【考察】機械生命体は電気羊の夢を見るか?

スパロボMX50話
デビルガンダムとの因縁に決着が着くこの面は、やろうと思えば無限稼ぎができます
つまり、ちまちまとデビルガンダム四天王のHPを削りつつ、雑魚のデスアーミーとデスバーディを落していくと、四天王が居る限り何回でも雑魚が増援で出てくるので、これまたコツコツ落していくと
で、ここがほぼ最後の稼ぎ所じゃないですか?(ガルファ本星はいろいろメンドイ)
稼げるだけ稼いでやろうと無益な(笑)戦いを続けていたら
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ついにデスバーディごときがHP一万越えで出てきやがる事態にw
友人曰く「健康のためにやりすぎに注意しましょう」
最近電池の持ちも怪しく、PSPの健康が怪しくなってるので、自重せねばなりませんかね・・・


さて、いきなりブレードランナーみたいなタイトルで綴り始めるこの記事

事の初めは、これまたスパロボMXをやっているときに
「ガルファの連中ってメカの癖に、なんでこう理論整然と行動できないんだ?」
と思ったことなのです

機械生命体というと、漫画やアニメでの敵役として多くモチーフが登場します
中には友好的な機械生命体も存在しているようですが、ごく少数派と言えます
大抵の場合、有機生命体(人間)を不完全な存在として排除する、と言うのが目的としてあげられるのです。ヤツラは与えられたデータの中で、YesかNoしか判断しませんからね
そのわりに、螺旋城の主もギガグルメイ達も、同じ組織内で陰謀を巡らしたり、失敗を隠そうとしたり、実に人間らしい「感情」がある
アニメの演出上としては、彼らの"命"を表現するために必要かも知れません
ただ冷静に考えると、このような"情緒を表現する機能"が彼らにとって必要なものなのでしょうか?


機械生命体というからには命があるはずです
命とは"魂"とも言えるもので、彼らを"個"とせしめる何かが、あの鋼鉄のボディに宿っていると言うことです

そもそも、生命というものの定義はなんなのかというと
ウィキペディアをひもとけば
「生命(せいめい)とは、生物が生物として自己を維持、増殖、外界と隔離する活動の総称であるが、はっきりとした定義を与える事は難しい。またある意味では、自己複製を繰り返し、かつ変化しうる存在で有るとも考えられる。」
とあります。確かに未だに正解のない学問ではありますが、自立活動を行い生殖活動によって増殖し、文明・文化を持って創造性のある行動をする者たち、と言えなくもないかも知れません

そんな機械生命体と一口で言っても、大きく3パターン存在していると思います

有機体(人間)から変化したもの
古くは『銀河鉄道999』の機械化人間、最近では『ガオガイガー』の機界原種が挙げられます
この場合、そもそも『意識』を持つ者が、効率化を求めて体を機械化したものなので、当然人間に類する思考回路を持っているのは納得できます(もちろん、どこか元の生命と外れた思考回路になっていることが多いですが)
しかし、彼らは自ら増えることはできませんので、既存の生命を改造することで増えます。そう言う意味では"増殖"の定理はクリアできても、"変化(進化)"の定理はクリアできません
そもそも機械だったもの
代表選手は『トランスフォーマー』、ロム兄さんで有名な『マシンロボ』、SDガンダム達やゾイド達もこれに類するのかも知れません
ごった煮で書きましたが、その起源と成り立ちはそれぞれバラバラですし、"そもそも"と言っても創造主の居る『トランスフォーマー』達と、珪素生命体から進化した『ゾイド』達では雲泥の差があります
また、ゾイドは一応生殖活動で増えますが、トランスフォーマー達は別の存在を"製造"しても、それが"変化(進化)"に当たるのかは微妙なところです
居着いた先が気づいたら機械だった
勇者シリーズの中でも、『エクスカイザー』のカイザーズや『ファイバード』の火鳥兄ちゃんたちに当たります。ゴルドランの勇者ロボ達は、どちらかというと2番目に当たるのかな?
彼らの定義が最もややこしく、そもそも機械生命体かどうかも怪しい連中が含まれています
特にエクスカイザーなどは、エネルギー生命体の宿った先が、たまたま車だったり新幹線だったりしただけなのです。このエネルギーの部分を、有機体で言うところの"魂"と考えると、言わば"憑依"している状態であって、それが本体ではないわけで・・・う~む

この中で、最も生命体と考えるに相応しいのは、二番目のグループに当たる者たちだと思います

次に、有機生命体と機械生命体の差は何か、と言う部分を考えてみます
最大の差は頑丈さ(寿命)にあると言えます
お互い"物質"で出来ている以上、劣化(老化)は避けられません。しかし機械生命体の場合、中枢回路さえ異常がなければ、修理・パーツの交換と言った手段で延命はできます
これが良いか悪いかは意見の分かれるところで、よくこの点をして「有限である有機生命体の変化を求める気質に対し、無限であるが故に機械生命体の思考回路は行き詰まる」といった表現があります
これはどういう事かというと、機械の構築するであろう社会体制が、蟻や蜂のような社会性のある昆虫に似たシステムが考えられているからでしょう(スタートレックの"ボーグ"がこれに近い)
一つの決まった親(=サーバー)から、端末(=クライアント)に一定の作業をさせることで、効率的且つ無駄のない行動を取れるわけですが、裏を返すと決められた思考回路以上のことを考えられず、現場レベルでの柔軟な行動を取りづらい、と言うこともあるかも知れません
実際、そう言った隙を突かれて破れていく機械生命体が多いですね

そう考えると、ガルファは実におかしな存在である部分があります
彼らは、人間の存在を駆逐するのが目的です
もっと突き詰めて言うと、人間以外の有機生命体を保護する、と言うつもりで行動しています
そう考えると、彼らにとって人間というのは、ただ殲滅するのみ
その目的に対して、機械らしく忠実であるならば、アルテアを出し抜こうなどと言う、前述したような"功績争い"を行うことは、目標達成を遅らせるだけでなんのメリットもありません
与えられた命令を忠実に実行するのが(それしかできない)彼らであるべき、と螺旋城の主も言っているというのに・・・
もし、そのような思考回路をAIに持たせることを、ガルファ皇帝自体が最良と考えたのだとしたら、宇宙の王どころか欠陥マシンの最頂点と言えます

だいたい何故彼らに、人間に分かるような言葉で喋る機能がついているのでしょうか
彼ら同士でデータのやり取りをするのであれば、電子データの送受信だけできればいいはずです。わざわざ言葉を発するという、無駄な行為をするように作る理由はないのでは?
まぁ、人間ではない何者かが、自分たちに対して"喋ってくる"と言うことは、よく考えるととても怖いことです。つまり人間に対し、威圧感を与える機能なのかも知れませんが・・・

しかしよく考えると、これは端末といえども柔軟な行動を取らせるための、一種の"芝居"を演じさせる機能、なのかも知れません
喋るという行為は、互いの考えを出し合い推論するためにあります。地球人類には、全員にテレパス能力なんて無いんで、音で情報交換をする手段を取ったわけですね
この能力は人類の発展に大きな役割を果たし、他の生物とは一線を画すものです。そして、今現在地球人類が作り出すいかなる人工知能でも実現できません
現代のコンピューターでは、事前に与えたデータから、新しい情報を作り出すことができないためです

しかし"喋る"機能を持ったということは、機械ながら現場レベルでの柔軟対応ができることになります
状況に応じた変化のある判断を付けることを追求した結果、人間のような情緒的な反応をするようになった、と言うことなのかも知れません
しかも目的は一貫していてこれを疑うことはありませんから、これは非常に恐ろしいことで、かなりの強敵になり得ます
そういや、トランスフォーマーの連中なんかは、本当に無駄に喋るし回り道もしますよねw
だって基本的に人間が出てこない話なのに、喋るわボケるわ突っ込むわ
(たまに地球が舞台になるときも、終始トランスフォーマー達だけで話が終わることが多い)
いや、作ったのは人間に似た生き物だったらしいんで、彼らが居た時代の名残かも知れないけど、そろそろ無駄だって気づけよ。あんたら何万年世代重ねてんねん!
ああでも・・・原初の時代に、そう情報のやり取りをするよう作られたから、この機能を外すという事を思いつかないのかも知れないなぁ。機械故に

だがしかしお前らの問題は、性別だよ、性別!
生殖活動で増える訳じゃないのに、なんで女のイメージを持ったヤツが居るんだよ
あんたのことだよ、ブラックウィドー!!
しかも恋愛までしやがる柔軟さを持っているのでタチが悪い
お前のことだよ、チータス!!!
恋敵は居るがな
まったく、どこに行っても恋愛沙汰には事欠かないヤツだ・・・え、ここで中の人ネタは止めろ?
ところが、この柔軟な思考AIのために、逆に嫉妬や焦りと言った感情をも持ってしまったのが、螺旋城一党だったわけです
もちろん彼らは人間じゃないので、それ以上の柔軟な思考を持つ"子供"である、銀河と北斗の行動はまったく理解できなかったんですがね

んで、書きながらふと思ったんですが
機械生命体同士が競演する、ってのもスパロボではたまにあります
ニルファのゾンダーとメガノイド
MXのガルファとギャンドラー・・・etc.
この中に、エルドランシリーズの『ゴウザウラー』に出てくる機械化帝国を混ぜると、途端にガルファとガチ勝負になりそうな気がするのは私だけでしょうか
何せ機械化帝国の目的は、全宇宙の完全機械化。それはきっと、野生動物や森林も例外ではありますまい
となると、人間以外のモノは守る、と言う使命には未だ忠実なガルファにとっては、そんなことさせてなるものか、と言うことになる

ゼロ「機械化帝国の野望を見過ごすわけには行きませんね。歯車王よ、ここは私の相手をしてもらいましょう」
銀河「あ、あいつはゼロじゃねぇか!」
拳一「あいつのこと知ってるのかよ、銀河?」
銀河「ガルファの最高幹部って、エラそうなヤツなんだよ」
北斗「また僕らの邪魔をしようって言うの、ゼロ!」
ゼロ「フ・・・こちらにも事情がありましてね。全てを機械にするなどされては困るのですよ」
歯車王「人間の味方をするのか、機械の分際で!」
ゼロ「人間共を助けるのではない!この豊かな自然を守ることこそガルファの使命なのだ!!」

こんなこと言いつつ、最後には銀河達を守って未来を託して散るゼロ・・・
あれ、これなんてエンジン王??
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テーマ : アニメ - ジャンル : アニメ・コミック

2008/05/15 19:16 | アニメ考察COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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