
といいつつ、二人(?)でティータイム突入していたりした

【おまけ】
「……ふむ。アムロ、私もガンダムウォーの緑で追加ターンを発生させた方がいいか?」
「今回は不要さ。だが、今後は状況次第では必要だな。追加コストを自前で用意できれば、黒ヒイロも特に何も言ってこないんじゃないか?」
(大佐、アンタもその手段普通に持ってたのかよ…)
アムロの獅子奮迅振りをみて、ガンダムウォーの「戦いの駆け引き」を使いたいと思い始めるシャア先生の図をお送りしました。

スポンサーサイト

テーマ : スーパーロボット大戦シリーズ - ジャンル : ゲーム

2016/07/02 20:07 | (合作)ゲー同MTG偏COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

※が遅れてしまいましたのですことよ

OGMD(PS3版)に夢中になってしまいますた。
チャラ男は新西暦世界でもチャラ男だった・・・(はい?

拍手で※頂いたと例によって伺いました。ありがとうございます!
ティータイムの件は自分も不思議に思っていたりします(笑)
(今回は自分は幾つか追記したくらいなので、ティータイムネタはあるすさん案だったりするのですよ)


予告:次回か次々回の一行合流後、刹那さんは黒ヒイロへ絞めにかかる(≒じゃれ合う)事になりそうであります。理由はお察し。

No:5293 2016/07/09 20:52 | 漆黒の翼 #e9EPk88s URL [ 編集 ]

ラミア語が移ってるぞ

> OGMD(PS3版)に夢中になってしまいますた。
> チャラ男は新西暦世界でもチャラ男だった・・・(はい?
フェニックスショウダウン自重しる

> ティータイムの件は自分も不思議に思っていたりします(笑)
きっと刹那の恰好に擬態しているに違いない(ぇ

> 予告:次回か次々回の一行合流後、刹那さんは黒ヒイロへ絞めにかかる(≒じゃれ合う)事になりそうであります。理由はお察し。
・・・喧嘩するほど仲が良い?

No:5295 2016/07/10 20:41 | あるす #- URL [ 編集 ]

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP |