【A.C.E 3 番外】少年が漢に成るとき

リボルテックヤマグチ No.35 OVA版 ブラックゲッター(真ゲッターロボ)リボルテックヤマグチ No.35 OVA版 ブラックゲッター(真ゲッターロボ)
(2007/09/15)
不明

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前に弁慶さんが
「竜馬が特訓したら楽しそうだ」
って言っていたところから発展した創作小説です
主役はガロードと竜馬です

--一部ネタバレ反転しております--
この話を書くためにA.C.E 3で実際ゴットガンダムを参入させましたが、幸か不幸か平成ガンダムの合体攻撃が無かったため、嬉しいやらガッカリやら
本当はもっといろいろなストーリーを考えたのですが、フォローしきれなかったので断念w
あと、時系列がめちゃくちゃな気がしますが、その当りは『居てもらわないと困るメンバー』を揃えるためなので、ご了承を

だいぶまとめたのですが、それでもかなり長いです
まぁ、好きな人だけお読みください


ガロードは確実に追い詰められていた
周りはインベーダーの群れ
倒しても倒しても、まるで無限に沸いてくるかのような彼ら
それに対して自分はガンダムX一機
・・・もう何分、イヤ何時間戦っただろう
いつだったか、体当たりで攻撃されたときの衝撃で痛めた左腕は、もう感覚がない
バスターライフルの弾も、ブレストバルカンの弾もとっくに尽きている
ビームソードのパワーが尽きるのも時間の問題だ
「くそっ・・・俺、ここまでなのか・・・?」
その時だった
GXの前を突風が走ったかと思うと、インベーダーがことごとく粉砕されたのだ
目を見張る間もなく、あれほど沸いて出てきていたインベーダーは全て消え、その場に静寂が訪れた
何が起ったのか全く分からないが、とりあえず戦闘が終わったらしいことだけは理解したガロードは、コクピットを開いて恐る恐る外に顔を出す
「そこのガンダム!お前その背の大砲は飾りか!?」
その声がする方へ顔を向けたガロードは眉をひそめた
そこには巨大なロボットも、強力そうな武装も存在していない
ただ、マントを羽織った男だけが立っていた


その男は特に名乗ることもなく、淡々とガロードの腕を介抱していた
「よし、こんなもんだろう。幸い骨は折れてないようだからな」
「あ、ありがと・・・」
ガロードはぎこちないながらも礼を言う。通りすがりの謎の人物とはいえ、命の恩人には変わりない
当の男はと言うと、GXとガロードをまじまじと見比べている
「お前みたいな子供が、あんなMSに乗って、しかも一人で何をしていた?」
「うっ・・・それは・・・話すと長くなるんだけど・・・」
話は3日ほど前に遡る
その日、月光号とナデシコBの一行は、うち捨てられた街の廃墟近くに停泊していた
というのも、そこを使って特訓が行われていたのだ
特訓の対象になったのは、青春三バカことレントン(&エウレカ)・ゲイナー・ガロードの三人とバレル(&フェイ)
発案者は真ドラゴン掃討戦途中で現われ、素人同然の四人がぎこちない戦いをしていることに腹を立てた、伝説の漢・流竜馬
曰く
「ケツの青いガキが!マシンを操ってんじゃなくて、マシンに頼ってるなんて根性のねぇやつらだ!」
ということで、竜馬の乗るブラックゲッターを仮想敵に、四人(もとい六人)に実弾訓練をさせることになったのである
『素人』というとDチームも当てはまる気がするが、仮にも地元で「防衛戦争」を戦い抜いた経験があり
『ガキ』というとヒイロも当てはまりそうだが、コイツは殺しても死ななそうなテロリストだし
と言うことで除外
逆にフェイは一応軍人なのだが、イクスブラウが彼女無しでは動かないため参戦を余儀なくされ、同様の理由でエウレカも強制参加である

一対四で、数の上では若い連中に分がありそうだったが、そこはやはり伝説の漢
巨体でしかも旧式のブラックゲッターを巧みに操り、鬼のようなしごきで四人を追い詰めていた
特に狙われたのが、ガロードの操るGXだった
逃げ回りつつもブーメランで器用に戦うニルヴァーシュ
オーバースキル(加速)でダメージを何とか抑えるキングゲイナー
ある程度戦場を想定してForm-G装備をしていたイクスブラウ
それらと違い、最終的にサテライトキャノンを決められないとどうにもならないGXは、どうしても不利になりがちだ
竜馬はそこを突いたのである
バスターライフルをことごとく避けられ、ビームソードで切り込んでもゲッタートマホークで弾かれ、ついにはスパイラルゲッタービームでこてんぱんに叩きのめされてしまったのだ

「ケッ、マシンの力に頼ってるとそう言うことになるんだ。他の連中の方がよっぽどマシだぜ」
倒れたGXを足蹴にし、辛らつな言葉を浴びせる竜馬
「てめぇなんざ居なくても、愛しのお姫様の命は保証されたようなもんだな!」
ガロードは唇を噛んだ
確かに自分は負けた。だが、ティファを守ろうという自分の気持ちは本当なのに、何故ここまで言われなければならないのか・・・悔しさがこみ上げてくる
「・・・ちくしょう・・・!そんなに俺が気に入らないってなら、居なくなってやるさ!」
衝動的にGXのブーストを最大に入れたガロードは、そのままどこへ行く当てもなく部隊を離れてしまったのだった
焚き火を挟んでガロードと対しているマントの男
黙って最後まで聞いていた彼は、一呼吸置くと一言
「・・・子供だな」
とだけ感想を言った
それを自覚していただけにガロードはがっくり首をうなだれる
「わかってるけどさ・・・俺が上手く戦えてなかったのは確かだし・・・」
彼も別にサテライトキャノンに全て頼っているわけではないだろう
アレが世界を滅ぼすほどの危険性を持っている、と言うことをジャミルから聞いている以上、いくらガロードが子供でも早々使うべきモノではないのくらい想像はついているからだ
といっても、やはりGXにとっての切り札がサテライトキャノンであることも間違いのないことだった
「お前にも確かに問題はある。が、その竜馬という男にも問題有りだな」
話を聞いた限りだが、と前置きをしてマントの男は続ける
「己の力に自信を持つのは結構だが、それで誰かを痛めつけるのは論外だ。特にお前のような若いやつを潰すのに使うのは感心できん」
マントの男は焚き火を回り込んでガロードの側に近づいた
「お前に聞きたいことがある。何故ヤツから逃げた?」
ガロードは眉をひそめた
「・・・なんでだろ・・・よく・・・わかんねぇよ」
「弱い、と言われた自分に腹が立ったのだろう?」
「う」
マントの男の指摘は鋭い
「お前があのガンダムに乗っているのは、弱いと言われたままでいいほどの理由なのか?」
「そんな・・・!俺はティファを守るって決めたんだ!!」
思わずガロードはマントの男に食ってかかる。首もとを掴んでくるガロードの手を、マントの男は握り返してさらに質問する
「女を守るのもたいそうな理由だが、その一点のみなのか?」
「彼女は・・・ティファは特別なんだよ。ティファがどう思ってるかは関係ないのに、ある意味ティファが世界の命運を握っちまってるんだ。そんなの不幸だと・・・辛いことだと、俺は思う。俺がGXを使って、そんな理不尽なことをティファに課したヤツラを、少しでも遠ざけられるなら・・・どんな敵にだって立ち向かってやるさ!」
「フッ・・・そこまで素直に言えるなら、尚更逃げるべきではなかったな」
マントの男はそう言うと、ガロードの手をそっとふりほどいてから言った
「強く、なりたいか?」
突然の問いかけにきょとん、とするガロード
だが
そう言えばさっき一瞬にして大量のインベーダーを(どうも生身で)片付けたららしいこの男が、相当腕が立つことぐらいガロードにもすぐ察しが付いた
「お前には見込みがある。その気があるなら稽古を付けてやる。どうだ?」
答えは考えるまでもないことだった
「やる!俺やるよ!!」
「言うまでもないが、生半可な修行ではないぞ?」
「承知の上だぜ!どうせ竜馬のオッサンの修行やインベーダーとの戦いで死にかけたんだ、この際いけるとこまで行くさ!」
「頼もしいな。では、まずは構えから始めるぞ!」
ガロードが消息を絶って一週間が過ぎた
ティファもガロードを感じられないというし、新連邦の動きを追いつつそのついでに探索を進めるという状況で、一向に芳しい情報は得られない
「まったく・・・竜馬が大人げないことをやるからだぞ」
そう隼人に言われた竜馬は、ブラックゲッターのコクピットで憮然としている
「いい大人が子供をからかうもんじゃないな」
弁慶からも突っ込みが入る
「うっせぇよ」
それだけ言い返すと、哨戒と言って竜馬はタワーから飛び出してしまった

「この忙しいときに、困りましたねぇ」
ナデシコBの艦橋ではルリの発案で、いい加減ヒイロとゼロシステムで探そうか、ということになりかかっていた
その時だった
『おい、なんかこっちにくるぜ!』
竜馬の通信が入ったのと同時に、ハーリーの緊張した声が響く
「2時の方向に機影多数!恐らく新連邦と思われます!!」

「月光号だよ。どうやら当りのようだね、兄さん」
ドートレス部隊の先頭に立つ、ガンダムヴァサーゴとアシュタロン
「フム、お前の情報も役に立つものだな」
シャギアが見上げる先には、ブラッドアークの姿があった
「フッ・・・私の情報網を甘く見てもらっては困る」

「新連邦の部隊の待ち伏せのようだ。全機発進しろ!」
隼人の号令のもと、真ゲッターやエステバリスが迎撃に飛び出す

交戦開始数分後、戦場を一巡りしたシャギアは妙なことに気づいた
「GXの姿が見えないようだな」
「僕らに怖じ気づいて、あの戦艦のなかに閉じこもっているんじゃないのかい?」
「どちらにしろサテライトキャノンがないのなら我々に有利だ。ここで一気に叩いてしまおう」
「分かったよ兄さん。じゃぁ、月光号もナデシコも僕らがいただくよ?」
まるでベルクトに確認を取るかのようにオルバが言う
「フッ、好きにしろ。私には興味のないことだ」
突き放すような返答を受け、異形のガンダム二機はその牙を月光号達に向けたのだった

「遠方から向ってくる機体が二機・・・フロスト兄弟か?」
ジャミルはレーダーを見ながら唇を噛んだ。ルリも頷く
「GXが居ないことが、彼らを調子づけてしまっているのかも知れません」
「かもしれんな・・・アムロ大尉、済まないが前に出てフロスト兄弟を抑えてくれ」
『了解した。νガンダム、前進する!』
ナデシコを守りつつ指揮を執っていたアムロが移動したのを確認すると、ルリは前方に出ていたエステバリスを護衛に呼び戻す。いくらディストーションフィールドがあるとはいえ、フロスト兄弟の攻撃の素早さには、普通の人間はなかなか対応できないからだ

「出たな、白いヤツめ・・・」
νガンダムの姿を確認したシャギアは、腹の底から苦々しい思いがわき上がるのを隠せない
「ここから先へは行かせん!」
フィン・ファンネルを展開して待ちかまえるアムロ
ニュータイプとそれを憎む者が今、ぶつかり合う

敵の数は着実に減り始めたが、味方の被害も増えていた
大量の敵機を一網打尽にできるゼロカスタムも、そろそろエネルギーが尽きかけている
「やはりGXが欲しいところだが・・・」
そう呟くジャミルの言葉に、竜馬は過剰反応した
『はん!あんなガキ居なくても、俺が何とかしてやらぁ!!』
言うが否や、交戦しているνガンダムとフロスト兄弟の間に、ブラックゲッターが割ってはいる
「この!旧式が!!」
最初のトマホークを避けたオルバは、素早くブラックゲッターの後ろに回り込み、クローでその巨体を掴み挙げる
「なにっ!?くそ、離しやがれ!!」
「離せと言われてハイそうですか、と言うヤツが居ると思うかい?」
オルバがにやりと笑ったその瞬間だった
「・・・・・・・・ぅでんぇいだぁぁぁーん!
突然戦場に竜巻が現われたかと思うと、並み居るドートレスやグリゴリを蹴散らした上、そのままヴァサーゴもアシュタロンも一緒に巻き込まん勢いで突入してきたのだ
「なっ、なんだ!?」
「兄さん!」

体勢を整える間もなく、二機は哀れ竜巻に巻き上げられて撃墜されたのであった
「・・・一体何が・・・?」
驚く竜馬の目の前には、何故か腕を組んで決めポーズを取っているGXの姿があった
「ガロード!?」
「今までどこに行っていたんだ!?」
「ていうか今のはなんだ!!??」
驚いているメンバーは口々に叫ぶが、ガロードは意に介した様子もない
「今はそんなことを言っている場合じゃない!まだ、敵が残っているッ!!」
そう叫ぶGXの視線の先には、悠々としているブラッドアークがある
「フッ、フロスト兄弟を一撃とは、なかなかやるな。だが私のブラッドアークのスピードにはついて来れまい・・・この一撃で貴様に恐怖を味わせ、絶望の」
「エェェックス スラァァッシュ タイフーン!!」
人のセリフの間に割り込んではいけない、と誰が言ったが知らないが
そんなお約束を無視して、GXはビームソードを両手に構えて超回転を始め、ブラッドアークに突っ込んだのだった
カッコイイセリフを言うのに夢中だったベルクトは、断末魔の叫びを上げる間もなく吹き飛ばされてしまった
「うわぁ、ブラッドアークがミンチより酷いことに・・・」
「貴方がそのセリフを言うと笑えないから止めてちょうだい」
分かる人にしか分からないボケ突っ込みをするバレルとフェイ
「むっ、あの動きは・・・」
「ヒイロ、何か知っているの?」
ケイの質問にヒイロは頷く
「あれは流派東方不敗・・・その動きはバルキリーより速く、拳は素手でメタルアーマーを砕き、肉体はガンダムのごとく強靱。俺たちの地球でも最強の武術、一子相伝にして至高のワザの宝庫と言われている」
ケイもガイもぽかんと口を開けたまま硬直する
「・・・民○書房?」
「ヒイロが冗談言うなんて珍しいね」
「いや・・・あんまり間違ってない・・・」
話を聞いていたケーンがフォローを入れてきた
「でもおかしいな、今回アイツは部隊参加の呼びかけにも引っかからなかったのに・・・」

あらかた敵を倒しきった頃
「これで舞台は整った!」
ガロードはブラックゲッターと相対した
「もう俺は逃げない!ティファのため地球のため、貴様を倒す!」
なんで地球のためなのかは分からないが、とりあえずガロードが何か光るものを掴んだことだけは分かった竜馬は、面白そうに笑った
「・・・いい度胸じゃねぇか、来い!」
「ガンダムファイト レェェディ ゴォォォッッ!」
叫ぶが否やガロードは、本来射撃戦に特化し居ているはずGXで、ブラックゲッターに殴りかかったのだ
てっきりバスターライフルで撃たれるものと思っていた竜馬は、完全に不意を突かれてしまた
「んなッ!?」
「ハァァァッ!突き突き突きィィ!」
マニュピレーターが壊れんばかりの勢いで、容赦なく殴り込むGX
何とか最初の一撃を耐えきったブラックゲッター
反撃をしようとトマホークを構えるが、GXはそれを予測してかその場から飛び退く
「ブゥゥレストォ バァァルカンッ!!」
いちいち武器名を叫びつつも、ガロードは的確な攻撃でブラックゲッターを翻弄している。が、
「な、何かガロードのキャラクターが変ってる!?」
「ガンダムファイトってなんだよ!?」
事情が全く分からない周りは大混乱だ
「こんのやろ・・・訳分かんないことしやがって!喰らいやがれ、スパイラルゲッタービーム!!」
回転するゲッターの全身から放たれる無数のゲッタービームがGXに襲いかかる。しかし
「分身殺法 エックスシャドー!!」
なんとGXが無数に分身してビームを避けたかと思うと、そのまま突っ込み強烈な蹴りを食らわしてきたのだ
避けきれずにもんどり打って倒れるブラックゲッター
ガロードはその隙を見逃さなかった
「喰らえ!愛と勇気の!!ばぁぁくねつッ、サァテライト キャノォォォン!!」
凄まじい閃光が走り、ブラックゲッターはあえなく行動不能寸前まで追い込まれてしまった

「見たか!俺の修行の成果を!!」
再び腕を組み、ポーズを決めるGX
「アンタを殺すようなことをはしない!ただ俺を一人前と認めてもらえれば、それで構わない!」
前向きな発言をしているガロードなのだが、竜馬のほうはそれどころではないようだ
「くっ・・・くそ・・・こんな、こんなところで・・・俺は負けてられねぇ・・・早乙女のジジィを殺るまでは・・・」
と、ブラックゲッターは立ち上がると、そのままもの凄い勢いで真ゲッターに向って走り出した
「えっ!?な、なに??」
二機の対決を呆然と眺めていたケイ達は、突然ブラックゲッターにタックルされ、そのまま地面に叩きつけられてしまう
「どけっ、どきやがれぇぇ!!」
その隙を突いてゲッターのコクピットに取り付いた竜馬は、真ドラゴン号の中にいたゴウをつかんで外に放り投げる
「リョォォマァァァッッ!!」
「あっ、ゴウ!?」
「うわ、操縦がオートパイロットに!?」
竜馬は真ゲッターの構造を知っていることを逆手に取り、真ジャガー号と真ベアー号の操作系統をオートパイロットにして黙らせ、真ゲッターを乗っ取ったのだ!
「これでもう負けねぇ、覚悟しろやガロード!」
「卑怯だぞ竜馬ッ!」
「うるせぇ!卑怯だろうがなんだろうが勝てばいいんだよ!お前みたいなガキに負けてられるかッ!!」
真ゲッターがその巨体を顕わにし、GXをわしづかみにしようとしたその時だった
「待てぃっ!!」
(指定BGM:天空よりの使者)
どこからともなく声が響く
「前途ある若者の未来に嫉妬し、その光を覆い隠そうとする闇・・・人それを年寄りの冷や水と言うッ!」
気づくとGXの前にマントを羽織った男の姿があった
「な、なんだテメェ!?」
「貴様に名乗る名は、無いッ!」
言うが否や、男は天空高く手を振り上げる
「来ぉぉぉいッ ガンダァァァァム!!」
(BGM変更:燃え上がれ闘志~忌まわしき宿命を越えて)
いきなり大地が裂け、前振り無くガンダムらしきロボがその姿を現した!
「な、なにあれ!?」
いきなりな展開が続いて唖然としていたレントンも、流石に叫ばざるを得ない
「あれがゴットガンダム、流派東方不敗の継承者 ドモン・カッシュが乗るMFだ」
「・・・なんでそんなに冷静なんです?ヒイロさん」
「もう慣れた」
それはDチームにスカル小隊、アムロも同様のようで、もういつものことだと言わんばかりに落ち着いている
「しかし、名乗りが変ってないか?ドモン」
「あー、たぶんピーで出会った人に影響されたんだと思います」

「ガロード、お前の熱い魂は見せてもらった!」
「ドモンさん!」
「その炎をここで消させるわけには行かん、助太刀する!」
「はいっ!」
熱く語り合っている二人は、わなわな震えている竜馬には気づいていない
「くぉの・・・バカに・・・しやがってぇ・・・」
竜馬はゲッターの操縦桿を最大まで入れ込んだ
「みんな消し飛ばしてやるぜぇぇぇぇぇ!!」
その構える両手の中に強大なパワーが集まり、輝く光球が形作られる
それに気づいたドモンとガロードは、お互い声を掛け合うまでもなく、最大のワザで迎え撃つべく構える!
(BGM変更:我が心 明鏡止水~されどこの拳は烈火の如く)
「二人のこの背が真白く燃える!貴様を倒せと輝き叫ぶッ!」
ゴットガンダムの背面ジェネレーターが展開され、同時にGXのマイクロウェーブ受光装置も銀色に輝き始める
「喰らいやがれ!ストナァァー サァァンシャイィィン!!」
「石破ッ!平成ガンダム天驚けぇぇぇぇん!!」
凄まじいエネルギーの渦が地表を駆けめぐる!!

「やばい!全員逃げろ!!」
「・・・撤退する」
危機を肌で感じ取ったメンバーは大急ぎで3機の周囲から飛び退いていく
「ハーリー君、ディストーションフィールド全開。味方機を保護してください」
「了解!味方機はナデシコBの背後に・・・!」
瞬間、閃光が辺りを包んだ
凄まじいエネルギーを伴った攻撃により、無情に削り挙げられたスカブの大地からは、当然大量の抗体コーラリアンが発生した
いや、大量という言葉では足りないほどその有様は空前絶後であり
「敵の数が多すぎて、大地が見えない! 敵が七分に大地が三分! いいか!敵が七分に大地が三分だ!!」
という感じだったとか
そして七日七晩に渡り、月光号を中心とするメンバーは敵を葬り続けるハメになる
もちろん途中で新連邦がちょっかいを出しに来たのだが、相手にするまでもなく抗体コーラリアンに飲まれて散っていった
人はこの有様を、炎の○日間と称した
抗体コーラリアンの群れが消え去った後、そこには満身創痍ながら大地に立つ、真ゲッター・GX・ゴットガンダムの姿があった
「ヘッ・・・まさかお前がここまでやるとはな・・・」
「そう言うアンタこそ、やっぱ伝説の男だぜ・・・」
ゴットガンダムに脇から抱えられた両機は、お互いの健闘をたたえ合う
「ふむ、雨降って地固まる!これでお前達の結束も強固になったことだろう!!」
ドモンがそう締めくくったときだった
「あのー、そこのお三方~」
操縦をロックされたまま振り回されていたケイとガイだった
「熱い友情を語り合うのも大概にして、周りの仲間助けたらどう?」
言われて見回してみると
月光号撃沈
タワー轟沈
ナデシコB大破

バラバラになったバルキリーやらエステバリス、腕だけ見えて地に埋もれているキングゲイナー・・・その他諸々
まさにロボの墓場と化したその場所が正常に戻るまで、さらに七日間かかったとか・・・
アムロ「で、ドモンはいつの間にこっちの世界にいたんだ?」
ドモン「いや・・・武者修行しようとコロニーの間を移動してるとき、突然宇宙に穴が空いたと思ったら吸い込まれてな」
アムロ「そうか・・・だが、ガロードを鍛えてくれたのはいいが、結果として部隊が壊滅してしまっては話にならないぞ?」
ドモン「いや~、すまん!少しやらせすぎたようだな、はっはっは!!では、侘びというわけでもないが、これからは俺も協力させてもらおう!」

で、あんたをちょっと使ってみたんだがな
20071014-02.jpg
攻撃する度、いちいち余計なモーションが入って使いづらいよw
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テーマ : Another Century's Episode 3 THE FINAL - ジャンル : ゲーム

2007/10/14 23:51 | SS【A.C.E 3】COMMENT(3)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

お疲れ様です

どもっす。いやあ、執筆ご苦労様です。
そしておもしろかった!本当にドモンはおバカさぁ~ん…って、これも分かる人にしか分かんないかww
あっしも今考えているネタ(イサム&ガルド、3バカ)があるのですが、出来たら投稿しても大丈夫ですか?

あと、最近0083のオープニング2曲を借りましたが、OOはオープニングが最悪であると改めて確認しましたw

No:81 2007/10/16 10:05 | 弁慶 #9fYuzJy. URL [ 編集 ]

おお、弁慶さんに続きましてご苦労様です。
ギャグと青春とシリアスが同居して、絶妙なバランスで面白いです!
どうやればこんな発想が浮かぶのか・・・正直羨ましいっ。
とにかく、オチも素晴らしい!w
それでは・・・リアルエース然り、その他もろもろ頑張って下さいね~

No:82 2007/10/16 21:44 | ワイルドヘヴン #- URL [ 編集 ]

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ご好評で何よりです
最初はサバイバルからスタートする予定だったのですが、そうすると(前に予告したとおり)一回じゃ収まらないので止めました
あと本当は、「流派東方不敗は王者の風よ!」もやらせたかったのですが、入れるところがなかったorz
しかし・・・仕事中にこんなことを考えてにやついている私はきっと危ない人に見えているに違いないw

弁慶さんへ
0083メンバーは、今バトルクロニクルの方でお世話になっています。もうすぐ終わるかな?
で、投稿ですか、いいッスね!
メールフォーム追加したんで、ご利用ください
私の方で適度に色付けて載せましょう

ワイルドヘブンさんへ
絶賛のお言葉ありがとうございます
昔の同人作家の血が騒いでいるのかも知れません
あと一品考えているので、またお楽しみに

に、しても
お二人とも仕込んだネタ、どこまでおわかりになったかなぁ?(苦笑)

No:83 2007/10/16 23:45 | あるす #- URL [ 編集 ]

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