【スパロボ妄想】ガンダム仕事人~外伝~

自分でネタ振ったまま、すっかり放置プレイの『仕事人』
早速あくとさんが続きを書いて下さいました

いやはや、面白い内容を頂いて、敬服する限り
設定の矛盾なんぞ、この際どうにでもなれ!というかんじですよ


どうも、最近潜伏してばっかしていたあくとです。
今回は諸事情があって、スパロボZのスペシャルディスクを買うことが出来なくなってしまったので、そのお詫びにとSSを書いてみようと思いました。
で、今回の題材はあるすさんの書いている、『ガンダム仕事人』の外伝に位置する話です。
と、言うのもガンダム仕事人のプロローグで、あるすさんがストーリーを共有するのもアリといっていたので、その外伝でも書いてみようと思いました。
設定とかが、あるすさんの考えている設定と違うとこともあると思われ、さらに私は時代劇を見たことがないので、時代劇の設定と矛盾している部分もと思いますけど、そこは大目に見てください。
では、始まり始まり・・・


スパロボ横丁の外れにある種死長屋。
そこの一つの家の住民であるアスランは頭を悩ませていた。
その悩み事とは同居人であるキラのことであった。
キラはアスランと幼馴染と言うことで、アスランと同じ家に住んでいた。
だが、キラは頭脳明晰で体力も十分にあるのに、まともな職に就かずアスランのヒモと化していた。
そうは言っても。キラもヒモであることを自覚しているのか質素にくらしているし、何より友人補正でアスランも「しょうがないな。」と思う程度で目をつぶっていた。
本当に問題なのはその性格だ。
キラは基本的に優しく正義感が強く、まさにお手本のような人だった。
だが、キラはこうと決めたら一気にそのまま突っ走る人であり、それでたまにトラブルになっていた。

たとえばこの前こんなことがあった。
ある時、キラが歩いていると二人の男が口論をしていた。
片方は奉行所に勤めているアムロで、もう片方はどこで手に入れたのか真っ赤な着物を着ているシャアであった。
「シャア!お前はまたそんな年場の行かない子供ををたぶらかせようとして。」
「たぶらかせようとは人聞きが悪いな。私はただ迷っている女の子を保護しようとしているだけだ。」
「貴様のその行動が子供をたぶらかせる行為なんだよ!」
「アムロ、貴様は幼女のよさが分からんからそんなことが言えるのだ。貴様もそれが分かれば私のしようとしていることも理解出来ると言うのに・・・」
「俺は幼女趣味など理解したくないし、貴様のやろうとしていることも理解などしたくない!」
普通の人は関わりたくないので遠めに歩くだろうが、キラは持ち前の正義感で放っておけずに二人に割り込んだ。
「ちょっとどうしたんですか、二人とも。とにかく落ち着いてください!」
いきなりの乱入者にアムロとシャアもびっくりしたが、すぐに体制を取り戻した。
「いきなり割り込んで・・・君は一体だれなんだい?」
「あ、すいません。僕は種死長屋に住んでいるキラ・ヤマトと言います。偶然通りかかったらあなた方が口論しているのを見かけたのでつい・・・それとあなたは奉行所のアムロさんですか?温和なあなたが何故・・・」
アムロもキラの謙虚な態度につい心を許し事情を話し始めた。
「ああ、こいつ・・・シャアと言うんだが、俺が見回りをしている時に偶然、こいつが子供を誘拐しようとしているところを見かけてな。今、説教していたところだ。」
「何だと!?さっきも言っているが、私はただ迷っていた女の子を家で保護しようとしただけだ!」
「またそうやって言い訳する!」
また口論が始まったので、キラはごほんと咳払いをして強引に口論を打ち切った。
「シャアさん、でしたか。お言葉ですけど、それってどう見ても幼女誘拐未遂じゃないですか。素直にアムロさんに謝ってくださいよ。」
「貴様もアムロと同じことを言うか!」
シャアはアムロと口論をし、ただでさえイライラしていたのに、いきなり乱入してきた奴にも非難されたため(まぁ、自業自得なんだが)、痺れを切らしキラに掴みかかろうとした。
だが、キラはその抜群の運動神経でシャアの攻撃をかわし、逆にシャアの腕を後ろにねじ伏せ反撃が出来ないようにした。
やめてよね。ただのロリコンが本気で喧嘩して僕に勝てるわけないだろう?・・・アムロさんこいつを裁いてやってください。」
あまりに一瞬の出来事に、アムロは一瞬だけ驚いたが、キラがねじ伏せられじたばたしているままのシャアを自分に向かって突き出しているので、すぐさまそれに対応することにした。
「あ、ああ。分かったこいつは後で裁くことにするよ。前科もあるようだしな。」(それにしてもあのシャアをねじ伏せるなんてこの青年何者だ?)
「ええい!このままでは終わらんよ。幼女との同居法的に認められるまでまで私はあきらめん!」
「まだ、言うか!行くぞシャア。」
その後アムロは、愚痴を未だにたらしているシャアを引きずりながら、奉行所につれていった。

こんなことをしていたら、制裁した相手に報復される可能性があり、何より今回は明確な悪意を持っていたので良かったが、ただの軽い言い争いに介入し、相手から苦情がくるかもしれなのだ。
キラなら前者はその身体能力で返り討ちに出来るだろうが、後者の方は場合によってはそれを機に人間関係がこじれ、種死長屋から出て行かなくてはならないかもしれないのだ。
そんなこんなでアスランが悩んでいると、不意に扉が開かれた。
「牢屋からただいま帰りました~、って何悩んでいるんですかアスランさん。」
「ああ、シンか。出所してきたばかりところ悪いが、今はそれどころじゃないんだ・・・」
そんなことを言われシンは少しムッとしたが。たぶんキラのことで悩んでいるのだろうと思い、アスランを罵倒することは無かった。

シンはキラとアスランの家の隣の家に住んでいた。
家が隣と言うこともあり、シンはたまにアスランの家によることもあった。
シンはキラと違い、用心棒まがいの仕事をしており、腕っ節も良かったが一つ欠点があった。
喧嘩っ早いのである。
とにかく何か気に食わないことがあったら即殴り合い。
ちょっとした言い争いが元で相手をぼこぼこに殴り、奉行所で裁かれ牢屋に入れられることがたびたびあった。
しかも自分が悪いと思っていないから余計にたちが悪い。
今回も通行人と肩がぶつかってしまい、口論になると突然、
「あんたが悪いんだ・・・あんたが!」
と言い出し、相手に馬乗りになり相手の顔の骨格が変形するほど殴り、捕まり牢屋に入れられていたのだ。
で、刑期を終えちょうど帰ってきたところなのだ。
シンもシンで隣の家のことなので気になり、正直問題なのだが完全に更生の余地が無く、そのまま放っておいても前科を重ねまくっているので、次捕まったあたりで死罪になるだろうからアスランはもう諦めていた。
もし、シンのことで問い詰められても、「知りません。」「関係ない。」の一点張りで通そうと、アスランは考えていた。
キラの方はあくまで正義感で動いているので、まだ更生の余地があるとアスランは踏んだのだ。
「キラさんのことですか?」
「ああ、あいつは本当にお前みたいにひねくれているからな。まったく本当にどうにかならないものか・・・」
自分をたとえに出されシンはまたムッとしたが、話を続けることにした。
何度も牢屋にいれられているから少しはマシになったのだろうか?
と、ふとシンは思い浮かんだかのようにポンと手を叩いた。
「そういえば、牢屋にいた頃に聞いた話なんですけど、荻野富士にある祭貢神社って知っていますか?」
「その神社なら知っているが、それがどうかしたのか?」
「牢屋で相部屋になった囚人から聞いたんですけど、あの神社にそこそこの額の賽銭を持って、心を込めて願い事をするとそれが叶う、って噂があるんです。」
「確かにそんな噂があるな。」
「で、提案なんですけど、その神社に『キラさんを更生させてほしい』って願い事をすればいいんじゃないんですか?」
アスランは馬鹿馬鹿しいと思っていたが、実際藁にすがるような思いでそれを信じるしかなかった。
「・・・分かった。行ってみよう。」
「そのほうがいいですよ。いい結果が出るといいですね。それじゃあ失礼します。」
そう言ってシンは自分の家に帰っていった。
その後アスランは道なき道を行き、途中で何度も引き返そうかと思いながらも、山を気合で登り神社についた。
「ふぅ、ここか。噂道理本当になにもないな・・・」
そう言いつつも、アスランは賽銭箱に自分の半月分の給料を入れ、手を合わせ祈った。
「どうかお願いします。あのドジで猪突猛進なキラをどうにかして問題が起きる前に更生させてください。本当にお願いします。ついでに可能ならシンの性格もまともにして下さい・・・」
アスランは本当に慈悲を求める瞳を浮かべつつ、元来た道を帰っていった。
その直後、一人の巫女がその神社から姿を現したことなど、気がつく余地もなかった・・・


その日の夜

シンは出所した直後ということもあり、嬉しそうな顔で自分の部屋で寝転がっていた。
「う~ん、やっぱりシャバの空気が一番だな。まったくなんであの程度のことで牢屋にいれられなくちゃなんないんだよ。」
「そんな理由も分からないとは、やはりキラとかいう奴より先に寄って正解だったようだな。」
シンは突然聞こえた、聞き覚えの無い声に一気に気を引き締めた。
「!?だ、誰だ!姿を現せ!」
シンがそういうや否や、何時から潜んでいたのか天井から一人の少年が飛び降りた。
シンはすぐに臨戦態勢に入ろうとするが、その直後にその少年に体当たりで壁に叩きつけられた。
「な、何なんだよあんた。いきなり現れて!」
シンが抵抗しようと思っても、その少年の外見に合わない怪力で押さえつけられているので、抵抗すら出来ない。
「貴様は自分がしていることが正しいと思っているような。」
「あ、当たり前だろ。相手が言いがかりをつけてくるんだから。」
「その報復があのリンチか。いくらなんでも対価に合わないのではないのか?」
「はぁ、対価とかなんとかそんなの関係ないじゃないですか。相手が悪いんだから。」
「ならばシン・アスカ。お前を殺す。」
そういうや否な、その少年はナイフをシンののど仏の上辺りにに若干押し付けた。
ナイフの押し付けられた先から、細くて赤い血がスーッとシンの首伝ってを流れる。
「何なんだよ。いきなり『お前を殺す。』とかナイフを押し付けたり自分勝手なことをすき放題言って・・・」
「じゃあ一つだけ言おうか。今俺がやっていることは、いつもの貴様がやっていることとほとんど同じだ。貴様は暴言を吐かれた報復としてリンチをし、俺は貴様に暴言を吐かれたのと抵抗されそうになった報復として、今貴様を殺そうとしている。やっていることこそ違うが内容は同じではないのか?」
その言葉にこの瞬間シンは一気に罪悪感が襲ってきた。
自分は今わけも分からず理不尽な目にあっている。
じゃあ自分がこれまで殴ってきた人には、そんな理不尽な目にあう分の罪を犯したか?
否。それを悟ったシンは抵抗する気力がなくなってしまった。
ナイフで軽くさされた痛みが今のシンの気持ちを代弁しているようだった。

「そう・・・だったんですね。俺が悪かったんですね・・・」
「それが分かればいい。俺は次の仕事の準備をする。」
「ま、まってくださいあなたは・・・」
そうシンが叫んだときにはすでにその少年の姿はなかった。
次の日

「じゃあ、俺は仕事に行って来る。」
「気おつけてね、アスラン。」
いつも道理、アスランが仕事に行くのを見送ったキラは、アスランの家に入り戸を閉めた。
その瞬間に何者か後ろからに手で口塞がれた。
さすがにキラはシンと違いすぐに肘鉄で抵抗した。
その瞬間少年は後ずさったがすぐに体制を立て直した。
その行動にキラは驚いた。
自分の身体能力はそこそこ自慢であり、彼の攻撃を受けて立ち直った人など、見たことがなかったのである。
「お前がキラ・ヤマトか。」
とっさに話しかけられキラは混乱した。
何で自分の名前を知っているのかも気になったが、突っ込む余裕も無かった。
「え?え?うん。」
「キラ・ヤマト、お前を殺す。」
そう言うや否やその少年はいきなりキラに殴りかかった。
キラは混乱していたが、持ち前の身体能力でそれをかわすと、すぐにカウンターを放った。
しかし、その一撃にもその少年は耐えさらにキラに一撃食らわせる。
そういったパンチの応酬が続く中で、キラは起用にその少年に話しかけた。
「な、何なんだよ。一体。」
「貴様が混沌を作り出す前にお前を殺す。」
「はぁ!?」
そこで一瞬気を抜いたのがキラのミスだった。
その瞬間を突かれ、その少年はキラの顔面に渾身の右ストレートを放ち、キラをダウンさせた。
キラが殴られた頬をさするなかその少年は話をはじめた。
「お前は世の中の戦いが全て悪と考えているようだな。」
「当たり前だろ!戦いがあるから世の中が悪いほうに向かっていくんじゃないか!」
「だが戦いは憎悪といった負の感情だけで起こされるものではない。」
「え?それって一体・・・」
「理解のある戦いは、時に絆を生んだりお互いのストレスのはけ口になったりする。それに小さな戦いなど、だれの手を借りずとも自然と消えてしまうものだ。」
「でも・・・」
「貴様がそれを分からなかったのは、まだ貴様が『知らない』からだ。ただ世の中に漠然と流されているだけでは見えるものも見えてこない。」
「じゃあ、僕はどうすれば・・・」
「俺と来い。俺の住んでいる神社には、ちょうど使用人がほしかったところだ。お前は万能に物がこなせるらしいな。ならば適任だろう。だが、強制はしない。お前が来るか来ないか選べ。」
その言葉にキラは心の奥底に訴えかけられた感じがした。
そしてキラは返事をだした。
「はい・・・師と呼ばせてください。
その顔には決意が宿っていた。
「ただいまー、ってキラいないのか?」
仕事から帰ったアスランは、そう思うとちゃぶ台の上に手紙が置いてあった。
その手紙にはこう書かれていた。
『アスランへ、僕は働く先を見つけたのでここを出て行きます。いままでありがとう。また、会えるといいね。 キラ』
その手紙を読んだアスランはキラが成長したことに感激の涙を流した。
「キラ、がんばれよ・・・」

そのころキラとその少年は山を登っていた。
そこでふとキラが気になったことを少年に尋ねた。
「ところで、あなたの名前は何ていうんですか?」
少年は振り向かずに答えた。
「ヒイロだ・・・」
こうして神社の住民はまた一人増えた。
(あとがき)
どうも、こんな文章を最後まで読んでもらってありがとうございます。
あるすさんの設定に矛盾していないことを祈ります。
それと、ヒイロの性格が違いすぎだって!!
これじゃあランバ・ラルかロム兄さんだよ・・・
で、何で今回SEED系のキャラを出したかというとぶっちゃけこいつらはいじりやすいからです。
キラ→天然、腹黒アスラン→苦労人シン→ぶち切れ系キャラと、いったかんじな性格なのでキャラをいじるのがすごい楽です。
で、本当はキラを更生させるだけだったんですけどシンがあまりに悪人すぎてシンも更生させることになりました。
まぁ、おかげでそこそこ内容が増えたけどね。
でもまぁ、第2作目のSSだし少しは前よりよくなったかな。
最後に重ね重ね最後まで読んでくれてありがとうございました。

《管理人より》
面白いっ!
なかなかイイ内容じゃないですか~!!
つか、ヒイロはこの世界ではこれで良いんだと思いますよ、ワタクシも
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テーマ : スーパーロボット大戦 - ジャンル : ゲーム

2009/03/19 12:30 | SS【スパロボ系】-スパロボ仕事人COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

ヒイロ最強説

あの二人を更生させてしまうとは・・・
まさにヒイロ様様ですねw
また書いてくださいw

No:1198 2009/03/19 22:26 | ace3ファン #uAhoet2I URL [ 編集 ]

最強・・・

肉体ではドモンが最強だが、精神ではヒイロが最強かも知れない(非常識な方向で)

> また書いてくださいw
あくとさん、リクエスト来てますよ~!

No:1199 2009/03/20 01:23 | あるす #- URL [ 編集 ]

感想ありがとうございます

続編はそうだなぁ~
あるすさんなら分かりますけどとりあえずガンダム仕事人の中のキラのポジションは固まっていますので、今度はWガンダムチームが5人全員そろってから書こうかな?とは思っていますけど、ガンダム仕事人の中でのWガンダムチームのキャラが分かりませんのであるすさんがWガンダムチーム全員登場させた話を書くまではお預けですかね。
まぁ、最終的には私のモチベーション次第ですけどね。

No:1200 2009/03/20 19:42 | あくと #6Z79jEeU URL [ 編集 ]

うおっ、プレッシャー!?

> 続編はそうだなぁ~
> Wガンダムチームが5人全員そろってから書こうかな?
・・・すみません、仕置き相手が定まっておらず、困っております
どこかに女だけ攫って悪さしてた組織なかったっけなぁ(ぇ?

No:1201 2009/03/21 00:51 | あるす #- URL [ 編集 ]

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