【漫画書評】アオイホノオ《1》

新型PS3が、今度のE3で発表される・・・かも知れないらしい
慌ててPS3を買わず、様子を見ていた自分が勝ち組になるか
単にマイナーチェンジで(´・ω・`)になるか
運命の別れどころである

そんなデカい事じゃないんだけどねw


さて、今月はちょっとマンガを買い足してしまった
アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス)アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス)
(2008/02/05)
島本 和彦

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島本和彦先生自体は嫌いではないが、好きというわけでもない
「燃えよペン」や「吼えろペン」などは、パロディとしてもドキュメンタリーとしても面白いと思うのだが、コミックを買いたいとは、申し訳ないが思ったことがない


その理由は何であろう
ハッキリとは分からないが、多分・・・如何せん、そのなんだ
絵と作風が、古くさいというか

いや、自前でたいした絵も描けない癖に、エラそうにと言うことは充分分かっている
だが、この奇妙な熱臭さを放つ画風は、先生ご自身の構築したい世界と、残念なことに斜め45度ずれている気がするんだ

しかし、この「アオイホノオ」に限って言えば、そのバカみたいな温臭さが、主人公である"某漫画家志望 ホノオモユル(19歳)"の青臭さと非常にマッチしていてる
各回に必ず一回は表現される、青年独特の奇妙な自信と、それが打ち砕かれた時の尋常ならざるショックの感情表現とが、あの熱すぎる画風と絶妙にシンクロしているのだ

さらに、この本を読んでいると
「ああwわかるわかるww」
と言う、奇妙な親近感も湧いてくるのが、密かに面白いと思い続けて立ち読みしていた所以、とも言える
それと、某所での所感もあり、今回は全4巻まで一気に揃えてしまった

初巻から既に内容がぶっ飛んでるが
第一章でいきなり、自信満々に
「あだち充はアレだな!だがオレだけは認めてやろう!!」
とか
「(当時の)少年サンデーでSFラブコメ書いても、読者に分からないだろ、高橋留美子!」
とか!
「ブライガーはOPとEDは素晴らしいが、本編はアレだな!見なくてもOK!」
とか!!
ホノオ(=ほぼ先生本人)に言わせちゃうのが恐ろしいw
仮にも商業誌ですよ、アンタww

そしてその書評が、早々と第二章で打ち砕かれる
具体的には、ビックコミックで「みゆき」が連載され初め、サンデー内での「うる星やつら」の内容の急激なパワーアップにより、巨匠が巨匠たり得ていくわけである
ここに至り、ホノオは自分の評価がいかに甘く、世間に取り残されているかを知り、もの凄いアツく打ちのめされるのであるw
マンガは全体的にこう言うパターンで、どこかで「いける!」と自信を掴んだホノオが、大体4~5P後に何らかの形で、その自信をこなっごなにされるのが、何とも哀愁をさそう
第6章などでは、たまたま自分の部屋に遊びに来ていた女子生徒に、金田伊功氏の演出(金田ビームとか金田飛びとか)を自信満々に語った後、まったくそれに感慨の湧かない女子生徒の態度に、自分がイヤになってしまう場面がある。これなんて、今でもあることだろうねぇ、と思うと涙がそそられるではないか(苦笑

さて、第三集にて、ホノオの友人がアニメ誌の特集を語り
「TVアニメの格好良いのは、全部安彦良和が書いてる(当時)」
と言う台詞が出てくるが、これには管理人は激しく同意である(全部というのは誇張しすぎとしても)
ちなみに管理人が思うところの、最高峰の安彦アニメは「巨神ゴーグ」だと思う
もちろん「F91」だと言う人も居るだろうけどね
だが問題はここでホノオが
「安彦って、あのガンダムのキャラデザの。あの主人公とかこう、極端な立ち方する。ちょっと濃くないかあの絵、マニア好みというか」
と言っている。あんたホンマに神をも恐れんな、仮にも商業誌で!w
そして当のご本人が、20年余り後にガンダムのキャラ原案に参加しようとは、この頃夢にも思わなかったであろう・・・

余談だが管理人はGガンダム放映時、ガンダムが大量に出てくることの方にショックを受け、キャラクター原案のテロップまでちゃんと見てなかった。最終回を見て改めてスタッフ欄を見返し、島本先生の名前を見つけた時
「ああ、Gガンダムはだから、ああいうキャラだったんだ!」
と納得したという、妙な思い出がある


そんなこんなで、いろいろな人たちが出て来ては、面白可笑しくホノオの人生に杭を入れていくわけである
今回の場合は、第4章で出てくる矢野健太郎氏とかね・・・マンガ描きすぎて3回留年とか、どういう人生ですかw

しかし、このシリーズに欠かせないキャラとして
第一章から延々と登場し、毎度ホノオの前に立ち塞がっては自信を木っ端みじんに打ち砕く、庵野(後の庵野監督)のインパクトであるw
何で出る度、衣装がウルトラマンの恰好(のオマージュ)なんだろう?と思ってたら、第4章でその謎が解けた
そうか、ウルトラマンのパロディやったんだ、これがそうか・・・
この後も続々と、庵野監督はホノオのプライドを叩きつぶしていく・・・斜め45度の発想を遺憾なく発揮して
庵野監督って、昔から変人だったんだ、と言うのが良く分かるマンガ、なのかも知れない(・・・アレ?

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テーマ : 漫画の感想 - ジャンル : アニメ・コミック

2010/06/13 01:15 | 漫画書評COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

質問してもらったので

> CEのMSはイマイチ構造が分かりづらいですな
> 何でも付いてりゃいいってもんじゃねーぞ!って思いますよ。特にこのデスティニーは
>
> 未だに良く分からんのは、このハイパーデュートリオンですよ
> CEの核って核分裂ですよね?
> 充電技術があるなら、いくら持続性を求めるからって、核詰まないで伝送システムだけにすりゃいいのに、と思うワタクシはCEのMSを理解してないのだろうか?
  
えっと答えになってるのか解らないのですが。

CEのMSはバッテリー式ですよね?
これはフリーダムやデスティニーの様な核搭載型のMSも同じなわけで
核動力搭載MSは直に核エンジンから電力を供給しているのではなく、発電し一度バッテリーに蓄電してから使用している訳なんです
そして、核動力MS全般にいえることであるが、エネルギー消費が激しく、供給電力と使用電力が上回れば42話のデスティニーのようにエネルギーダウンを起こすとのことであるのです

ハイパーデュートリオンは機体内でデュートリオンビーム(インパルスのアレ)を生成して
バッテリーに送電するってシステムなので

供給電力を全て消費してしまってから
再度チャージまでのロスが極端に少ない~~ってのだったはずです……はい
合ってるといいなぁw

(なんか、レーザー核融合説なんてのも、有るんですよ)

No:1954 2010/06/13 14:19 | 黒アゲハ #- URL編集 ]

よくわからない

なるほど、悪魔狩りは他の読者にはこう見えるのか(笑)

声優さんについて>
ミカエル→保志さん
ガブリエル→子安さん
マギー→皆口さん

…聖闘士な悪魔狩りも見たい気が(爆)

No:1955 2010/06/14 00:25 | 飛白 #- URL [ 編集 ]

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