【スパロボSS】真・スパロボの学園(7)~テスト~

ここんとこガンガンNextばっかりやってる管理人です
いろいろとすんません・・・壱華さんのコメント見て「ああ、そろそろ言われるかなぁ、と思ってたんだ」と苦笑いしておりました

だってスパロボ出ないんだもん(ぉぃ

ガンダム側は30周年で力入ってますからね・・・
でもこれはないだろ『アムロと安室の夢のコラボレーション』
ピンクのエルメスってお前・・・


さて、今回はかなりカオスです・・・主軸がぶれまくっていて、読みづらいかも知れません

学園ものって、自分でネタを振っておいて難しいな、と実感しております(血涙


「何を考えている、ガンダムを表に出すなど!?」
秘匿回線の向こうにいるティエリアに向かい、刹那は怒号を上げていた
だが、当のティエリは表情一つ換えず、こう返してきた
「ヴェーダの作戦プランだ」
「なに・・・?」
ティエリア曰く
スパロボ学園が紛争の根本になる『可能性』は充分にある。しかし、確約はない
今まで描いてきたとおり、巨大ロボットを使って騒ぎは起こしているが、何故かご近所にはあまりご迷惑がかかっていない
自分たちで起こす騒ぎ以外に、たま~に隣近所の恐竜帝学園とかが喧嘩をふっかけてくるのだが、これまたお互い上手いこと立ち回っているようで、やっぱりご近所が被害に遭うと言うことはまれである。そしてご近所の皆様も、あんまり気にしてない・・・と言うか生暖かく見守っているのが実情で、なんというかこう、平和である
この状況のまま、紛争の可能性のみで攻め込んでも、CBの理念からして"正しい"行いにならない
「だがいくら彼らがツメを隠したところで、"ガンダム"を目の前に出されれば、本性を出さざるを得ないだろう」
「ガンダムを"エサ"にすると言うのか・・・?」
「太陽炉を目の前に出されて、浮き足立たない組織があるとでも?」
何せ、人類が喉から手が出るほど欲しい永久機関である。軍事組織であるならば、それを手中に収めたい、と考えるのは明白であった。事実、"ガンダム"は多くの国家組織から、最高機密の塊として狙われているのだから
「だが、だからこその秘匿義務ではなかったのか」
「万が一の対策は施してある」
「・・・自爆・・・装置、か」
刹那がそう言ったあとには、シンとした空気が漂う。が、ティエリアは相変わらず表情一つ変えなかった
「そうなった場合でも、我々が責任を持って太陽炉"は"回収する」
「・・・」
「もしもが無いよう、任務を完遂することを期待している」
「・・・了解」
プッっと画面が途切れる
真っ暗になったそれを見下ろしながら、刹那は我知らず唇を噛んでいた
己の行為行いんで、ガンダムを藻屑とせねばならないかも知れない、その責任の重さを痛感してのことかも知れなかった



エクシアが運び込まれてから、2日経っても1週間経っても
誰一人として、それに対して突っ込んでくる人物がいなかった
いや、もちろん搬入の際に、一声掛けてくられたことがあったにはあった

例えば世話役として格納庫に付いて来たゲイナーは
「刹那のマシンは普通サイズだから、どこのコンテナを選んでも大丈夫だと思うけど、一応コナに見てもらうといいよ」
と、メカニックの紹介をしてそれっきりだったし
甲児などは
「おおー、お前も立派なMS持ってやがんなぁ」
と、マシンを持っていることには興味を示したが、それ以上のツッコミをしてこず
格納庫ですれ違ったキョウスケには
「なかなか面白そうな機体だな。是非手合わせを願いたいところだ」
と、対戦を申し込まれたが、だから何というわけでもなかったのであった

そんなことよりも学校は、別の波に飲まれようとしていた
「ああっ、グラヴィオンのエネルギー波の計算式が覚えられねぇッ!」
「誰かゼントラン語の辞書貸してくれよ~」
「リューの生態なんていつの授業でやった?」
そう
学校中が期末テストに向けてまっしぐらだったのである

「おぉい、刹那!ノート見せてくれ、ノート!!」
顔面蒼白で迫ってきたのは、同じくノートを貸すように頼んだら、速攻でレオナに叩かれた頬を真っ赤に張らしたタスクであった
「途中転入の俺のノートが役立つのか」
全くもって正しいツッコミであった
「だいじょーぶ、俺が聞きたいのは語学の方だから」
タスクが学期始めに何を思ったのか、第二外国語としてアラビア語を選んでいたのだった
「で?それをレオナに聞こうとして、叩かれたと」
「レオナちゃんなら、なんでも分かるだろうと思って聞いただけなのにさ」
レオナの知識レベルはともかくとして、仮にもゲルマン系の彼女に、アラビア語を聞くのは確かに何か間違っている
「いっやー、でも俺運がいいわ。鉛筆転がして決めた第二外国語もまんざらじゃねぇな」
仮にも一年習う学問を、そんな適当に決めていいのだろうか・・・そう考えている刹那の思考は、これまた至極真っ当であったが
だってどうせ俺ら進学がねーもん。そんなに成績に目くじら立てる必要無いわけ」
「・・・そうか・・・そうだったな・・・orz」
真面目につっこんだ自分を後悔する刹那
ではなんのためのテストなのだろうかというと、ただ単に区切りとしてやってるだけのようである

から~ん ころ~ん
「はいはーい、皆さーん!お待ちかねのテストの時間ですよ!」
両腕にテスト用紙を抱えて入ってきたのは、本日のクラス担当 ミスマル・ユリカであった
『この時代に・・・紙のテスト』
仮にもロボットがガコンガコンと動き回り、学校の校舎が戦艦に変形し、グラウンドの下に格納庫があるような場所で、今時ガリ版で刷ったテスト用紙。しかもよく見ると、ワープロ打ちですらない、手書きの問題用紙である
そう言えば学校の教師は皆、チョークで黒板に板書しているし、みんな必死にシャーペンでノートを取っている
こうして教壇で用紙を配っているユリカも、ナデシコ(実は高等部の校舎)で指揮を執ってるときは、しっかり電子表示系統に音声入力なのに、こう言うときだけちゃんとチョークセット持参である
刹那もタイピングの方に慣れているので、転校当初に渡された紙のノートに愕然としたのであった(そして自分の字の汚さにも・・・)
理由をそれとなく聞いてみたら、居眠り学生に向かってチョークが飛び交い、それをノートで受け止める光景のない学舎は学校ではない、と即答された
一体この学校の時代はいつなのだろうか。謎である

とまぁ、そんなことを考えている間にも、刹那の手元にテスト用紙が回ってくる
先にも書いたが、刹那は転入してきて間もないため、このテストで無理はしなくていいという特例を言い渡されていた
しかし仮にもガンダムである自分は、なんであろうと手を抜く気はない。少ない時間の中で、それなりに勉強はしたつもりであった
『さて、どんな手で攻めてくるか・・・』
まずは一問目に目を通す
"ゲッター1のゲッタービームが、メカザウルスの装甲1m四方を3秒で溶かす場合、真ゲッター1のゲッタービームは何分でメカザウルスを倒せるか"
一応数学の問題らしい。だが、刹那がゲッターロボに種類があると知るのは、まだもうちょっと後のことである
続いての問題
"次の文言のうち、感嘆を表す語はどれか
1.ユニバース!
2.デ・カルチャー!
3.YESだね!
4.オ・ノーレ!"

語学の問題として表記されているが、微妙に富野語の問題のような気がする
さて続いて行ってみよう
"次の台詞のうち、藤原忍の物はどれか
・やってやる!
・やぁってやるぜ!!
・やぁぁぁってやるぜぇぇぇぇぇっ!!"

どの辺がどう違うのか逆に説明して欲しい
"宇宙世紀0065年頃に行われた、ジオン・ズム・ダイクンによる宇宙移民の独立を説いた演説と、アフターコロニー165年に登場したヒイロ・ユイによる、宇宙移民と完全平和主義の意味を説いた演説の、共通点と相違点を述べよ"
『ヒイロ?あのヒイロか??だがそれよりも』
宇宙世紀にアフターコロニー
その年号に心当たりがない。やっぱりこの学園の時間が良く分からない
微妙に追い詰められてきた刹那の前に、立ちはだかる最後の問題
"次のうち、西暦1999年に起きたことはどれか
・SDF-1マクロスの落下をきっかけとした世界レベルでの紛争勃発
・第三次世界大戦が勃発。その後壊滅状態に陥った地球へ、ガルラ帝国が侵攻
・ギシン帝国による地球侵攻
・グラドス帝国への地球レジスタンス反攻作戦
・鋼鉄龍による日本への攻撃"

ここまでも良く分からない設問ばかりだったが、さすがの刹那も頭を抱えてしまった
『・・・1999年は・・・そんな年だっただろうか・・・』
どれを取っても地球は壊滅してる。よく見たら一回占領されてる歴史がある
そんなことになったら太陽炉とか軌道エレベーターどころじゃない気がする

きーんこーんかーんこーん
鳴り響く修了のベル
「はいっ、じゃあ回収回収!みんな早くねー、このあとは校庭に集合っ!」
ユリカの声に合わせ、皆てきぱきとテスト用紙を回収していく
「校庭?まだテストがあるのか。聞いていないぞ」
広いところに集まるとなると、体育のテストは実技なのだろうか。きょとんとしながらゲイナーに振り返る刹那
「テストはもう終わってるよ。この後は、測定があるんだ」
返事をしつつ、ゲイナーは学生服の上から、なにやらパイロットスーツらしい物を着込み始めている
「刹那も丁度マシンが間に合ったから、測定はちゃんと受けておいた方がいいよ」
と言うゲイナーの返事から察するに、どうやら各々のマシンを使って何かすることだけは確かなようだ
「みんな、集合は3時間後だ。遅れるなよ」
シーブックはいつにも増して学級委員長として忙しそうである
「ずいぶんと待機時間が長くなりそうだな」
「人が多いからね、全員揃って出撃するとなると、それなりに時間がかかるよ」
こういう場合多人数で乗り込む合体メカが、チームによっては所属学部が違うなどの問題があり、なかなか全員集まらないのだ。何せ校舎が戦艦を兼ねているのが原因で、その大きさが半端ないから、移動が大変なのである
例えばグラヴィオンチームはメイン層が高等部なのに、リィルだけ中学生なのが原因で、彼女は毎回アーガマからナデシコに走らねばならない。体力のない彼女だから、休み休みになるため、かかる時間は人の倍。そのせいで出撃が遅れると、毎回エイジのイラつきに斗牙が巻き込まれているとか
最たるのがアクエリオンチームで、機体は3機なのにエレメントがその倍以上いるため、この時期が近づくと出演権を賭けてデュエルってる場合もあるそうな
ずいぶんと暢気な話だが
「べっつに戦闘前じゃねーから、ノンビリしてたっていいのさ」
そんな風にいい通、真っ赤な戦闘服に着替え終わった甲児は、腕が鳴るぜと言うばかりに意気込んでいた
かくしてゲイナーの言うとおり、各自のマシンが収まった格納庫は、それぞれの持ち場に向かう人々の山であった。
エクシア納入の時以来だが、こうして改めてみてみると、様々なマシンが一堂に会し、その様は壮観の一言である
その一部に収まったエクシアの前に立った刹那だが、後ろから
「うわー、新しいガンダムか。スゴいなぁ」
と声をかけられた。ついに"ガンダム"について触れてきたかと、緊張して後ろを振り返ったのだが
そこには、子供のようにはしゃいだ笑顔の大学生らしい男と、その男と肩を並べて苦笑いしている金髪の女性がいた
およそ軍とはかけ離れた雰囲気の二人だったが、それさえも彼らのカモフラージュかも知れなかった
確かに自分は"エサ"だが、長期間にわたる実機の運用は、エクシアの秘密が露呈する確率が急上昇する
そう言う意味では、事は早く運んだ方がいい。そう判断した刹那は、単刀直入に質問を投げかけた
「何故これがガンダムだと分かる?」
急に刹那に睨まれ、その男女は少し眉をひそめた
その態度を"ビンゴ"か、と刹那は判断したのだが、返ってきた反応は少し違う物だった
「あら、やっぱりガンダムなの?」
あっけらかんとして返す女性に
「だろう?だってニナ、あの角とツインアイ、アレがガンダムじゃなくてなんなのさ」
さも自信満々にニナをこづくコウ
「もう、コウったら・・・そんなこと言ったら、バルディオスとかもガンダムになっちゃうじゃない」
「まぁね、ハハハ。でもガンダムはガンダムなんだろ、君?」
「あ、ああ・・・」
自分の質問は完全にスルーされ、逆に問い詰められて引いてしまう刹那
「重火器を最低限に押さえて、エネルギー切れと無縁の実体剣を持ち、装甲を削って軽量化させて、機動力にエネルギーを最大限に集めてるのか。一撃離脱の格闘戦がメインか。ふむふむ、なるほどぉ、今までにないタイプだね」
しかも一目で自分のガンダムの特徴を言い当てられてしまった。だがそのコウの言葉は、軍事的専門家と言うよりは、うんちくを披露するオタクのそれに近しい
「ああ・・・こうもガンダムが増えちゃうと、もう悶絶って感じね」
その横で、ふぅとため息をつくニナであったが、その表情はどこか恍惚として悩ましい
「そんなこと言ってニナ、実はガンダムが増えて嬉しいんだろ?」
「そうなんだけど・・・正直覚えきれないわ」
「えーっ、そんなの大したことじゃないよ。僕はなんとでもなるなぁ」
「ガンダムのことでコウに負けるのは・・・まぁいいか、貴方になら」
目の前でバカップルのいちゃつきを見せつけられる羽目になった刹那だが、それよりも彼は彼らの言葉の端々が気になっていた
「・・・"増えた"?・・・"覚えきれない"?」
「うーん、これで何機目かな。さすがに僕も数えてないけど」
と、コウが指さす先には
見渡す限りに"角とツインアイ"のついた、トリコロールカラーの『ガンダム』がずらっと並んでいた(厳密にはトリコロールじゃないのもいるんだが)
「あの細いのがカミーユのΖガンダムで、あそこの背中が特徴なのがキラのストライクで、あの風車を付けてるのがネーデルガンダムで・・・」
喜々としながらガンダムを説明するコウの背中で、刹那は灰になっていた
こんなにガンダムがいたら、そりゃエクシアが増えたぐらいじゃ誰も騒がないのも無理はない。しかし、太陽炉に触れないのは何故なのか
「あ、刹那さん。こんにちわ。測定に出るんですか?」
真っ白になりかけた刹那に声をかけたのは、いつぞやのウッソであった。しかし今日は、どうやらパイロットスーツらしい物に身を包んでいる。例外なく、彼も出撃するらしい
「お・・・お前も出るのか」
ようやく声を出す刹那だが、ウッソは彼の異常には気がついていないようである
「ハイ、あのV2ガンダムで」
ウッソの指さす先にあったのは、エクシアよりも小さなガンダム顔のメカで、そこには巨大な盾や長い砲身がついている
「ずいぶんと重武装のようだが・・・」
「はい、アサルトバスターは武装が多くて。でもメガビームキャノンなら、戦艦ぐらいならすぐ墜とせますから、効率は悪くないですよ」
「なに!?・・・ではずいぶんとエネルギーを食うだろう。そのわりに、ずいぶん小型だが」
太陽炉とはまた別の機関があるのだろうか。そんなエネルギーを生み出す動力源らしい物を、刹那は見つけられない
「ミノフスキー核融合炉は小さいけど、パワーがあるんです」
「でもヘリウムの補給が切れたら終わりだろ。俺のは無線で充電できるから、その点有利だぜ」
そう合いの手を入れてきたのは、インパルスの前で整備をしていたシンである
「ミネルバが近くにいないと、あとで危ないですよ。その点、僕のはIフィールド駆動なので、放っておいても動きます。排気もないですから、地球に優しいんです」
次に声を上げたのは、∀の足元をチェックしていたロランである
「おお、言うねぇ。それなら俺達のブライガーは、シンクロンシステムで異次元からエネルギーを取り出してるんだぜ。基本的にエネルギー切れの心配なし!さらにメカの大きさまで自由自在、無限変化」
と見栄を切るのは、校内に潜む悪を斬る、J9チームの一人木戸丈太郎である
そしてこれに触発されたように、ゾロゾロと現れる人々
「無限のエネルギーですって、スゴいですねお姉様!」
「ノリコ、私たちのバスターマシーンも、縮退炉で動いているから、理論上エネルギーは切れなくってよ」
「ヘビーメタルは太陽光線を直接エネギーにしているから、わりとエネルギー切れとは無縁だね」
「そういや、俺達のメカの動力源って不明だよなぁ。もしかして永久機関?」
「俺も知らん。だがOVAで一応エネルギー切れの描写はあったぞ」
「オーラ力って動力源?」
「たぶん。だから搭乗者の命が続く限り動くはず」
「オーガニックな感覚も、きっとその手の力だよ」
「最たる物は、イデの力ということで」
「コスモ、オチが強引だよ」
自分たちのメカの動力について、あれやこれや自慢し合う人々の中で、刹那はorzになっていた
どおりで誰も太陽炉をつっこまないはずであった
こんな不思議動力の集まりの中では、太陽炉は「たかが太陽炉」でしかない
そんな状況ではエクシアは切り札どころか、餌のついてない釣り針も同然であった

「どした刹那。気持ち悪いのか?」
がっくり来ている彼の背中をさする甲児は、そんなことを知る由もないわけで・・・
と、そこへ近づく巨大な影が三つ
「ヒュ~ゥ、今年もこの時期が来たか。腕が鳴るぜ!」
「・・・騒がしい」
「チーフは乗りが悪いよねぇ。お祭りなんだから、騒ごうよぉ」
刹那は目を丸くした。ガンダムクラスの大きさのロボが、向き合ってお互いに言葉を交わしたり、ガッツポーズを取ったりしている。さらに、女性のようなシルエットの物は、ご丁寧に内股で恥ずかしげなポージングをしてたりする
この間のドリルはまだ人間サイズなので、慣れれば耐性ができたものだが、今回はそうもいかない
「あれは・・・MSか?HMか??MAか???」
「違う違う、ありゃバーチャロイドってんだよ」
「バーチャロイド・・・ずいぶん人間らしい動きをするのだな。パイロット同士で会話をすればいい物を、あんなにクネクネと」
「んー、俺も中の人見たこと無いんだよな、これが」
そう言う甲児の目の前に、バーチャロイドの一体がぬっと顔を寄せてきた
「ヘイ甲児!俺達に中の人なんか居ない。有るのは熱いハートのみ!」
「はいはい・・・いつかこっそり、その装甲引っぺがして中身を見てやるぜ」
憎まれ口を聞く甲児だが、別に心底嫌という素振りもない
「ちなみに少年!俺達の動力源に至っては、セ○サ○ーンだぜ!」
にこやかに笑って(?)背を刹那に向けたそれの背中には、白い巨大なゲーム機らしき物が中身のディスクをキュィィィィィンと回転させていた
「Vコンバーターと言え、ハッター」
チーフが冷静にツッコミを入れるが、刹那の精神は崩壊寸前であった
「各校舎、変形急げ!測定に出る機体は、カタパルトスタンバイ!!」
ゴゴゴゴゴゴ・・・と轟音を立て、各校舎がその姿を変えていく
余談だが、初等部の校舎はライジンオーやガンバルガーのメカが出て行ったあと、順次変形してゴウザウラーになるので、出撃準備までものすごい時間がかかったりする
そうして一堂に会したスパロボ学園のメカは、ゆうに100体以上
そんな数のメカが並べるほど、校庭が広かったか記憶にないのだが、その辺りは演出なので、気にしてはいけない
「一年でどれだけLV上がったかな」
「特殊技能もそろそろ新しいのが欲しいし・・・」
などという会話が漏れ聞こえてくる。会話の意味が分からず、とりあえず立っているエクシアのモニターに、巨大なドレームを乗せたメカが映る。高等部のライトが乗るD-3である。その他、ギリアムが乗るゲシュペンストや、ヴィレッタのR-GUNなどが並んでいる
「さーて皆々様、お楽しみの測定を開始しますよ!」
言われるが否や、飛び出たのは甲児のマジンガーであった
「はいはーい、俺一番乗りね!」
「ま、その辺は恒例だかんね。ほい、精神コマンド『偵察』
ピッ
<兜甲児 Lv20
底力Lv5 切り払いLv1
特殊技能・・・マジンパワー
精神コマンド・・・必中 ド根性 鉄壁
射撃180 格闘210 命中215 回避197 技量199 防御185>

「あー、やっとマジンパワー覚えたんだ、甲児君」
「これでようやく鉄壁の効果が表に出るんだわさ」
「でもまだ命中が低いし、防御を延ばさないと・・・」
なんだなんだ?と呆然としている刹那の前に、ゲシュペンストがぬっと現れる
「刹那君、君は初めてだったな。大事な一回目の測定だ。しっかりメモを取るように」
「・・・は?」
問答無用で偵察コマンドを使うギリアム
ピッ・・・と言う音と共に、どうにもアニメチックな表現だが、刹那の頭上になにやら吹き出しが現れ、するすると何かの情報が表示されるではないか
<刹那・F・セイエイ Lv10
インファイトLV1 切り払いLv2
特殊技能・・・ガンダムマイスター(気力150で発動。太陽炉を搭載したガンダムに乗っている場合、回避の数値の最終補正+80% 攻撃力の最終補正+70%)
精神コマンド・・・集中 不屈
射撃190 格闘187 命中240 回避250 技量184 防御160>

「な、なんだこの数値表示は!?」
その吹き出しを力尽くで目の前に引っ張り出した刹那は、見たこともないパラメーターの羅列を見て、思わず叫び声を上げる
「それこそ、今の君の学園内でのレベルだ」
「聞かなかった?"測定"だって」
それに続くように、周囲でも同じようなパラメーターが、浮かんでは消え浮かんでは消え、それの度に一喜一憂する生徒達の声がするではないか
「ああー、あんまり去年と変わってないなぁ、僕」
測定結果があまり進捗してなかったらしいゲイナーのキングゲイナーは、表面の模様が少し寂しげになっている
「日頃からゲームばっかりやってるからだろ」
「通常の授業でもサボってんだからなぁ」
まぁつまりそのなんだ、体力測定ならぬスパロボパラメーター測定なんである
「あ、それ以外にもこれから、ロケットパンチ飛距離試験とか、撃ち落とし力検定とか、シールド防御技能検定もやるから」
ロケットパンチ飛距離試験では、昨年辺りからアクエリオンが無限パンチでズルをするので、試験がきつめになっているとかいないとか
「な、なんなんだ・・・?こんなことをやって、一体全体どうするとでも」
一見、軍隊の訓練結果の測定に見えるが、とても真剣にやっているようには思えないし、命がかかっているとか、そういう風にも感じられない
「理由は単純明快だ。ご近所に迷惑をかけずに行動するならば、自らを鍛えなければならない」
エクシアの後ろにぬっと現れたガンダムから、ヒイロの声がした
「そのガンダム、ヒイロ・ユイか?」
刹那の問いに答える代わりに、ヒイロは続けた
「技量が上がれば、トラブルが起きたときに、それだけ早く事を終わらせることができる。俺達の日頃は、そのためにある。ちなみに、だ」
ピッと音がして、ウィングガンダムの上にもステータスが表示された
<ヒイロ・ユイ Lv20
撃ち落としLv5
切り払いLv3
底力Lv3
精神コマンド・・・集中 ひらめき 熱血
射撃200 格闘192 命中252 回避273 技量198 防御162>

「これぐらいに上がっておかないと、この後苦労するぞ」
「苦労・・・ってなににだ?」
そんな二人(二機?)の背後で、ブライト艦長の声が響き渡る
「よーし、撃ち落としのLvが高い者はバックへ、切り払いができる者は前に配属するぞ」
「なんだ、戦争でもやると言うのか?」
「ああ。もうすぐ年末年始なのでな、ご近所の百鬼帝学園さんと恒例の雪合戦だ」
元はと言えば、古くさい学園同士の抗争が発端だったのだが、今となってはこの辺りの新年の行事として親しまれている
とはいえ、あっちはあっちで、全長20m強の百鬼メカに乗ってくるので、学園側もロボに乗ってないと、まともに雪合戦ができないのである。そしてたかが雪合戦といえども、直径3m以上の雪の塊が、たまに音速に近い勢いで飛び交うため、参加する方も命がけだったりする

「お前もそれに参加することになる。その腕では奴らの雪玉を受けて墜ちるぞ」
そんな必死な様がご近所には評判らしく、毎年大勢の見物客が押し寄せているのであった。だが仮にもロボに乗っている学園の生徒はともかく、見物客の大半は生身である
「自分たち以上に、周囲に被害が出ないようにするには、メインの選手とは別に撃ち落とし要員が必要だ」
近場に飛んできた場合は剣で切り裂き、外野に飛びそうならビームライフルで蒸発させるというわけである。それでも遠くに飛びそうな場合、ロケットパンチで狙撃したり、テレポートして受け止めることもやったりする
「まさか・・・そのためなのか?日頃のロボット操縦訓練は」
「全てがそうとは言わないが、比率は高い」
「本気か?本気で言ってるのか!?」
念押しで聞いてみた刹那だが、ヒイロの答えはあっさりしていた
「深い意味を求めているのか?考えすぎると禿げるぞ、五飛のようにな
「これだけの武装と力を持っていてか!?いくらなんでも冗談が過ぎる!!」
「俺は冗談は言わない」
エクシアとウィングの間に、ひゅ~るりら~という風が吹き抜けたような気がした
「まぁとにかく、やるだけやることだ。ちなみに俺は、初参加してから一度も墜とされてない」
エクシアごと真っ白になっている刹那を置いて、ヒイロはバード形態に変形させたウィングと共に虚空に去って行った

力がありながら紛争を起こさないのは何故なのか?
彼らを中心に戦争が起きないのは何故なのだろうか?

その辺りについて明解な理解は、刹那はその時ついにできなかった(まぁ普通無理だ)
だが
「・・・負けん・・・俺は、ガンダムだ!」
事の理不尽さはともかく、ヒイロにだけは負けたくない彼は、一人コクピットで燃えていた。そうするしか、自分を保てなかった、と言うのもあるが・・・

しかし当日
ものすごい密度で飛んでくる雪玉を避けられず、思わずトランザムして太陽炉をフル活動させてしまって、その辺にGN粒子を大量にまき散らして大混乱に陥らせた挙げ句、トランザム終了後の一瞬の隙に流れ雪玉の直撃を受け、敢えなく撃墜されたのだった

甲児やヒイロ、そして刹那のパラメーターは適当ですw
何かいい案があったら差し替えます<(_ _)>

ちなみに、1999年にあったことは?の設問は、アレ全部設定上本当です
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テーマ : スーパーロボット大戦 - ジャンル : ゲーム

2009/12/16 00:36 | 刹那 参戦編COMMENT(3)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

急かしてすみません

なんか、急かしてしまったようで、すみませんでした。
でも、今回のテスト&能力測定は笑いました。
あんな問題ないですよ。
ところで、LVってどうやってあげるんでしょう?やっぱりご近所との対抗戦?
あと、キラとシンは初期機体なのに、ウッソがアサルトバスターなのは、まだLVが低いからですか?

最後に…
安室とアムロの巡り合い宇宙はガンダムファンにとっては怒りより呆れなんですね。………納得………

No:1657 2009/12/16 04:27 | 壱華 #0KaC75xM URL [ 編集 ]

せっちゃん……可哀そうに…

幾らガンダム馬鹿だとは言え、年下ながらもスパロボ暦では先輩なゆいゆいに完敗とは……。
せめてエクシアがR2verだったら、まともに勝負できただろうに……(Gジェネウォーズでは21歳版が非番だから…


>エクシア
ぶっ飛んだ機体が多い中じゃ、確かに目立たないですね(笑)

>せっちゃんのパラメータ
明らかに訂正しなきゃならない箇所を発見。
せっちゃんは射撃より格闘の方が得意です!(核爆)
1期版の射撃の腕は、本人曰く『当たらなくとも牽制になればいい』レベルの筈です。

>ゆいゆいのパラメータ
特殊技能が無いのがめちゃめちゃ気になります。
一体何ですか?まさか、『ゼロシステムで暴走しない』と言う一文が隠れてるとか……?

>GN粒子を大量にまき散らして大混乱に陥らせた
以後はトランザム禁止ですね、分かります(笑)

>トランザム終了後の一瞬の隙に流れ雪玉の直撃を受け、敢えなく撃墜
被ダメ2倍の硬直の所に運悪く直撃だったんですね、分かりま(ry
何というガンネクネタ……

No:1658 2009/12/16 21:14 | 漆黒の翼 #e9EPk88s URL編集 ]

次はクリスマスネタだ!

ふぅ、外は寒い寒い
部屋の中でぬくぬくゲームがしたいモノよ・・・

壱華さん>
急かされてなんか無いですよ!
むしろトリガーが欲しかったんで助かりました
あのままでは延々とNextやりっぱでしたよw
>ところで、LVってどうやってあげるんでしょう?
基本的には日頃の訓練で上がるという裏設定があります
>キラとシンは初期機体なのに、ウッソがアサルトバスター
キラは歳を取らないとフリーダムに乗れないから(ぉぃ
シンは一回キラを殺らないとデスティニーに乗れないから(こら
ウッソはスパロボ歴が長いから(なんじゃそら

漆黒の翼さん>
おお、確かにせっちゃんのパラメーターが逆だw
次回のネタにさせていただきます(核爆
>ヒイロの特殊技能
イヤ・・・多分ヤツは・・・何も持ってないと思うんですよ・・・
あったとしても「強運」ぐらいかと・・・
なんせ某Dでは、軒並み登場人物がエンジェル・ハイロウにやられる中、フツーにしてた男ですから、ええ
>以後はトランザム禁止ですね
おそらく発動しそうになると、ロックオン兄さんに狙い撃たれるんだと思います

No:1659 2009/12/17 00:17 | あるす #- URL [ 編集 ]

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