【A.C.E 3 番外】ゲッターに導かれて~憑き物落し~

防衛省がガンダムを作ろうとしているらしい
(ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071030-00000010-giz-ent)
そういや昔、ファンネルっぽい武器の動画がyoutubeに落ちてたっけ(上の記事にもリンクがありますが)

個人的には、以前バーチャロンの記事でも書いたとおり
何も中に人が乗って操縦するんではなく、遠隔コントロールで戦争できる時代にすでになっていると思うんですね
それこそバーチャロンの「限定戦争」がそうだし、もっと技術が発展すれば『宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ』のような、スポーツライクな戦争というものになってしまうかも知れないけれど
それでもそこに『中の人』を置くロマン(?)を維持するなら
動力源(核はやめろ核は)とか耐G対策(シートベルトで何とかなるってレベルじゃねーぞ!)とか生命維持装置(死ぬほど痛いではすみません)とか、根本的に制作費&材料(そのせいで逆に戦争拡大するわい)とか
越える壁がたぁ~くさんあるわけだけど
まぁ頑張れ防衛省


さて今回のオマケのお話
最終話に入れようと思っていた描写なのですが、話が長くなるので泣く泣く削った部分があります
コレを入れてしまうとギャグになってしまいそうだった、というのもあるのですが

やっぱシリアスだけだとキツイ

憑き物落しに番外として載せようと思います


紆余曲折を経て、イクスブラウでバレルとして参戦することになったベルクト
・・・という設定のこのお話ですが
「初めて見た人はバレルだかベルクトだか分からなくなる」
ということで、ここではベルクトで通します
悪しからず


南極突入直前
甲児はイクスブラウをまじまじと見ていた
「ブラッドアークも細身だったけど、コイツもまた貧弱そうだなぁ」
鉄の城を操る彼からすれば、強いロボットといえばガタイがよくて硬そうである必要がある
「ていうかブラッドアークの方が強かったんじゃないの?」
剣人もまた同意見のようだ
イクスブラウはその設計思想上、換装パーツを用いて局地戦に対応することができるようになっている。逆に言うと、ノーマルタイプはいわばパーツ接続のための素体でしかなく、どうしても武装面で頼りなく見えてしまう
だが、彼らがそんなことを知るよしもなく、さらにそのパーツすらこの世界にはない
「うう・・・なんか酷いこと言われてるよぅ、ベルクト」
新しい『相棒』を調整していたリムが落ち込んだような声を出す。が、ベルクトは意に介した風もない
「フッ、外見だけで物事を判断するような奴らの言葉に耳を貸す必要など無い」
甲児達が間近で聞いたら喧嘩になりそうな言い方だ。どうにもこの喋り方は死んでも直らないらしい
「そうなの?」
「安心していろ。ゲッターの力を信じるんだ」
「そこでそのセリフ?」
~対イグニス&アクイラ~
「ほーぅ、あの黒い機体を使っていたヤツか」
「事情は知らんが機体を取り替えてきたか」
ルイーナ先鋒、イグニスとアクイラが、ブルー・スゥエアの前に立ち塞がった
「わざわざ貧弱な機体に乗り換えてくるとは、よっぽど俺たちに殺されたいらしい」
「フッ・・・このイクスブラウを甘く見たことを後悔するがいい」
やっぱり喋り方は死んでも直らないらしい
そんなベルクトの目の前。コンソールに並んだ5つのボタン
そのうちの大きく『T』と刻印されたボタンを押すベルクト
「チェェェンジ フォームT スィッチオン!」
その瞬間
にょきにょき
ぐにゃぐにゃ
がしょーんがしょーん

突然イクスブラウの各箇所が生物のように変形を始め、あり得ないところから装甲が増えたり剣が出てきたりしたのである
その場にいた全員が目を丸くし、かちーんと硬直してしまった
もちろん、イグニスもアクイラも例外ではない
「この攻撃、かわしきれるかっ!」
全身に『生えてきた』刃を模した武器が意思を持つように機体から離れ、イグニス達の機体にレーザーを発射し始める
「ぬおおおおっ!?」
無数の刃に囲まれ切り刻まれ、インペトゥスはぼろぼろになってしまった
「アムロさん、あれ・・・ファンネルですよね、どう見ても」
「いや・・・スト○イク○ールドじゃないのか?」
「アムロさん、それをここで出しちゃダメです」
「ベルクト君はニュータイプだったのか」
「そうでなければ、念動能力者?」
「だからそれも言っちゃダメだって、ウッソ」
「口調といい態度といい、強化人間じゃないの?」
「お前ら強化人間舐めるなよ」
Hi-νを初めとしたファンネル部隊は微妙な空気に包まれているのであった

一方、なんとかディスバーションセイバー&ダガーの攻撃から逃れたアクイラ
イクスブラウと距離を取ろうと、フォルティス・アーラが全速でその場を離脱しようとする
「逃がすか!チェェェンジ フォームG スィッチオン!」
今度は大がかりな武器は消え、代わりに超巨大なバックパックが出現!
「プラズマコーティングモードだ!!」
「へ?・・・きゃあああああ!?」
突然もの凄いGがコクピットにかかる
それもそのはず。イクスブラウは全身から金色の光を発し、超高速でフォルティス・アーラに特攻したのだ
フォルティス・アーラは逃げ切れず、光に巻かれて撃墜されてしまった・・・
「・・・ああ~、あれ何か見たことがある・・・」
「V・・・なんとかといったような。思い出せないけど」
「ゲッター的にはシャインスパークか」
「それ以前にっ!リム、リムは無事か~っ!!」
ジョッシュの心配通り、ベルクトの後ろでリムが白目を剥いていたのは言うまでもない
~対コンターギオ&ウンブラ~
「クカカカカッ、来たか人間ども」
「絶望せよ、その感情を破滅の王に捧げるのだ」
ウィオラーケウムとプリスクス・ノクスは、その巨体を並べて『玉座』への道に立ち塞がる
そして、何度ダメージを与えても、今一歩というところで甦ってしまうのだ
「この地は我らの王の力で満ちている。お前達の力など通じん」
力を誇示するウンブラであったが
「フッ・・・ならばその身が甦らぬほどダメージを与えれば、いかに貴様とて甦れまい」
やっぱり喋り方が直らないベルクトのその手が、3つめのスイッチに伸びる
「チェェェンジ フォームH スィッチオン!」
今度の変形は凄まじい
両手にマシンガン、両肩に巨大な砲身、バックパックの大量の弾倉。まさに弾薬の塊
「喰らえ!フルオープンシュート!!」
カッ
言葉にすることもできないほどの大量の弾丸が、二機のいた場所に撃ち込まれた
爆炎が去った後、そこにはぺんぺん草一つも残っていなかったのだった・・・
「あれじゃトロワの立場がねーな」
「いや、どちらかというとデストロイドモンスターのような・・・」
「真ゲッター3のミサイル乱射にも通じるものが・・・」
「私のキャノンパーティの方が美しいぞ」
~対ペルフェクティオ~
「滅びよ、命ある者ども」
ついにラスボス、ファートゥム
「親父・・・今開放してやるっ!」
意気込むジョッシュであったが、その巨体に攻めあぐねてしまう
「援護するぞジョッシュ。ヤツにこのイクスブラウの最後の力を見せてやろう」
ついにラストのボタンに手が伸びる!
「行くぞ!チェェェンジ フォームB スィッチオン!」
今までの武装ガチガチのフォームから一変
シンプルなノーマル状態に最も近かったが、その方に輝く巨大な剣がひときわ異彩を放つ
ジャキン!とその大剣を構えて大見得を切るイクスブラウ
「・・・なんかあの構えも、どっかで見たことがあるような」
「ソー○イン○ルスとかいうヤツだったっけ?」
「主役になれなかった主役、っていう意味では通じてるかも・・・」
脇で勝手なことを言っている外野陣だが
「我は悪を絶つ剣なり!」
「「「「「そっちかよ!!」」」」
「ハッハッハッ、実に興味深い!!」
元祖ゲッターロボを越える5段変形を披露するイクスブラウの姿に、一人狂気の様相を見せる敷島博士
「ぜひそのロボを調べさせてもらいたい!結果によっては、『ゲッター線を浴びせれば全てのロボットは変形可能になる』というワシの理論が証明されるかも知れん」
「かまわ・・・ぐふっ
快諾しようとしたベルクトの頬に、きれいにリムの『黄金の左』が決まった
「世界が平和になったんだから、そんな後が怖そうな理論解明しなくていい!」
「うーんうーんうーん・・・イクスブラウは、イクスブラウはそんなんじゃ・・・ハッ!」
「どうしたのバレル?うなされてたわよ」
バレルはフェイの声で我に返った
「フェイ、聞いて。怖い夢を見たんだ
ベルクトがどこか知らない世界で、二重人格で巨乳で兄萌えな女の子といい仲になってさらにロンド・ベルのおかげでお約束通り、『敵だったけどいい人』フラグが立ってさらにさらにゲッター線を浴びてイクスブラウが無茶苦茶な換装をするようになってて、それのせいでイクスブラウが実は『いろんなロボットアニメの主役機の良いトコ取り』だってバレて突っ込まれて、でも最終的に世界を救っちゃうんだ」
「・・・バレル、ゲッター線の浴びすぎじゃない?」
熱はないわね、というようにフェイは確認する
「ここのところ地上の仕事が多かったから、残ってるゲッター線に汚染されたかなぁ」
「きっとそうよ・・・気分転換が必要ね。アキトさんかイネスさんに言って、宇宙に連れて行ってもらった方が良いんじゃない?」
「そうだよね。ちょっと変形するイクスブラウがカッコイイかな、と思っちゃった僕はおかしいよね、はははは」
「そんなのになったら私は乗らないからね」
キッパリ言い切るフェイ
「え、そうなの?」
少し残念そうなバレル
結局根っこでは似たもの同士なバレルとベルクトであった
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テーマ : Another Century's Episode 3 THE FINAL - ジャンル : ゲーム

2007/10/31 14:07 | SS【A.C.E 3】COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

遅ればせながら換装・・・もとい、ご感想を一つ。
小説、楽しく読ませて頂きました。
まず本編のシリアスさに痺れました!正直Dは未プレイなんですが・・・(^^;
なんかベルクトが「報われた」って感じがします。キャラとの絡ませ方も無理が無くてさらに違和感もない印象を受けました。
さらに番外編!とにかく「チェーンジベルクト、スイッチオン!」って感じで
笑わせて頂きました。ベルクトはこうでなくっちゃ(オイ

D、やってみようかなぁ・・・BIG-O出るし。

No:87 2007/10/31 19:21 | ワイルドヘヴン #- URL [ 編集 ]

スパロボDやりますか?

一言、面白いです
ストーリーはかなりいいです
ただし・・・ひたすらにキツイです
まぢでGBA(もしくはDS)を投げつけたくなるくらい
耐えてください
耐えるしかない!

そして残念なことにビックオーがあんまりストーリーに絡まってなかったり(苦笑)

No:88 2007/10/31 22:54 | あるす #- URL [ 編集 ]

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