【A.C.E 3 番外】~青春三バカ UC世界を巡る(3)~

ニルファを少しづつ再開しています
月末にGジェネが来たら、また年末までお預けだし
A.C.E 3はまだまだちまちまとやりますけどね
この間久しぶりにやったらやっぱりコマンド忘れてて酷い目に遭いましたw


えー、今回は
三人を日本が誇る二次元の世界に送り込んでみました
と言っても『萌え』の方じゃなくて『燃え』
せっかくナデシコ勢が居るのに寂しいので
これまた続き物です


今日も今日とて、オモイカネのライブラリ室に籠もる三人
が、今日はいつもと様子が違っていた
三人の横に黒いマントの男が居て、いろいろな物を見せているのである

先頃ナデシコに合流した、テンカワ・アキトであった

なんで彼がここに居るかというと、暇つぶしのつもりでライブラリを覗こうか、と思ってのことだったらしい(食事も楽しめないし、運動ということもないし、やることもないので)
そこに、真剣にいろいろなデータを眺めている三人が居たというわけだ

三人の勉強熱心ぶりに感心したものの、アキトはあることに気づいた
と言うのも彼らが観ているのはもっぱら歴史や技術に関することばかりで、いわゆる娯楽系のものには一切手が触れられてないのである
「お前達、まだ若いんだから、もう少し楽しそうなものを見たらどうだ」
が、三人はキョトンとしてる
「何か他にあるんですか?」
「・・・いや、マンガとかアニメとか」
「何それ?」
アキトはこの時、三人の出身地が自分の世界と比べて、遥かに技術水準が落ちてしまっていることを知ったのだった
「コンピューターゲームがあるのに、マンガもアニメもないのか」
「あれは僕が居たドームポリスのための道楽だから・・・そう言う意味では、僕って結構恵まれた環境にいたのかな?」
他の二人に悪そうな顔をするゲイナー
「それは人それぞれじゃない?俺はリフってて楽しかったしね」
あくまで普通なレントン
「俺に至っては、フリーデンに出会うまで住処らしいところ無かったからな~」
最後のガロードに至っては、軽く言うがこれまたシビアな話である
とはいえ、そんな割り切れるものじゃないだろうに・・・
アキトなりに三人を不憫に思ったのだろう
まずはゲイナーが取っていたメモの端を使って、軽くアニメの原理を教えてやる
「パラパラ漫画、ってことね」
「これの何が面白いの?」
絵が動く、と言うこと自体に面白みを見いだせない三人は首を傾げるばかりだ
論より証拠だ
アキトはライブラリを検索して、彼にとっては思い出深い情報を彼らの前に披露した
「アキトさん、これ何?」
「これがアニメというヤツだ」
「へ~ぇ・・・」
めまぐるしく動き、喋り、音を放つ映像を、三人は食い入るように眺め始めた・・・

~約30分後~

すっかり魅入っていた三人は、映像の内容に未だ興奮している
「「「燃える!これいい!!」」」
こんな良いものが、昔は一週間に一回30分小出しにされていたというのである
「テレビってもの自体、こっち来て初めて観たよ」
「いいなー、これいいなー」
すっかりアニメの魅力にハマった三人を、『ほほえましく』観ているアキト
「気に入ったか?他にもあるぞ・・・せめてこっちにいる間くらい、いろいろ見ていくといい」
「はい!」


アキトに教えてもらったライブラリをおおかた漁り、三人はひたすら満足感に満ちていた
「ねぇ、これだよこれ!」
今度ぴーんと来たのはゲイナーだった
「ナニがさ?」
「また怒られるのはごめんだぜ?」
前回のことで少しは懲りているのか、突拍子もない案については警戒心が付いたらしい
「合体、ってキーワードさ」
「で?」
「アレも三体のロボットが合体するじゃないか。僕らも三体だろ?何かできないかな」
「三人で協力してってこと?」
「なるほど、それなら新しい戦力ってことで、ジャミル達にも怒られねーな」
意気投合した三人は、額を付き合わせて『ネタ』の打ち合わせに入ったのだった
数日後
B世界に戻っての戦闘中
本日のお相手は type the ENDである
そのほかのKLFとも戦闘になる月光号一行
「よし二人とも!ここが僕たちの見せ場だ!」
俄然張り切るゲイナーを先頭に、 type the ENDと対峙する
「出たな!悪のLFO ニルヴァーシュ type the END!!」
レントンがニルヴァーシュで見得を切る
「は?何よいきなり!?」
いきなり『悪の』などという形容詞を付けられ、アネモネの方は混乱してしまっている
「今回の俺たちはひと味違うぜ!」
「だからなんなのよ!」
正義のロボットパワーをその目に焼き付けろ!行くよ三人とも、合体!!」
空中の一点を目指して跳上がる、GX&ニルヴァーシュ&キングゲイナー
「レェェツ、カドカワ合体!」
それはやめろ、と言わんばかりのかけ声の後
三体は奇跡の合体を遂げたのだった・・・

「ねぇレントン、これって何か意味があるの?」
「うん、ゲイナーが出した『三つの力を一つにする』答えがこれなんだ」
そう、これこそ『ゲキ・ガンガー3』を、ゲイナー達なりに解釈した答えであった

3体のロボを合体させたいが、いかんせん規格違いでくっつくこともできない
さらに言うならサイズの違いがあり、合体場所を変えてみるということもできない(どう頑張ってもGXが下にならざるを得ない)
そう言った制約を超えて、『三つの力を一つに』したい
ゲイナーの導き出した答えは『実質三つの力が一箇所に集まっていればいい』というものだった

しかし、その有様と言えば
GXの上にニルヴァーシュが肩車され
その上に仁王立ちで陣取るキングゲイナー・・・

その様を一言で表現するならば

『ブレーメンの音楽隊』

しかし、三人は上手いこと陣形を組めたことに満足いっぱい
「見たか!これが俺たち三人の力が一つに合わさった、究極ロボ合体だぜ!」
アネモネも含め、その場にいた全ての者たちは、思考回路が停止してしまい、その場に呆然と立ちつくしていた
しかもそんな状態でどうしろと、と端から見ると思うのだが、これが上手くできたもので
GXがバスターライフルを片手にのしのし歩き回れば、その上からニルヴァーシュが適度にブーメランを投げて牽制したりデコイを放出して防御し、キングゲイナーは高みから周囲を見渡して的確にチェンガンを打ち込んでいたりする
『合体』は、ある程度成功下に見えた、が
「・・・あんた達、バカぁ?」
我に返ったアネモネが、type the ENDのリフボードで、GXに蹴りを入れてきたのである
もんどり打って倒れたGXにつられ、ニルヴァーシュとキングゲイナーもバランスを崩しておちてしまうのだが・・・
間の悪いことに、キングゲイナーがオーバーフリーズを放とうとしていた矢先だったため、行く宛を失ったオーバーフリーズの力が、あらぬ方向にまき散らされてしまった
それがKLFを巻き込んだところまでは、まぁよかったのだが
これまた運の悪いことに、その中にブラックゲッターが混じっていたのであった
一瞬、かちん、と凍らされてしまったブラックゲッターであったが、数秒後に氷を割って出てきたとき、中の竜馬は怒りに燃えていた
「てめぇら・・・この俺の前で程度の低い『合体』を披露したかと思ったら、その後にこれかぁぁぁ!」
「怒らないでくださいよ、事故です事故!」
慌てて弁明するゲイナーだが
「ウルせぇ!事故ですんだら警察はいらねぇんだよ!」
言うが早いか、ブラックゲッターと青春三バカは大乱闘を始めてしまった

「誰だ!あいつらに変なもん教えたのは!!」
月光号の艦橋でホランドが叫ぶ
「あああ・・・また機体がいっぱい壊れる・・・」
「借金が、借金がぁぁ・・・」
どさっ
「大変だ!サラさんとタルホさんがショックで倒れた!!」

一方のナデシコ勢は、背筋に冷たい物が走っている
「艦長・・・あれはこっちの世界のアニメを見たせいかも、って答えますか?」
「・・・後が怖いからちょっと様子を見させてください」
そんな中、そっと動き出すブラックサレナ
「まて、アキト」
リョーコはその動きを見逃さず、ブラックサレナの肩装甲をがっちりと掴む
「お前か?お前があいつらを唆したのか」
「・・・いや、俺は・・・」
「言い訳無用だテンカワ・アキト!」
こっちでは月臣が怒り心頭である
「貴様、聖典たるゲキ・ガンガー3をあのように曲解して伝えるとは言語道断!そこに直れ、成敗してくれる!!」
クローを構えてやる気満々のアストロメリア
「・・・離脱する」
次の瞬間、リョーコ・エステバリスが掴んでいた装甲が、ぼろっと崩れ落ちた
「あっ!装甲パージしやがった!」
ノーマルのエステバリスに戻り、全速ローラーダッシュで逃走を始めるアキト
「待たんかテンカワぁぁ!このクローの露となれぇ!!」
これまた全力で追いかけるアストロメリア

もはや戦場は乱闘でワケがわからない状態になってしまった・・・
蚊帳の外なのは新連邦軍である
「・・・ねぇ、あれってアタシのせい?」
「いや・・・そんなことはないと思うけどね」
もはや空気にすらなれないアネモネとドミニク
「帰ろうか、アネモネ」
「そーする。あんなのに巻き込まれて怪我してもいやだし」
type the ENDとの決着は、こうしてお預けになったのであった
月光号に設けられた『反省室』
竜馬との乱闘で負った怪我の治療もそこそこの青春三バカは、お仕置きとしてそこに閉じこめられていた
三人とも、本人とは判別が付かないほどの顔になっている・・・
説明するまでもなく、ゲインとホランドと隼人に散々"修正"されたからなのだが
(そこで「殴ったね!親父にも殴られたこと無いのに!」と言おうとして、さらにアムロからも"修正"されてたりして)
しかし
「ちょっと合体には無理があったね」
「もう少し別の手で、あの熱い魂を継承できないかな」
「ライブラリで見たこと、もう一回おさらいしようぜ」
全く持って諦めの悪い三人であった
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テーマ : Another Century's Episode 3 THE FINAL - ジャンル : ゲーム

2007/11/09 01:11 | SS【A.C.E 3】COMMENT(3)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

3つの本能を1つに…

…ってなわけでどもっす。現在作品作りの途中で四苦八苦してるあっしです

どうも作ってると「このキャラクターはこう言わない!」とか「スポットの当たらないキャラクターをどう生かすか?」とか色々な事が気になり、打ち直す日々です
それなのに、新作を出す麻生ローゼン…じゃない、あるす閣下には敬礼するしかありません。つか、今回のネタは個人的にクリーンヒットでしたwwこれ絶対ACE3のコミックアンソロジーかなんかでやる人がいると思いますが、個人的にはこっちが上です

つか、青春3バカは「親父に殴られた」自重しろwwそして、さりげなく出てきたアネモネ&ドミニクGJ!!

では、こちらも早めに投稿します。では、今日はこの辺で

p.s. 『スパロボ』シリーズのバンプレストがなくなってしまうかもしれないという話を聞いたのですが、本当でしょうかね?もしかしたら『スクコマ2』がよりによって遺作になるんじゃないかとビビッテるのですが…

No:93 2007/11/09 16:05 | 弁慶 #9fYuzJy. URL [ 編集 ]

バンプレねぇ・・・

>『スパロボ』シリーズのバンプレストがなくなってしまうかもしれないという話を聞いたのですが、本当でしょうかね?

どうなんでしょ
いちおう、バンダイナムコに吸収されちゃうってだけらしいですけど、それが本当に『だけ』で終わるのか?ってことですよね
ただ、スパロボ自体Gジェネよりも稼ぎ頭として使えるジャンルですので、無くすというのは現実的ではないでしょう
問題は、寺田プロデューサーが続投できるのか、路線変更を迫られないか、ということではないでしょうか?
これについては可能性が五分五分かと思っています。今のところ、(私にとって)魅力的な版権スパロボが出る見込みが低い以上、結果如何によってはスパロボとお別れも致し方ないのかも知れません

さて、投稿作品ですが
前に弁慶さんへのお返事で語っていた「ガンダム0083」のSSが、我ながらあまりにも暗い話になり、どうもその反動かもの凄い羽目の外れた内容になってしまいました
お気に召していただけたなら良かったですがw
後一作、これの続きがありますが、それを載せたらこの際公開してやろうかと思っております・・・

No:94 2007/11/09 22:13 | あるす #- URL [ 編集 ]

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No:95 2007/11/10 01:34 | # [ 編集 ]

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